我が名は、リリアンローゼ☆

1.幼少期

2.グレイシアたん、爆誕！

ドキエデのグレイシアたん。どんなだろう。いや、わかってるんだけど、いち早く逢いたいなぁ。]


そう心の中で呟いていると、女神リリシアが声を掛ける。


リリシア『すみません。私の手違いで、うっかり胎内の赤ちゃんに転生してしまいました。……それ自体は問題ないのですが、自我の発現をうっかり胎内での覚醒をしてしまいました。ここはクラリス・アクセル様のお腹の中であなたは飛鳥様及びこれからはグレイシア・アルフォード様になるお方です。あなたの好きなグレイシアたんです』


えっ、グレイシアたん？？


リリシア『はい。グレイシアたんです。そして、いずれかグレイシアたんの自我も、あなたの中に生まれ、二重人格のような症状を送る。私は加護を与える為、参りました。では、王位継承・・・・の印を埋め込み、隠してしまいましょう。救世の力・・・・を埋め込み、隠してしまいましょう。そして、あなたは奇跡的な歌声で、人々を救うのです。歌姫リリアンローゼとして、それなら、文句は言わせません。あなたの好きなリクエストを詰め込みましたから、では、さらば☆』


と、消え去ってしまう。グレイシアたんーーー！？あの、グレイシアたんーーー！？ドキエデ、最強で最悪の裏ボス、グレイシアたんーーー！？


王族ながら、庶子のグレイシアたん。メイドとの間に出来る男の子。1歳の頃、王族としての、色彩金髪碧眼を発動させ、王位継承権第四位だったはず、本来なら。そして、チートたりえる能力、王族紋章継承魔法が使える。これは、死者を生き返らせる以外の全てのことが可能になってくる、ラスボスチート。500年に、一度しか生まれない。それ以降行方知らずとしかないのだが、ドキエデ1としては、裏ボス。まぁ、RPGとしての側面もあるから、それはそれで、面白い。その時は、謎の少年としか出てもこないが、後程のファンディスク以降グレイシア・アルフォードは出てくる。グレイシア・アルフォードは王族の第4王子に生まれながら、庶子で、王族紋章継承魔法を受け継ぐ者だから、相当王族に恨みを持っている。何故なら、グレイシアたんの実母はメイド、初日で、王妃様ご懐妊パーティーで珍しく酒に溺れた、襲われ、ショックで、翌日辞めるが、その後、グレイシアたんを身籠ってしまう。そして、1人故郷で産み、初産で亡くなってしまう。まぁ、チートの子供を産むから、仕方ないけど！然も、不幸は続く。幼い頃、カレの故郷は、強盗に襲われ、壊滅する。それからは、復讐を誓って生きる。それも国を滅ぼせるくらいに強い。実際、彼のバッドエンドで国は滅びるし、ハッピーエンドでも仲違いしたまま、国を滅ぼしかけたというのにも関わらず、なんとか逃げ切るチートなやつである。


こんな可哀想な境遇の子供でも、かっこいいと思ったんだもん！守らなきゃ。だから、王族紋章継承魔法で、なるべく安産で生まれるように、努めて爆誕！！