上 下
12 / 128
第1章 幼年期

神?神なんてくそくらえだ!!

しおりを挟む
☆☆☆☆☆☆

神からの宝剣は、創造魔法でアイテムボックスを作り、そこにしまった。しかし、これが使える頃、立派な魔法騎士になっていることだろう。俺は階段を下り皆が待つ教会に戻った。

まず、声をかけてきたのはルーラ兄さんだった。

「ロイス。神の加護は得られたか?」

うーん"(-""-;)"
あれって、神の加護を得る儀式なのかよく分からなかった。

「うーん(゚-゚)一応?魔法騎士になりたいことバレてたしね。」

「やっぱり、お前も魔法騎士になりたいか!!神の声は聞こえたんだな。よかった!」

え!?それじゃあ、姿を現すのがおかしいみたいじゃないか。俺は次代の神の担い手って?何で、俺が神にならないといけないんだよ!!

自由にモンスターとか倒したいの!剣術だって、全部俺のワガママだもん!!・・・でも、チートにはとても憧れる。

そんなことを考えていると、リーナが俺にくっついてきた。・・・ずいぶん、寂しがらせてしまったからな。兄ちゃん、ずっとリーナに謝りたかった。

「ゴメン(>_<)リーナ!!少し距離を置いて!俺は今日から魔法騎士目指して、魔法使うから!そしたら、いっぱい、いっぱい魔法見せてあげるから!!」

そう、地べたに手をつき、土下座する。
そうすると、リーナは

「兄さんのまほう見たい。」

そう言ってくれて嬉しい。でも、ここは教会の中なので、外に出てからにしようか?

「じゃあ、外に出ようか。」

リーナは嬉しそうに返事をする。

「うん!!」

リーナは俺の手を握り、外へと連れ出す。兄妹水入らずで、何よりだ。

他の兄弟も微笑ましい光景を見ているようだ。

でもね?神なんてくそくらえだ!!

☆☆☆☆☆☆
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:269pt お気に入り:99

俺を裏切り大切な人を奪った勇者達に復讐するため、俺は魔王の力を取り戻す

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:5,290pt お気に入り:91

転生したらスキル転生って・・・!?

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:269pt お気に入り:312

異世界もふもふ召喚士〜白虎と幼狐と共にスローライフをしながら最強になる!〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,065pt お気に入り:1,457

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:370pt お気に入り:81

処理中です...