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さとし 2
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僕はこれを、別サイトで公開して、連載させていた。
親しい友人、そして正造の後に入った後輩に、URLを送って読ませていた。それはやはり、僕も陥った事があるような営業のドツボにハマって、今後の話をしたからだった。気負う必要はない事と、いくらでも道は開けている事、そして、ここで実際に起こった出来事を知ってもらう事で、視野を広めてもらいたい、という願望からであった。
そして当然、前作と同じように、僕の書く文は面白い、といった気持ちもあった。
書き進むその内に、友人からの反応もあった。後輩からは、
「面白かったです!」
という最上級の褒め言葉も頂いたのだった。
そしてたまたま同伴の約束をした女の子にも、話題作りの為にURLを送った。それはある意味、勇気のいる事だった。僕の頭の中が透き通るように見えてしまう事、また取り立てて表沙汰にしていなかった、MKの中での女の子との関係を赤裸々に語っている部分だったが、その辺りを超越して、
「いやいや、作品として面白い。」
その気持ちの方が勝っていた。
サイト内の閲覧数も、執筆するごとに上がっていった。僕はいい気分になって書き進めていた。
その矢先、勤務中に支社長からの電話があった。
「今どこ?どっかコーヒー飲めるようなとこないけー?」
「会社ですけど、近くならあのファミレスですかね?」
「あー、そこでいいや、すぐ来れる?」
「はい、承知しました。」
ドキドキしていた。何か僕の素行を指摘されるのだと思った。
何度か、会議室に呼ばれて面談だとかそういった事はしていた。そしてその時には、ここのところで言えば表彰が決まった、だとかそんな風などちらかと言えばプラスのものだったのだ。
ただ、今回は、ファミレスだった。
間違いなく、会議室では言えない事。
そう、プライベートな話だった。
2つ程、心あたりはあった。1つは、飲みに出すぎ。2つ目はこの、小説だった。後輩に教えた、とは言え、現状の立ち位置、振る舞いから、そこからの伝達は考えにくかった。
ファミレスの駐車場で落ち合って、店の中に入った。それとなく何を飲む?だとか、そんな、どうしようもない、やり取りをした。ドリンクバーしかないのに、ただ、この、「何が出るかな♪何が出るかな♪」という状態で、とりあえずは、コーヒーを注ぎにいくしかなかったのである。
2人座って、もう、これは切り出される、切り出す以外になかった。
「まあ…その…なんて言うか…。」
支社長がスマホの画面を見せてきた。
予想通りだった。
「君が見た下水道」
その凝った、気に入っていた、表紙と題名を見せられて、僕は、頭を下げて即答したのだった。
「消します!」
親しい友人、そして正造の後に入った後輩に、URLを送って読ませていた。それはやはり、僕も陥った事があるような営業のドツボにハマって、今後の話をしたからだった。気負う必要はない事と、いくらでも道は開けている事、そして、ここで実際に起こった出来事を知ってもらう事で、視野を広めてもらいたい、という願望からであった。
そして当然、前作と同じように、僕の書く文は面白い、といった気持ちもあった。
書き進むその内に、友人からの反応もあった。後輩からは、
「面白かったです!」
という最上級の褒め言葉も頂いたのだった。
そしてたまたま同伴の約束をした女の子にも、話題作りの為にURLを送った。それはある意味、勇気のいる事だった。僕の頭の中が透き通るように見えてしまう事、また取り立てて表沙汰にしていなかった、MKの中での女の子との関係を赤裸々に語っている部分だったが、その辺りを超越して、
「いやいや、作品として面白い。」
その気持ちの方が勝っていた。
サイト内の閲覧数も、執筆するごとに上がっていった。僕はいい気分になって書き進めていた。
その矢先、勤務中に支社長からの電話があった。
「今どこ?どっかコーヒー飲めるようなとこないけー?」
「会社ですけど、近くならあのファミレスですかね?」
「あー、そこでいいや、すぐ来れる?」
「はい、承知しました。」
ドキドキしていた。何か僕の素行を指摘されるのだと思った。
何度か、会議室に呼ばれて面談だとかそういった事はしていた。そしてその時には、ここのところで言えば表彰が決まった、だとかそんな風などちらかと言えばプラスのものだったのだ。
ただ、今回は、ファミレスだった。
間違いなく、会議室では言えない事。
そう、プライベートな話だった。
2つ程、心あたりはあった。1つは、飲みに出すぎ。2つ目はこの、小説だった。後輩に教えた、とは言え、現状の立ち位置、振る舞いから、そこからの伝達は考えにくかった。
ファミレスの駐車場で落ち合って、店の中に入った。それとなく何を飲む?だとか、そんな、どうしようもない、やり取りをした。ドリンクバーしかないのに、ただ、この、「何が出るかな♪何が出るかな♪」という状態で、とりあえずは、コーヒーを注ぎにいくしかなかったのである。
2人座って、もう、これは切り出される、切り出す以外になかった。
「まあ…その…なんて言うか…。」
支社長がスマホの画面を見せてきた。
予想通りだった。
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