外来妖怪バスターズ

ビッグバン

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捕獲成功

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気が付けば身体が勝手に動いていた。頭がどんなに嫌がっても身体は正直だった。

虫取り。それは一瞬の動きで全てが決まる。はげしく高度な一発勝負。虫。それは人類が生まれる遥か前から存在し現在でもほとんど姿を変える事なく存在している圧倒的強者。

世の中の生物が様々な進化を遂げ絶滅を繰り返していく中圧倒的な繁殖能力とずば抜けた能力を持った虫はそんな生物達を嘲笑うかの様に姿を変えずここに存在している。

それは虫が生物としてすでに完成しており変わる必要がなかった為だ。近年最先端の機械などが小型化され進歩しているが虫は遥か昔から人類の目指す遥か先に到達していのだ。

そんな地球の最高傑作とも言える虫を捕まえる時は一瞬でも物音を立てては行けない。虫は全身が五感と言っていいくらい発達している。だから、虫を取る時は虫の視界に入らない距離をとり虫が油断した一瞬のすきを着いて虫取り網を被せるのが鉄則である。

どんな生物でもすきが出来る瞬間はある睡眠や恐怖心。様々な要因がある。その中でも意外に見落としやすいすきがある。そう勝利を確信し敵に襲いかかる捕食の瞬間である。

この一瞬誰もが勝利に酔いしれる。周囲に敵がいる事を忘れて。その隙を付けばどんなに慎重で用心深い強者も弱者に一瞬で裏返る。

カマキリが気づいた時にはもう遅かった頭の上から巨大な網が迫りカマキリを閉じ込めた。

これがある程度上空からせまってきたのならまだ回避のしようがあったが甲は気配を消してゼロ距離がら網を振り下ろしたのでカマキリは逃げることが出来ず網から逃げる事はできなかった。

甲はカマキリを見ながらこう言った。
どんなにでかくても虫は虫網に入れて仕舞えばこっちのものだな。

カゴは人型になりこう言った。
すごい。その反射神経。集中力。黒猫の甲の頃と変わってない。いや、大人になって力とスタミナがある分あの頃以上だよ。

網に入ったカマキリは急激に小さくなり元の姿に戻った。それに合わせてアミも無事元の大きさに戻った。

カゴ何をしている早く悪霊をくえ。

はっ。そうだった。いただきます。

そう言うとカゴは網に手を触れたその瞬間煙の様なものが網から出てきた。

いただきます♪。

カゴはそれを飲み込む様に食べていった。

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