俺は悪役王子様!

水魔沙希

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1.幼少期!

42.一つの物語の終わり!

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そして、そのまま退散。最初から教える気なんてなかったのか。それにしても、赤子になったままの護衛達をそのまま放置しておいて、良かったのか。


『知らなーいっ!僕の知った事ではないもん!それに、服装から断定できるでしょ。』


まぁ、それもそっか。でも、これで悪役王子も役目は終了か。これで、もう俺は悪役王子にはならずに済むのか。


『そうだと、いいね。もうゲーム世界とか関係ない。これからは自分の世界を生きるんだ!』


それは楽しみ。もっと、俺にも身体の主導権が欲しいところではあるけど。


『まぁ、気が向いたらね?』


ひでー。それ、適当に言っているだけじゃない?


『そうかもねー?』


でも、出来るなら王子様にはなりたくはなかったな。


『それはそうだねー。国王と相対するのはまずったかもー。』


でも、そのおかげで母上もきっちりと決別できたじゃん。あれはあれで良かったんだよ。
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