人類の敵

ビッグバン

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押せえられない闘争心

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ガァァァァァア。俺は本能のままに迫りくる鳥達を全て握りつぶし少年の礼の言葉など無視してより鳥がいる方へと走り出した。

そこからはただの作業だった。ただ迫ってくる鳥達を握りつぶしてはボタボタと流れ落ちる血で街や手を赤く染めるだけの単純作業だ。

本能が叫ぶままに俺は走り出した。そして、目に映る全てをただ赤く塗りつぶした。

人々はただその光景を期待と不安の眼差しで見つめるしか出来なかった。

そして、そんななか、ついに悪魔に魂をうるものが現れてしまった。

オイ。宇宙人頼む。俺はこの身体を提供するだから妻と子供だけは助けてくれ。

オオ。待ってましたよ。勇気ある地球人よ。分かりました。あなたの願い確かに承りました。そこにいるお二方には私どもは決して手出しいたしません。

さあ、それでは、さっそく、改造といきましょうか。



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