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章1。
1ー4
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それは置いておくとして、とりあえず遊んでみることにした。
どうやらゲームの名前はデバッカーというらしい。
ショウはプレイできないので、俺が遊ぶことになったのだが、本当にそこまで面白いのだろうか?
だがそんな疑問はゲームが起動した瞬間消え去った。
「綺麗だ、、、。」
思わずそんな言葉が出た。
ちなみに今の時刻を言っておくと、もう午後4時なのだが、このゲームではどうやら早朝らしい。
少し浅霧が出ているのだ。
この時点でもう気づいた人がいるかもしれないが、そうだ。
このゲームでは朝霧すらも再現される。
まあそれだけならなんだ、今時のゲームと同じくらいか。
と切り捨てられていただろう。
だがこのゲームは完璧すぎた。
ポップな、でもどことなくリアルな、そんな植物。
小鳥の囀りの、わずかな反響。
踏むたび揺れる、繊細なタッチの草。
そしてその上に乗っかっている透明感のある水玉。
そこかしこにいる動物たちの毛並み、そして動き。
それでもどこか現実から目を背けさせてくれる、そんな画面だった。
ショウが言う。
「な?最高だろ」
答えを聞かない様子のショウに、普段なら少しイラッと来ていただろう。
だが今はそんなことどうでもよかった。
「ああ、、、。」
恐る恐る頷く。
俺はきっとこの景色を、一生忘れないだろう。
「ためしに、少し歩いて、みる。」
ああ、最高だ。
この世の全てから許されたような解放感が、そこにあった。
俺が感動にふるえている時に、どこからか、耳をつんざくような怒号が飛んできた。
どうやらゲームの名前はデバッカーというらしい。
ショウはプレイできないので、俺が遊ぶことになったのだが、本当にそこまで面白いのだろうか?
だがそんな疑問はゲームが起動した瞬間消え去った。
「綺麗だ、、、。」
思わずそんな言葉が出た。
ちなみに今の時刻を言っておくと、もう午後4時なのだが、このゲームではどうやら早朝らしい。
少し浅霧が出ているのだ。
この時点でもう気づいた人がいるかもしれないが、そうだ。
このゲームでは朝霧すらも再現される。
まあそれだけならなんだ、今時のゲームと同じくらいか。
と切り捨てられていただろう。
だがこのゲームは完璧すぎた。
ポップな、でもどことなくリアルな、そんな植物。
小鳥の囀りの、わずかな反響。
踏むたび揺れる、繊細なタッチの草。
そしてその上に乗っかっている透明感のある水玉。
そこかしこにいる動物たちの毛並み、そして動き。
それでもどこか現実から目を背けさせてくれる、そんな画面だった。
ショウが言う。
「な?最高だろ」
答えを聞かない様子のショウに、普段なら少しイラッと来ていただろう。
だが今はそんなことどうでもよかった。
「ああ、、、。」
恐る恐る頷く。
俺はきっとこの景色を、一生忘れないだろう。
「ためしに、少し歩いて、みる。」
ああ、最高だ。
この世の全てから許されたような解放感が、そこにあった。
俺が感動にふるえている時に、どこからか、耳をつんざくような怒号が飛んできた。
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