80 / 128
第1章 幼年期
ヒーローは遅れてやってくる。
しおりを挟む
☆☆☆☆☆☆
最初の攻撃は俺が決める。その隙にウェルガー君が攻撃する。ハルカは後衛で隙を作ったり、俺達の回復もしてくれる。特にウェルガー君が張り切っているから、ハルカの消費する魔力が大きいのだが、流石に、能力を高めた所で簡単に倒せる相手ではなかった。
そんで、今攻撃に専念しているのは俺くらいである。ちょっと、さっきまでのウェルガー君はどこにいった?ウェルガー君は息を切らしながら、デンジャー・オブ・デビルを見ている。しかし、その目はこいつを倒したい、というやる気に満ちた様子である。・・・案外、こういうところは見習いたいかも。
そうすると、ウェルガー君から光のようなものが見える。もしかして、彼のユニークスキル?ルーラ兄さんも体力が減れば魔力が確か上がるスキルを持っていたはず。そういうものか?よく見とけばよかったかな?
でも、今は余裕がない!目の前の相手に集中しろ!
攻撃はコンスタントに当てていくが、ウェルガー君がさっきよりも攻撃が重い感じがする。これはおそらく、ユニークスキルのおかげかな。ピンチをチャンスに変えるユニークスキルか。少し羨ましいな。俺は能力を高める能力だからな。ピンチをチャンスに変える能力とは違う。
でも!俺はウェルガー君に負けない!こういうのライバルみたいでなんかいい。ウェルガー君と共にこの先競い合いたい!!だから、この勝負はさっさと終わらす!!
「おらあぁぁ!!」
「ウェルガー君、ナイス!!・・・ハルカは大丈夫?」
「な、何とかね・・・。この前の強制的にレベルが上がる事がなければ今頃へばっていたね。」
こんなことを続けて早1時間。ウェルガー君とハルカの体力が持たなくなってきた。何か、チャンスになる事はないのか?そうすると、誰かが叫んだ。
「・・・レイナ!ロイス達の援護を!」
「はい!ルーラ様!!」
その声はルーラ兄さんとレイナ!レイナは炎攻撃で相手を燃やす。流石に、デンジャー・オブ・デビルは燃え切らなかったが、大きな隙となった。
「ウェルガー!!今だ!!攻撃を仕掛けて!!」
「おおぉぉぉ!!」
「うらぁぁぁ!!」
ウェルガー君は俺が言ったから、攻撃を仕掛けたのは分かるが、何故最後ルーラ兄さんまで攻撃に入るかな?しかし、挟み撃ちでデンジャー・オブ・デビルは消滅した。しかし、落とした金額は大きい。5人で分けるとしよう。けれども、ルーラ兄さんが来るのは想定外だった。最近、話していなかったから、ちょっと気まずい。
「・・・ロイス。この間はゴメンな。」
「え?」
俺は戸惑いを隠せなかった。
☆☆☆☆☆☆
最初の攻撃は俺が決める。その隙にウェルガー君が攻撃する。ハルカは後衛で隙を作ったり、俺達の回復もしてくれる。特にウェルガー君が張り切っているから、ハルカの消費する魔力が大きいのだが、流石に、能力を高めた所で簡単に倒せる相手ではなかった。
そんで、今攻撃に専念しているのは俺くらいである。ちょっと、さっきまでのウェルガー君はどこにいった?ウェルガー君は息を切らしながら、デンジャー・オブ・デビルを見ている。しかし、その目はこいつを倒したい、というやる気に満ちた様子である。・・・案外、こういうところは見習いたいかも。
そうすると、ウェルガー君から光のようなものが見える。もしかして、彼のユニークスキル?ルーラ兄さんも体力が減れば魔力が確か上がるスキルを持っていたはず。そういうものか?よく見とけばよかったかな?
でも、今は余裕がない!目の前の相手に集中しろ!
攻撃はコンスタントに当てていくが、ウェルガー君がさっきよりも攻撃が重い感じがする。これはおそらく、ユニークスキルのおかげかな。ピンチをチャンスに変えるユニークスキルか。少し羨ましいな。俺は能力を高める能力だからな。ピンチをチャンスに変える能力とは違う。
でも!俺はウェルガー君に負けない!こういうのライバルみたいでなんかいい。ウェルガー君と共にこの先競い合いたい!!だから、この勝負はさっさと終わらす!!
「おらあぁぁ!!」
「ウェルガー君、ナイス!!・・・ハルカは大丈夫?」
「な、何とかね・・・。この前の強制的にレベルが上がる事がなければ今頃へばっていたね。」
こんなことを続けて早1時間。ウェルガー君とハルカの体力が持たなくなってきた。何か、チャンスになる事はないのか?そうすると、誰かが叫んだ。
「・・・レイナ!ロイス達の援護を!」
「はい!ルーラ様!!」
その声はルーラ兄さんとレイナ!レイナは炎攻撃で相手を燃やす。流石に、デンジャー・オブ・デビルは燃え切らなかったが、大きな隙となった。
「ウェルガー!!今だ!!攻撃を仕掛けて!!」
「おおぉぉぉ!!」
「うらぁぁぁ!!」
ウェルガー君は俺が言ったから、攻撃を仕掛けたのは分かるが、何故最後ルーラ兄さんまで攻撃に入るかな?しかし、挟み撃ちでデンジャー・オブ・デビルは消滅した。しかし、落とした金額は大きい。5人で分けるとしよう。けれども、ルーラ兄さんが来るのは想定外だった。最近、話していなかったから、ちょっと気まずい。
「・・・ロイス。この間はゴメンな。」
「え?」
俺は戸惑いを隠せなかった。
☆☆☆☆☆☆
26
あなたにおすすめの小説
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
狼になっちゃった!
家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで?
色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!?
……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう?
これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる