お気に入り

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ずっと、見ていた人がいた、、、 隣になったとき、なに？こいつ冴えなwって、思ったんだ。
 キーンコーンカーンコーン。朝礼がなる。 「おはよー！！」体育系の先生が入ってきて、みんなが一気に顔を向ける。 
「今日はなんと、1時間目から、席替えでーす！！」
 私たちより明るい先生に、皆は少し引いてしまう。 
「じゃあみんな！おさずにくじをひくんだぞー！」
 謎のハイテンションで、みんなを誘導する。
もちろん、高校生にもなって走る人なんて、いないのだが 
「あ！俺、いっちゃん後ろ！！！」 
「私はー、、、あーあ、前」 
そんな、ことを聞いてるうちに、私が引く番になった。 「美玲ー！！どだったー？」と、仲いい子に聞かれる。 「2列目の真ん中ー！」と、私が大きな声で言うと、 「あーじゃあ、離れたわ」と言われた。 そうこうしてたら、みんながどんどん動き出す。 
「じゃー、休み時間にー」と、短く言うと、隣の人が楽しみで、移動しだした。 「ここかー」私が座っていると、無言で横に机を移動してきたやつがいた。
高野だ、、、私は、少し絶望を覚えた。 なぜなら高野は、陰キャだったからだ