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第4話 外見と内面
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食事に誘われた俺はつるんぽいの後ろを着いて歩く。
彼女の腰まで伸びた黒光りするポニーテールは歩くごとにふさふさと揺れ、いい匂いをさせていた。歩き方も流れるようで上品だ……! す、すげえ……! 美しい。フェロモンムンムンだ……!
「ふふふ……ふふふふ。」
彼女はふっと俺に振り返り俺の顔を見ると、前を向き直して下を向き、手で口を抑えてくすくす笑いだした。
彼女が笑い上戸なのは知っているし、俺は正直彼女を見て鼻の下を伸ばしていた。
でも人の顔を見て吹き出すのはちょっと失礼ではないかな。
「……俺の顔がそんなに面白いんですか」
「ふふふ……すまんな。貴様はやはり分かりやすい人間だ。可愛らしいぞ」
「かっ……!?」
可愛らしいなんて、ガキの頃に言われたきりだぞ……。
「では聞こう。正直に答えろ。私は美しいだろう? いい香りがするんだろう? 私と付き合えるとしたら、付き合うだろう?」
「え、ええまあ……自信満々ですね」
「ではそれは私が醜くても同じか?」
「え」
彼女は顔を近づけ、穏やかに微笑み、目を細めた。
かあっ、と俺の頬は赤らんだ。自分でも気づくほどあからさまに。
……彼女は本当に綺麗だ。それにいい匂い。ドキドキする。
「私が醜くても、貴様は今のように頬を赤らめるか?」
「……む、難しいです」
認めるしか無い。ああ、完全に手のひらの上で踊らされている……悔しかった。
「ふふ、貴様は外見が醜くても、内面を見ることは出来るか?」
「……ま、まあ、人は顔だけでは……ないですし」
「ふふふ……なら試してやろう」
彼女は不敵に笑いながら俺と距離を取り、パチンと指を鳴らす。
「なっ……!!」
「「「とことんいじめてあげるわ……坊や」」」
めちゃくちゃ綺麗な女性達がボンデージ姿で俺の周りを取り囲んだ。そして、俺を見下すように見つめている。SMかっ!? 俺は特に興味は無いんだが……エ、エロ過ぎるッ!!! しかし、何の真似なんだ……!?
情けなくも俺の愚息は即座に硬直した。
俺は彼女らに取り押さえられ、俺は衣服を脱がされ、また全裸になってしまった。
ビッキビキに怒張した男根を彼女らは見下すような顔で見ていた。み、見ないで……!
顔や体をブーツで踏まれる。ムチで叩かれる。そしてストッキングを履いた足で股間をぐいぐいといじられる。痛キモチイイ……あ、優しくしてぇ…♡
俺は断じてマゾでは無い。で、でもこれならマゾに目覚めてもいい気がする。た、たまらない……! 死んでもいい……!!!
そこへつかつかとつるんぽいが歩み寄ってきた。つるんぽいだけは変わらず、くノ一のような格好だった。くすくすと笑いながら、見下すような目で俺と、俺の勃起したモノを見物している。
なんだか、情けない。恥ずかしい。だが女王様たちにガッチリと抑えられ、隠すことは許されなかった。
つるんぽいは俺の真ん前でしゃがみ、笑みを浮かべながら問いかけてきた。
「くくく……そんな扱いだというのに、さっきとまるで違うな。何故だ?」
「さっき……?」
「忘れたか? こういうことだ」
また彼女が指を鳴らすと、煙が上がった。すると女王様たちが、あの全裸のガリガリのブス女達に変化していた……!
「うふふふふふふ♡」
「カワイイわ……♡」
「さあ……見せてごらん♡」
「優しくしてあげるわ♡」
「ヒイィッ……!!!! や、やめてえええ!!」
ガリブス女たちは俺の体中に口づけをした。
そして俺にくっついて来て、体をねっとりと擦り付けてくる。俺の息子はシューンと萎えた。気が狂いそうになる……!
「さっきいじめられていたじゃな~い……?」
「かわいそう……♡」
「私達がいいことしてあげるから、元気だして……♡」
元気なんかでるか! 地獄。まさに地獄だ……! もう殺してくれってくらい気持ちが悪い……! こいつらが俺に優しいことは分かるのに、体が受け付けない。俺は涙を流して抵抗する。その様をつるんぽいは先程と何も変わらない目で見物している。そして笑っていた。
「ハハハハハ! ……なあ? やめてほしいか?」
「やめてください!! やめてくださいいいい!!」
「くっくっく……いいだろう」
パチンッ……
ガリブス達は消え去っていた。
俺はばたりと仰向けに地面に倒れた。た、助かった……。だが涙が止まらない……。体がビクビクと痙攣している……。
つるんぽいはつかつかと歩み寄り、俺の横で正座した。そして膝に俺の頭を載せて撫でてくれた。優しい。ああ、汚れが払われているような気分だ。落ち着く。
彼女は顔を近づけ、なだめるように囁いてきた。
「ただ見た目が違うというだけで、貴様はあれほどまでに変わるのだ」
「うっ……」
「容姿端麗な女共は貴様を踏みにじった。その時の貴様はどうだ? 悦んでいただろう。それに対し醜くも優しい女どもは貴様に大いなる愛を注いだ……だが貴様は拒絶した。仮に、醜い女どもが貴様を踏みにじったら、貴様は殺意を抱くであろう」
「……はい。返す言葉がありません」
「ふふふ……その素直さを私は可愛く思うぞ……」
「……!!」
突然、彼女は全裸の俺をぎゅっと抱きしめ、口づけをしてきた。や、やわらか……うう……さ、最高……!
ああ、俺のバカ息子……また起き上がってきやがった。くそぅ……情けねえ……。
「ふふ……さ、飯を作るか。おい、これをしまえ」
「ふぁっ……は、はひ……」
彼女は俺の愚息の頭をちょんと指で小突き、服を返してくれた。
さっきと同じようにいつの間にか綺麗にたたまれている。
ほ、惚れてまうやろーーーーー!!!!
ああ、彼女には俺の弱い部分、情けないところ、全部見られてしまった。もうオムコに行けない……。
彼女には一生勝てない。
人間が神に逆らうことは愚かだ。それを思い知った。
まあ、唯一イジれそうなのは名前だけだな……
「早く座れ」
「は、ハイッ!」
しまった……。
どうやら心を読まれてしまったらしく、さっきの優しい口調とはうって変わって冷たかった……一応名前を気にしてはいるのか。
俺は座布団の上に小さく座り、彼女が料理を運んで来るのを待った。
彼女の腰まで伸びた黒光りするポニーテールは歩くごとにふさふさと揺れ、いい匂いをさせていた。歩き方も流れるようで上品だ……! す、すげえ……! 美しい。フェロモンムンムンだ……!
「ふふふ……ふふふふ。」
彼女はふっと俺に振り返り俺の顔を見ると、前を向き直して下を向き、手で口を抑えてくすくす笑いだした。
彼女が笑い上戸なのは知っているし、俺は正直彼女を見て鼻の下を伸ばしていた。
でも人の顔を見て吹き出すのはちょっと失礼ではないかな。
「……俺の顔がそんなに面白いんですか」
「ふふふ……すまんな。貴様はやはり分かりやすい人間だ。可愛らしいぞ」
「かっ……!?」
可愛らしいなんて、ガキの頃に言われたきりだぞ……。
「では聞こう。正直に答えろ。私は美しいだろう? いい香りがするんだろう? 私と付き合えるとしたら、付き合うだろう?」
「え、ええまあ……自信満々ですね」
「ではそれは私が醜くても同じか?」
「え」
彼女は顔を近づけ、穏やかに微笑み、目を細めた。
かあっ、と俺の頬は赤らんだ。自分でも気づくほどあからさまに。
……彼女は本当に綺麗だ。それにいい匂い。ドキドキする。
「私が醜くても、貴様は今のように頬を赤らめるか?」
「……む、難しいです」
認めるしか無い。ああ、完全に手のひらの上で踊らされている……悔しかった。
「ふふ、貴様は外見が醜くても、内面を見ることは出来るか?」
「……ま、まあ、人は顔だけでは……ないですし」
「ふふふ……なら試してやろう」
彼女は不敵に笑いながら俺と距離を取り、パチンと指を鳴らす。
「なっ……!!」
「「「とことんいじめてあげるわ……坊や」」」
めちゃくちゃ綺麗な女性達がボンデージ姿で俺の周りを取り囲んだ。そして、俺を見下すように見つめている。SMかっ!? 俺は特に興味は無いんだが……エ、エロ過ぎるッ!!! しかし、何の真似なんだ……!?
情けなくも俺の愚息は即座に硬直した。
俺は彼女らに取り押さえられ、俺は衣服を脱がされ、また全裸になってしまった。
ビッキビキに怒張した男根を彼女らは見下すような顔で見ていた。み、見ないで……!
顔や体をブーツで踏まれる。ムチで叩かれる。そしてストッキングを履いた足で股間をぐいぐいといじられる。痛キモチイイ……あ、優しくしてぇ…♡
俺は断じてマゾでは無い。で、でもこれならマゾに目覚めてもいい気がする。た、たまらない……! 死んでもいい……!!!
そこへつかつかとつるんぽいが歩み寄ってきた。つるんぽいだけは変わらず、くノ一のような格好だった。くすくすと笑いながら、見下すような目で俺と、俺の勃起したモノを見物している。
なんだか、情けない。恥ずかしい。だが女王様たちにガッチリと抑えられ、隠すことは許されなかった。
つるんぽいは俺の真ん前でしゃがみ、笑みを浮かべながら問いかけてきた。
「くくく……そんな扱いだというのに、さっきとまるで違うな。何故だ?」
「さっき……?」
「忘れたか? こういうことだ」
また彼女が指を鳴らすと、煙が上がった。すると女王様たちが、あの全裸のガリガリのブス女達に変化していた……!
「うふふふふふふ♡」
「カワイイわ……♡」
「さあ……見せてごらん♡」
「優しくしてあげるわ♡」
「ヒイィッ……!!!! や、やめてえええ!!」
ガリブス女たちは俺の体中に口づけをした。
そして俺にくっついて来て、体をねっとりと擦り付けてくる。俺の息子はシューンと萎えた。気が狂いそうになる……!
「さっきいじめられていたじゃな~い……?」
「かわいそう……♡」
「私達がいいことしてあげるから、元気だして……♡」
元気なんかでるか! 地獄。まさに地獄だ……! もう殺してくれってくらい気持ちが悪い……! こいつらが俺に優しいことは分かるのに、体が受け付けない。俺は涙を流して抵抗する。その様をつるんぽいは先程と何も変わらない目で見物している。そして笑っていた。
「ハハハハハ! ……なあ? やめてほしいか?」
「やめてください!! やめてくださいいいい!!」
「くっくっく……いいだろう」
パチンッ……
ガリブス達は消え去っていた。
俺はばたりと仰向けに地面に倒れた。た、助かった……。だが涙が止まらない……。体がビクビクと痙攣している……。
つるんぽいはつかつかと歩み寄り、俺の横で正座した。そして膝に俺の頭を載せて撫でてくれた。優しい。ああ、汚れが払われているような気分だ。落ち着く。
彼女は顔を近づけ、なだめるように囁いてきた。
「ただ見た目が違うというだけで、貴様はあれほどまでに変わるのだ」
「うっ……」
「容姿端麗な女共は貴様を踏みにじった。その時の貴様はどうだ? 悦んでいただろう。それに対し醜くも優しい女どもは貴様に大いなる愛を注いだ……だが貴様は拒絶した。仮に、醜い女どもが貴様を踏みにじったら、貴様は殺意を抱くであろう」
「……はい。返す言葉がありません」
「ふふふ……その素直さを私は可愛く思うぞ……」
「……!!」
突然、彼女は全裸の俺をぎゅっと抱きしめ、口づけをしてきた。や、やわらか……うう……さ、最高……!
ああ、俺のバカ息子……また起き上がってきやがった。くそぅ……情けねえ……。
「ふふ……さ、飯を作るか。おい、これをしまえ」
「ふぁっ……は、はひ……」
彼女は俺の愚息の頭をちょんと指で小突き、服を返してくれた。
さっきと同じようにいつの間にか綺麗にたたまれている。
ほ、惚れてまうやろーーーーー!!!!
ああ、彼女には俺の弱い部分、情けないところ、全部見られてしまった。もうオムコに行けない……。
彼女には一生勝てない。
人間が神に逆らうことは愚かだ。それを思い知った。
まあ、唯一イジれそうなのは名前だけだな……
「早く座れ」
「は、ハイッ!」
しまった……。
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