18 / 18
第二章 神が及ぼす影響について。
俺達のパーティについての話。 大翔Side
しおりを挟む
☆☆☆☆☆☆
神巫女である平さんの能力の向上が半端なかった。これは神である白石君がこの国を良くしようとしている事だと思った。ただ、おそらく、本人は無自覚なんだろうなって思いもしたけれど。それでも、俺は、嬉しかったんだ。彼が生きている事。改革を推進していこうとしていく姿勢。
それに、俺も応えなくては。激しく、思った。
俺は、皇君とも柊さんとも平さんとも仲良くやっていた。今では、皇君とは親友と呼べるような仲になったのではないかと思う。彼も俺を慕ってくれるし、腹を割って、話をしてくる。本当にいい奴だ。彼の言葉には嘘が見えなかった。
え?意外だった?俺って空気が読めない代わりにこういう事には敏感なのである。よく友人には言われるんだ。『お前には嘘が吐けないな。』と。俺は嘘が苦手だ。そういうところは案外、人間の腹黒い面を見てきたからでもあるのだろう。その話はまた今度。
俺達はパーティを組んで早くも2カ月。
神巫女である平さんは神の加護を強く感じると言った。あぁ、白石君が頑張っている証拠だ。最近では、俺達はS級の魔物と相対せるようにまで、成長をしていた。
魔王を倒せる日も近いのではないかと思った。
☆☆☆☆☆☆
神巫女である平さんの能力の向上が半端なかった。これは神である白石君がこの国を良くしようとしている事だと思った。ただ、おそらく、本人は無自覚なんだろうなって思いもしたけれど。それでも、俺は、嬉しかったんだ。彼が生きている事。改革を推進していこうとしていく姿勢。
それに、俺も応えなくては。激しく、思った。
俺は、皇君とも柊さんとも平さんとも仲良くやっていた。今では、皇君とは親友と呼べるような仲になったのではないかと思う。彼も俺を慕ってくれるし、腹を割って、話をしてくる。本当にいい奴だ。彼の言葉には嘘が見えなかった。
え?意外だった?俺って空気が読めない代わりにこういう事には敏感なのである。よく友人には言われるんだ。『お前には嘘が吐けないな。』と。俺は嘘が苦手だ。そういうところは案外、人間の腹黒い面を見てきたからでもあるのだろう。その話はまた今度。
俺達はパーティを組んで早くも2カ月。
神巫女である平さんは神の加護を強く感じると言った。あぁ、白石君が頑張っている証拠だ。最近では、俺達はS級の魔物と相対せるようにまで、成長をしていた。
魔王を倒せる日も近いのではないかと思った。
☆☆☆☆☆☆
1
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる