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衝撃の決着 絶対王者vs反逆者のトリニティ

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辺り一帯を覆い尽くし視界を覆い尽くし程の羽が光の速度で獅子座の戦士に放たれた。
羽といってもフェンリルの息で凍らされダイヤモンドを超える硬さを手に入れ凶器と貸した羽に豆腐の様な柔らかい物でも山を壊すほど破壊兵器にしてしまう光の速度を与え、それが何万発も一秒間に命中するのだ。その威力は軽く星を破壊できる程の力を秘めていた。

しかも、一発一発に即死クラスの攻撃属性が付与され、マヒや毒などの追加効果が発生し、一発でもかすれば致命傷となるオーバーキルにも程がある攻撃が全て獅子座の戦士に命中した。

普通ならこれで決着がつくはずだった。

攻撃が収まり、攻撃の衝撃で舞い上がった砂埃が晴れるとそこには勝ち誇った三柱の神が立っているはずだった。

しかし、砂埃が収まるとそこに立っていたのは獅子座の戦士で倒されていたのは三柱の神だった。

なかなかの攻撃だったが、私を倒すには至らなかったな。

羽の攻撃で目眩しで私の注意を引きつけ、その隙をついて、気配を消すのが得意な鳥をワープさせ私の鎧の隙間に何度もダメージを与えた。までは良かったが。功をあせったな。フェンリルよ。

何度攻撃しても蚊ほどのダメージも与えられない鳥に業を煮やしたお前は神殺しと呼ばれる神の力を無力化するその牙で私を噛みトドメを刺そうと前に出た。それが貴様らの敗因だ。

そして、狙い通りフェンリル貴様は私に噛み付いた。だが、迂闊だったな。私には相手が多数であるほど有利になる形態があるのだ。

それがこの暴君スタイルだ。弱き民を蹴散らす暴君の如く数の暴力に頼る弱者を徹底的に叩きのめす。それがこのスタイルだ。
この私の暴君スタイルの前には全てが無力。

貴様らの攻撃を受けたと言う事実を過程を飛ばして相手に与えるこの力のまえにはな。

つまり、今、お前達は自分達の全力の攻撃を全てその身に受けた事になっているわけだ。

おう。どうやら。転送が始まっているな。決着はついた様だな。

その時、リブラは起き上がりこう言った。

確かに俺達はお前を倒せなったが道連れにはできたようだ。

鳥の手には獅子座の戦士のハチマチが握られていた。

ハハハッ。やるではないか。反逆者達よ。なるほど。フェンリルの突進は私からハチマチを奪う為の時間稼ぎだったか。今回のところは引き分けの様だな。次こそは決着をつけようぞ。

こうして、三柱の神と最強の王の戦いは相打ちとなった。
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