40 / 43
それぞれの光、青空へとアンコール
40.それぞれの光、青空へとアンコール②
しおりを挟む
「あ、俺、今日泊まるから」
「え?」
優が突然に言い出したことに、驚いて顔を上げた。
優の突然さは、今に始まったことじゃないけれど、いちいちビックリしてしまう。
「そこは、え、じゃなくて、やったぁ、じゃない? 今日バレンタインだし、明日休みだし。もう言ってきてあるから」
「えっ、いや、だって」
バレンタインだというのも覚えていなかったくらいで、優が泊まる話もまったく出ていなかった。
そんな俺の様子を気にもかけずに、優は、深い青色の箱を俺に手渡した。
「とにかく、これ開けてみて」
「あ、うん」
優からの赤いリボンのかかったバレンタインの箱を手に取って、俺は丁寧に包装紙をはがしていった。
深い青色の細長い箱をそっと開けると、そこには一つずつ色が違う、キラキラした丸いチョコレートが一列に並んでいた。
白と青と紺がマーブルになったもの、オレンジ色の上にゴールドのラメがかかったもの、真ん中にぐるりと茶色いラインが入ったベージュのもの、様々な色で、八個並んでいた。
「わあ、綺麗だ……」
「惑星ショコラだって。地球、水星、土星、金星、海王星とか」
「すごい。ありがとう」
俺は箱をかざして、いつまでも、その球体のキラキラしたチョコレートを眺めていた。
「大事にする。優にもらえるなんて」
俺は幸福感に満ちて、ふっと微笑んだ。
優が選んでくれたこと、今日渡してくれたこと、すべてが心を温かくして、ずっとこのチョコレートを置いておきたかった。
「やばい。可愛い。でもこれは大事にしないで、食べて。はい」
優は、長い指で一つ選んで摘まむと、俺の前に差し出した。
それは青と白のマーブルの丸い地球。
「あ、でも、勿体ないから。しばらく置いとく」
俺は優の手をとって、チョコレートをまた箱になおそうとした。
「それはダメ。俺の前で食べて。はい、あーん」
「え……」
優の仕種に、自分の頬が赤らんでくるのがわかって、思わず止まってしまった。
「葉司が食べるの楽しみだから!」
「でも、優から初めてバレンタインもらったし、記念にしばらく大事にしたいから」
「うん、って言いたいけど、ダメ。葉司が美味しいって顔で、もぐもぐするの、見たいから」
優はずいっと寄ってきて、真面目な顔をしてそう言うから、俺は返す言葉を失くしてしまった。
「はい、あーん」
優が、にこーっと笑って首を傾げれば、俺にはそれ以上、抵抗する理由なんかなくて。
大人しく口を開くと、優の指が、地球のチョコレートを、俺の唇へと押し込んできた。
舌の上へと乗るまで指は押し入れてきて、最後にするりと唇をかすかになぞっていった。
何となく気恥ずかしさで、優から視線を落として、口中ですぐになめらかに溶けていくチョコレートの触感に集中した。
上品な甘さと、カカオのほのかなビターさが、口いっぱいに広がっていく。
歯で噛むと、トリュフの中のガナッシュが出てきて、甘さはさらに柔らかくなった。
「美味しい?」
「ん……すごく。こんなの初めて食べた。ありがとう」
「葉司が食べてるところ、好き」
持ち上げられた指先が、そっと俺の唇をたどっていて、その触れるか触れないかの感覚に、思わず目を伏せた。
「だって、この唇が、好きだから」
指先は唇を摘まんで、それから、するりと口の中へと割って入ってきた。
「ゆ……」
俺は驚いたけど、優の指を噛んでしまわないように、唇を開いているしかなかった。
指は舌をなぞっていって、俺は戸惑いで、瞳をぎゅっと閉じた。
かすかでもどかしいような感覚がして、優の名前を呼びたいけれど、舌を挟んだり、なぞったりしている指のために出来なかった。
舌からじんわり温められているようで、息が上がってしまう。
「今の葉司、どんな味?」
優の顔がゆっくりと近付いてきて、葉司は俺の口から指を引き抜くと、入れ替わりに唇を重ねてきた。
俺を食べてしまうみたいにキスをして、すぐに歯を割って、今度は舌がぬるりと入ってきた。
直接に感じる優の吐息と、柔らかな舌の熱さに、呼吸が途切れ途切れになっていく。
「ん……っ」
「葉司の舌、甘い……」
もうどちらのものか、わからない吐息が混ざり合って、舌と舌を深くからめて。
キスさえ久しぶりだと感じてしまうのは、肌の温もりに触れる心地良さを知ってしまっているから。
優の頬を両手で挟んで、引き寄せて、何度も角度を変えてくちづけて。
俺の口に残っていたチョコレートは、いつしか混ざっていって、優の舌までもが甘い。
優は、俺の耳たぶにくすぐるように触れて、それから首筋へと指をすべらせていった。
久々に触れられて、くすぐったくて、少し首をすくめてしまう。
優の掌はトレーナーの上から、俺の脇腹から胸を撫でていって、思わず優の腕をつかんだ。
「優、これ以上……」
もう息は上がってしまっていて、それを知られないように、うつむいて言った。
「これ以上、何?」
「ダメだって……あっ」
優は、するりとトレーナーの下に手をすべりこませて、俺の胸を撫でた。
「ダメ?」
そう言う間も、俺の乳首を探すように、指先は蠢いていて、急にツンとつつかれて、ビクッと腰が引いた。
「優……っ」
「葉司――したい」
優の瞳は、もうあやしく光っていて、俺は息を飲んだ。
指の腹でやわやわと乳首を擦られながら、激しくキスされれば、何も抵抗できなくなってしまう。
「優……んんッ」
優の手が伸びて、反応しきった中心部をズボン越しにつかまれて、隠すこともできずに、優の肩に顔をうずめた。
速まる呼吸で、もう熱さを昇っていく体は、自分でも押し留めることができくなっていた。
「いい――?」
優の声は低く掠れていて、ひどくセクシーで、その声も唇も、すべて自分だけのものにしてしまいたい衝動が突き抜けた。
「――うん」
俺は、その愛しい唇に、唇を押しつけた。
唇を探り合って、指を探り合って、それは無限みたいなのに、ほんの少しの時間。
俺たちは、二人きりの誰もいない深海で、ゆらめくみたいに肌を探り合って、息を交わしている。
二階の部屋の、薄暗がりの中で、白いシーツの上で素肌をすべて晒して、二人して感覚だけの世界で体を重ねて。
「ゆ……う……」
さらに深い恋に落ちてしまうみたいに、もう優だけしか見えない。
「葉司――こっち……」
優に促されるまま、うつぶせになると、優に腰をぐいと引き寄せられた。
腰を上げる姿になってしまって、優の目の前に、一番弱い部分を晒していた。
「あ……」
俺は恥ずかしさで逃げようとしたけど、強い力でさらに引き寄せられれば、火照った体で逃れるのはもう難しかった。
その時、後孔にぬるりとした温かな感触を感じた。
「え……あ……ッ!」
首をねじって見ると、優が俺の後ろに顔をうずめて、唇と舌で後孔を愛撫していた。
「い、いや……」
「逃げないで、葉司」
優はそう言ったかと思うと、ローションで濡らした指を、浅く突き入れて、もうすっかり場所のわかっている前立腺をぐっと押してきた。
「ひ……っ」
そのまま指の腹でグッグッと押され、揺らされるように擦られて、そのたびにブワッと快感が下腹に走っていった。
指で転がすように愛撫されたり、押し込むようにされたりが繰り返されて、電流のような痺れが体中に駆け抜けていく。
「う――んんッ」
抑えようとしても、声がどうしても漏れて出て、俺は掌で口を覆った。
「ダメだよ――葉司。声が聴きたいのに……」
「や、やだ……」
「これでも、ダメ――?」
ずくりともう一本指が侵入してきて、圧迫感があるのに、痺れがどんどん甘い快感にすり変わっていくのを止められない。
「う、う……っ」
指で擦りあげられるたび、どんどん前の前が白く霞んでいって、もう喘ぎを抑えることができなくなっていた。
「あ、あ、あ……っ」
「葉司が、涙目になって喘いでるの、好きだよ――本当は強いのに、俺の下で何もできなくなって、気持ちよくなってるの、すげぇ好き――」
もう体がおかしいんじゃないかと思うくらい、その低い囁きさえ快感になって、蕩けていく。
「もう一本入れるからね――」
前に手を回されて、ズリッと昂りを扱き上げられながら、後ろに慎重に三本目が入って来る。
「あ――優ッ、あ……ひッ」
もう先から粘液が滴っている昂りを、緩急をつけながら扱かれ、ぎっちりと後孔に入れた指で快感を引き出されて、快感が限界になって、溢れてしまいそうだった。
「も、もう、無理……ッ、あぁッ!」
「イキそう?気持ちいい?イッていいよ――」
「あ、ダメッ、俺だけ――ひッ、ああぁっ」
快楽の波が大きくやってきて、飲み込まれていった。
「あッ、出、出ちゃ……うッ」
「いいよ、出して――可愛い……」
前も後ろも、追い詰めるように愛撫されて、腰がガクガクと震え、高みへと駆け上がっていった。
「ひ、あぁっ、ああぁ……ッ!」
俺はビクビクッと痙攣すると、その瞬間に、激しく吐精していた。
頭は真っ白になって、何も考えられず、ただ小刻みに身を震わすだけになっていた。
はっきりと意識を保つのが難しくて、ふわふわとした多幸感で体はいっぱいになる。
「葉司……」
優は、俺の体を仰向けにさせると、俺の脚の間に割り入って、その上に覆いかぶさってきた。
優は、クッションを俺の腰の下に当てがって、脚を開かせ、腰を高く上げさせた。
「え?」
優が突然に言い出したことに、驚いて顔を上げた。
優の突然さは、今に始まったことじゃないけれど、いちいちビックリしてしまう。
「そこは、え、じゃなくて、やったぁ、じゃない? 今日バレンタインだし、明日休みだし。もう言ってきてあるから」
「えっ、いや、だって」
バレンタインだというのも覚えていなかったくらいで、優が泊まる話もまったく出ていなかった。
そんな俺の様子を気にもかけずに、優は、深い青色の箱を俺に手渡した。
「とにかく、これ開けてみて」
「あ、うん」
優からの赤いリボンのかかったバレンタインの箱を手に取って、俺は丁寧に包装紙をはがしていった。
深い青色の細長い箱をそっと開けると、そこには一つずつ色が違う、キラキラした丸いチョコレートが一列に並んでいた。
白と青と紺がマーブルになったもの、オレンジ色の上にゴールドのラメがかかったもの、真ん中にぐるりと茶色いラインが入ったベージュのもの、様々な色で、八個並んでいた。
「わあ、綺麗だ……」
「惑星ショコラだって。地球、水星、土星、金星、海王星とか」
「すごい。ありがとう」
俺は箱をかざして、いつまでも、その球体のキラキラしたチョコレートを眺めていた。
「大事にする。優にもらえるなんて」
俺は幸福感に満ちて、ふっと微笑んだ。
優が選んでくれたこと、今日渡してくれたこと、すべてが心を温かくして、ずっとこのチョコレートを置いておきたかった。
「やばい。可愛い。でもこれは大事にしないで、食べて。はい」
優は、長い指で一つ選んで摘まむと、俺の前に差し出した。
それは青と白のマーブルの丸い地球。
「あ、でも、勿体ないから。しばらく置いとく」
俺は優の手をとって、チョコレートをまた箱になおそうとした。
「それはダメ。俺の前で食べて。はい、あーん」
「え……」
優の仕種に、自分の頬が赤らんでくるのがわかって、思わず止まってしまった。
「葉司が食べるの楽しみだから!」
「でも、優から初めてバレンタインもらったし、記念にしばらく大事にしたいから」
「うん、って言いたいけど、ダメ。葉司が美味しいって顔で、もぐもぐするの、見たいから」
優はずいっと寄ってきて、真面目な顔をしてそう言うから、俺は返す言葉を失くしてしまった。
「はい、あーん」
優が、にこーっと笑って首を傾げれば、俺にはそれ以上、抵抗する理由なんかなくて。
大人しく口を開くと、優の指が、地球のチョコレートを、俺の唇へと押し込んできた。
舌の上へと乗るまで指は押し入れてきて、最後にするりと唇をかすかになぞっていった。
何となく気恥ずかしさで、優から視線を落として、口中ですぐになめらかに溶けていくチョコレートの触感に集中した。
上品な甘さと、カカオのほのかなビターさが、口いっぱいに広がっていく。
歯で噛むと、トリュフの中のガナッシュが出てきて、甘さはさらに柔らかくなった。
「美味しい?」
「ん……すごく。こんなの初めて食べた。ありがとう」
「葉司が食べてるところ、好き」
持ち上げられた指先が、そっと俺の唇をたどっていて、その触れるか触れないかの感覚に、思わず目を伏せた。
「だって、この唇が、好きだから」
指先は唇を摘まんで、それから、するりと口の中へと割って入ってきた。
「ゆ……」
俺は驚いたけど、優の指を噛んでしまわないように、唇を開いているしかなかった。
指は舌をなぞっていって、俺は戸惑いで、瞳をぎゅっと閉じた。
かすかでもどかしいような感覚がして、優の名前を呼びたいけれど、舌を挟んだり、なぞったりしている指のために出来なかった。
舌からじんわり温められているようで、息が上がってしまう。
「今の葉司、どんな味?」
優の顔がゆっくりと近付いてきて、葉司は俺の口から指を引き抜くと、入れ替わりに唇を重ねてきた。
俺を食べてしまうみたいにキスをして、すぐに歯を割って、今度は舌がぬるりと入ってきた。
直接に感じる優の吐息と、柔らかな舌の熱さに、呼吸が途切れ途切れになっていく。
「ん……っ」
「葉司の舌、甘い……」
もうどちらのものか、わからない吐息が混ざり合って、舌と舌を深くからめて。
キスさえ久しぶりだと感じてしまうのは、肌の温もりに触れる心地良さを知ってしまっているから。
優の頬を両手で挟んで、引き寄せて、何度も角度を変えてくちづけて。
俺の口に残っていたチョコレートは、いつしか混ざっていって、優の舌までもが甘い。
優は、俺の耳たぶにくすぐるように触れて、それから首筋へと指をすべらせていった。
久々に触れられて、くすぐったくて、少し首をすくめてしまう。
優の掌はトレーナーの上から、俺の脇腹から胸を撫でていって、思わず優の腕をつかんだ。
「優、これ以上……」
もう息は上がってしまっていて、それを知られないように、うつむいて言った。
「これ以上、何?」
「ダメだって……あっ」
優は、するりとトレーナーの下に手をすべりこませて、俺の胸を撫でた。
「ダメ?」
そう言う間も、俺の乳首を探すように、指先は蠢いていて、急にツンとつつかれて、ビクッと腰が引いた。
「優……っ」
「葉司――したい」
優の瞳は、もうあやしく光っていて、俺は息を飲んだ。
指の腹でやわやわと乳首を擦られながら、激しくキスされれば、何も抵抗できなくなってしまう。
「優……んんッ」
優の手が伸びて、反応しきった中心部をズボン越しにつかまれて、隠すこともできずに、優の肩に顔をうずめた。
速まる呼吸で、もう熱さを昇っていく体は、自分でも押し留めることができくなっていた。
「いい――?」
優の声は低く掠れていて、ひどくセクシーで、その声も唇も、すべて自分だけのものにしてしまいたい衝動が突き抜けた。
「――うん」
俺は、その愛しい唇に、唇を押しつけた。
唇を探り合って、指を探り合って、それは無限みたいなのに、ほんの少しの時間。
俺たちは、二人きりの誰もいない深海で、ゆらめくみたいに肌を探り合って、息を交わしている。
二階の部屋の、薄暗がりの中で、白いシーツの上で素肌をすべて晒して、二人して感覚だけの世界で体を重ねて。
「ゆ……う……」
さらに深い恋に落ちてしまうみたいに、もう優だけしか見えない。
「葉司――こっち……」
優に促されるまま、うつぶせになると、優に腰をぐいと引き寄せられた。
腰を上げる姿になってしまって、優の目の前に、一番弱い部分を晒していた。
「あ……」
俺は恥ずかしさで逃げようとしたけど、強い力でさらに引き寄せられれば、火照った体で逃れるのはもう難しかった。
その時、後孔にぬるりとした温かな感触を感じた。
「え……あ……ッ!」
首をねじって見ると、優が俺の後ろに顔をうずめて、唇と舌で後孔を愛撫していた。
「い、いや……」
「逃げないで、葉司」
優はそう言ったかと思うと、ローションで濡らした指を、浅く突き入れて、もうすっかり場所のわかっている前立腺をぐっと押してきた。
「ひ……っ」
そのまま指の腹でグッグッと押され、揺らされるように擦られて、そのたびにブワッと快感が下腹に走っていった。
指で転がすように愛撫されたり、押し込むようにされたりが繰り返されて、電流のような痺れが体中に駆け抜けていく。
「う――んんッ」
抑えようとしても、声がどうしても漏れて出て、俺は掌で口を覆った。
「ダメだよ――葉司。声が聴きたいのに……」
「や、やだ……」
「これでも、ダメ――?」
ずくりともう一本指が侵入してきて、圧迫感があるのに、痺れがどんどん甘い快感にすり変わっていくのを止められない。
「う、う……っ」
指で擦りあげられるたび、どんどん前の前が白く霞んでいって、もう喘ぎを抑えることができなくなっていた。
「あ、あ、あ……っ」
「葉司が、涙目になって喘いでるの、好きだよ――本当は強いのに、俺の下で何もできなくなって、気持ちよくなってるの、すげぇ好き――」
もう体がおかしいんじゃないかと思うくらい、その低い囁きさえ快感になって、蕩けていく。
「もう一本入れるからね――」
前に手を回されて、ズリッと昂りを扱き上げられながら、後ろに慎重に三本目が入って来る。
「あ――優ッ、あ……ひッ」
もう先から粘液が滴っている昂りを、緩急をつけながら扱かれ、ぎっちりと後孔に入れた指で快感を引き出されて、快感が限界になって、溢れてしまいそうだった。
「も、もう、無理……ッ、あぁッ!」
「イキそう?気持ちいい?イッていいよ――」
「あ、ダメッ、俺だけ――ひッ、ああぁっ」
快楽の波が大きくやってきて、飲み込まれていった。
「あッ、出、出ちゃ……うッ」
「いいよ、出して――可愛い……」
前も後ろも、追い詰めるように愛撫されて、腰がガクガクと震え、高みへと駆け上がっていった。
「ひ、あぁっ、ああぁ……ッ!」
俺はビクビクッと痙攣すると、その瞬間に、激しく吐精していた。
頭は真っ白になって、何も考えられず、ただ小刻みに身を震わすだけになっていた。
はっきりと意識を保つのが難しくて、ふわふわとした多幸感で体はいっぱいになる。
「葉司……」
優は、俺の体を仰向けにさせると、俺の脚の間に割り入って、その上に覆いかぶさってきた。
優は、クッションを俺の腰の下に当てがって、脚を開かせ、腰を高く上げさせた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結 一気読み推奨】片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。
はぴねこ
BL
高校生の頃、片想いの親友に告白した。
彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。
もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。
彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。
そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。
同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。
あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。
そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。
「俺もそろそろ恋愛したい」
親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。
不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
はじまりの朝
さくら乃
BL
子どもの頃は仲が良かった幼なじみ。
ある出来事をきっかけに離れてしまう。
中学は別の学校へ、そして、高校で再会するが、あの頃の彼とはいろいろ違いすぎて……。
これから始まる恋物語の、それは、“はじまりの朝”。
✳『番外編〜はじまりの裏側で』
『はじまりの朝』はナナ目線。しかし、その裏側では他キャラもいろいろ思っているはず。そんな彼ら目線のエピソード。
【完結】恋した君は別の誰かが好きだから
海月 ぴけ
BL
本編は完結しました。後日、おまけ&アフターストーリー随筆予定。
青春BLカップ31位。
BETありがとうございました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺が好きになった人は、別の誰かが好きだからーー。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
二つの視点から見た、片思い恋愛模様。
じれきゅん
ギャップ攻め
春風の香
梅川 ノン
BL
名門西園寺家の庶子として生まれた蒼は、病弱なオメガ。
母を早くに亡くし、父に顧みられない蒼は孤独だった。
そんな蒼に手を差し伸べたのが、北畠総合病院の医師北畠雪哉だった。
雪哉もオメガであり自力で医師になり、今は院長子息の夫になっていた。
自身の昔の姿を重ねて蒼を可愛がる雪哉は、自宅にも蒼を誘う。
雪哉の息子彰久は、蒼に一心に懐いた。蒼もそんな彰久を心から可愛がった。
3歳と15歳で出会う、受が12歳年上の歳の差オメガバースです。
オメガバースですが、独自の設定があります。ご了承ください。
番外編は二人の結婚直後と、4年後の甘い生活の二話です。それぞれ短いお話ですがお楽しみいただけると嬉しいです!
告白ごっこ
みなみ ゆうき
BL
ある事情から極力目立たず地味にひっそりと学園生活を送っていた瑠衣(るい)。
ある日偶然に自分をターゲットに告白という名の罰ゲームが行われることを知ってしまう。それを実行することになったのは学園の人気者で同級生の昴流(すばる)。
更に1ヶ月以内に昴流が瑠衣を口説き落とし好きだと言わせることが出来るかということを新しい賭けにしようとしている事に憤りを覚えた瑠衣は一計を案じ、自分の方から先に告白をし、その直後に全てを知っていると種明かしをすることで、早々に馬鹿げたゲームに決着をつけてやろうと考える。しかし、この告白が原因で事態は瑠衣の想定とは違った方向に動きだし……。
テンプレの罰ゲーム告白ものです。
表紙イラストは、かさしま様より描いていただきました!
ムーンライトノベルズでも同時公開。
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる