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一応R18にしていますが、ソフトに抑えています。苦手な方は飛ばしてください。
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誕生日のいつもより豪華なディナーの後、自室に戻ろうとすると侍女に止められた。
「奥様のお部屋は今日から旦那様の隣室になります。こちらへどうぞお越し下さい。」
案内されたのは、アル様の部屋の隣だったが、あるのはいわゆる居間だ。
「寝室は?」
「そちらのドアから入りますと旦那様の寝室です。」
いきなり同室で眠ることに驚いたけれど、眠らせてもらえるのかも不安になる。
一応、閨でのことは、エイミー様にレクチャーしてもらったけれど…
アル様が部屋に戻るまでに湯浴みを済ませて、夜着に着替え寝室にひとり置いてかれた。
いつもなら寝るまで部屋にいる侍女もいない。
とりあえずベッドに腰掛けて、待っているとシャツにスラックスのアル様が入ってきた。
「ティア…」
アル様に熱を帯びた瞳で見つめられて、少し掠れた声で呼ばれると私の胸はドキドキしてくる。
優しい触れるだけのキスは、一度離れるとそのまま、私の身体をベッドに倒して、今度はさっきとは違い、唇が離れてくれないキスに変わった。
「っ、ん」
息苦しさに口を開くと私の口の中にアル様の舌と思われる感触がして、一瞬驚く。
でも口腔内を攻められている間に体がほわんとしてきて、何をされてもいいような気分になった。
アル様の唇が離れたことに寂しさを感じる間もなく、額に頰に首筋にキスをされ、さらに首筋をペロリと舐められた。
「ひゃん。」
「ティア。大好きだよ。時間をかけて、ゆっくり愛してあげるから。」
優しい言葉にホッとしたのもつかの間、それほど大きくない胸を掴まれ揉まれると頂を吸われて、もう何がなんだかわからなくなった。
それでもアル様の手が下に動き、太腿の内側を触り始めるとビクっとした。
「大丈夫だよ。ティア。」
「は…い…」
アル様は、私の誰も触ったことのない場所を指でなぞり始め、私は経験したことのない不思議な感覚に襲われた。その感覚にどうしていいのか分からず、脚を閉じようとするとアル様にこじ開けられ、事もあろうに舌で舐められた。
「や、あ、アルさ…ま。そこは…」
「ティア、甘くて美味しいよ。」
「だ…め…そんな…」
「ティアは、初めてだからちゃんとほぐして濡らさないとね。」
執拗に攻められて、目の前が真っ白になった。
「ティア、挿れるよ」
いままでと違う質感に痛みを感じるが、幸せだと感じる自分もいて辛くはなかった。
目の前に星が瞬いたような気がした後、気を失ってしまった。
気がついた時には、アル様が私を抱きしめて眠っている。
身体のだるさは残っていたが、アル様がいる事にとても幸せを感じていた。
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誕生日のいつもより豪華なディナーの後、自室に戻ろうとすると侍女に止められた。
「奥様のお部屋は今日から旦那様の隣室になります。こちらへどうぞお越し下さい。」
案内されたのは、アル様の部屋の隣だったが、あるのはいわゆる居間だ。
「寝室は?」
「そちらのドアから入りますと旦那様の寝室です。」
いきなり同室で眠ることに驚いたけれど、眠らせてもらえるのかも不安になる。
一応、閨でのことは、エイミー様にレクチャーしてもらったけれど…
アル様が部屋に戻るまでに湯浴みを済ませて、夜着に着替え寝室にひとり置いてかれた。
いつもなら寝るまで部屋にいる侍女もいない。
とりあえずベッドに腰掛けて、待っているとシャツにスラックスのアル様が入ってきた。
「ティア…」
アル様に熱を帯びた瞳で見つめられて、少し掠れた声で呼ばれると私の胸はドキドキしてくる。
優しい触れるだけのキスは、一度離れるとそのまま、私の身体をベッドに倒して、今度はさっきとは違い、唇が離れてくれないキスに変わった。
「っ、ん」
息苦しさに口を開くと私の口の中にアル様の舌と思われる感触がして、一瞬驚く。
でも口腔内を攻められている間に体がほわんとしてきて、何をされてもいいような気分になった。
アル様の唇が離れたことに寂しさを感じる間もなく、額に頰に首筋にキスをされ、さらに首筋をペロリと舐められた。
「ひゃん。」
「ティア。大好きだよ。時間をかけて、ゆっくり愛してあげるから。」
優しい言葉にホッとしたのもつかの間、それほど大きくない胸を掴まれ揉まれると頂を吸われて、もう何がなんだかわからなくなった。
それでもアル様の手が下に動き、太腿の内側を触り始めるとビクっとした。
「大丈夫だよ。ティア。」
「は…い…」
アル様は、私の誰も触ったことのない場所を指でなぞり始め、私は経験したことのない不思議な感覚に襲われた。その感覚にどうしていいのか分からず、脚を閉じようとするとアル様にこじ開けられ、事もあろうに舌で舐められた。
「や、あ、アルさ…ま。そこは…」
「ティア、甘くて美味しいよ。」
「だ…め…そんな…」
「ティアは、初めてだからちゃんとほぐして濡らさないとね。」
執拗に攻められて、目の前が真っ白になった。
「ティア、挿れるよ」
いままでと違う質感に痛みを感じるが、幸せだと感じる自分もいて辛くはなかった。
目の前に星が瞬いたような気がした後、気を失ってしまった。
気がついた時には、アル様が私を抱きしめて眠っている。
身体のだるさは残っていたが、アル様がいる事にとても幸せを感じていた。
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