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久留里街道
3日目終了
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いや、本当にさ。
あっという間に東横田駅ですよ。
2日かけて20キロ歩きましたよ。
昨日、私が足を攣った他は、全員元気ですよ。
そして昨日、横尾忠則とか言ってた東横田ですよ。
あと、時事ネタと言うか、この覚書をまとめている最中に、この久留里線を全駅下車した「鉄子の旅」で、そんなコーディネートをしていた「鉄」の横見浩彦さんが亡くなったってニュースが飛び込んできましたよ。
横尾忠則と横繋がりですよ。
「秘密のつながりだね。」
仕事部屋のソファでちびとヒロに埋もれた社長がなんか言ってますけど。
「一応、聞いときますけど、何それ?」
「いいともの1コーナーだよ。」
笑っていいともは、小学生の頃夏休みに見てましたけど、そんなコーナーあったかなぁ?
「平成1桁の頃。」
「私が生まれる前じゃ!」
調べたら、平成9年頃だったよ。
まぁ、事務所の私達も、大体こんな感じです。
この覚書を基にして、書きたい事を書き殴って、出来上がったメチャクチャ長文な奇聞にして奇文を、ブロの編集者たるお姉ちゃんにブラッシュアップしてもらった物がHPに掲載されるのですが。
録音してある社長の無駄知識の真贋をネットで調べたり、マニアック過ぎてネットじゃ真贋不明だったり。
そのくせ、事務所の倉庫やPCを探るとあっさりエビデンスが出て来たり。
因みに「秘密のつながり」も、番組本が事務所の倉庫から出て来ました。
Amazonでちょっと調べたら、値段が3万円だった。
さんまんえんだよ、さんまんえん。
世間様の価値観もわからなければ、そんな本が適当に転がっているこの家もこの家だ。
「実家に戻れば、谷村新司の天才・秀才・馬鹿とか、笑福亭鶴光のかやくごはんとか、番組本がたくさんあるよ。アレも売れば結構な値段になるかもね。」
「そう言えば、谷村新司さんも亡くなっちゃいましたね。」
アリスの冬の稲妻は、お父さんのカラオケ十八番なんですよ。
よーろーりんさんだー、アッーは我が家族がお父さんに入れる合いの手の定番なんです。
「理沙くん。アッーは違うな。」
「何が違うんですか?」
「セクハラになるから説明しません。調べちゃダメだよ。多分後悔するから。」
そう言われて調べない人はいません。
…後悔しました。
はい。
次回からは、少し合いの手変えます。
「なんと奇遇な、も検索したら後悔するから。」
「うるさい社長!」
…因みにこっちは、検索しなかったので後悔はしてません。
社長のラックに何やらサイン入りのCDがあったので、調べたら白パケ(業界内部に配られる試聴・試写用のソフトだよ)があったんです。
そう言うのは、妻としてなんでも調べる私が持ち帰ります。
中身は声優さんのネットラジオ番組でした。新谷良子って声優さんが、実際に検索して後悔して、その感想が
「私は性に対して寛容であろうとするけど、これが良いとは思えなかった。私は正常だ」(大雑把に)
だった。
あぁまぁ。
私も、対社長に関するならば性にタブーを設けるつもりはないけど。
今のところ充分満足しているので、新しい世界を開拓する気はありません。
社長もアレっきり何も言わないので、話の流れで出した文句だと思うけど。
この文言自体は、このままHPに載せようと思うので。
社長に揶揄われた読者様。
是非とも後悔しなさい。
尚、苦情は一切受け付けない(メールを送られても、即削除じゃ)ので、そのつもりで。
社長の読者様なら、知ってそうだけど。
★ ★ ★
久留里駅まで帰って、お昼ご飯。
君津市の山の中に、そんなにお高いお店があるわけないので、駅前にあるタイ料理の店に適当に入る。
タイ料理と言われても、トムヤンクンくらいしか知らないよ?
って店に入ったら、結構知ってた。
ガパオライスとか、生春巻きとか、グリーンカレーとか、空芯菜とか、ココナッツミルクとか。
特にガパオライスは、事務所のそばにあるイデカフェってチェーン店が美味しい。
昔(数年前、私が社長に知り合う前だ)は、お持ち帰りもやっていて、打ち合わせや取材先から戻って、帰宅するのも面倒くさがった社長がガパオライスのお弁当を買って、事務所で食って屁して寝た。
そうだ。
屁をして寝るのは、個人の自由だけど、私は別に社長の屁まで管理する気はないぞ。
あと、事務所から実家まで5分だろ?
そのくらい歩け。
昨日みたいなフルコースとかじゃないけど、一品一品がそれなりに高いので4人分トータルでそれなりのお品代にはなりました。
なお、こう言う時に領収書領収書と喧しい南さんは大人しいです。
何故なら、店から南さんお楽しみの
久留里観光交流センター(別名・生きた水久留里 酒ミュージアム)
が見えるからです。
「後で拾いに来ますから、南さんはあまり羽目を外さないようにしてください。一升瓶だけじゃなく樽酒を買うのもアリでしょうけど、ウチのモコがないと運び切れません。」
「善処します!」
久留里駅のロータリーで、有名出版社の編集長様がシュタって敬礼してます。
満面の笑顔で。
「お姉ちゃんは飲んじゃダメだよ。今晩ね。」
「………。」
「返事は?」
「わかり…ました…。」
有名出版社の有能若手編集者がブー垂れてます。
一応、私達がいないところで先輩の面倒を見ないとならないのと、お酒が大好きなくせにお酒に弱い人なので。
「いってらぁ。」
「いってきまぁ。」
変な挨拶で2人を送ると、同じロータリー内にあるタクシー会社でタクシーを1台調達して、本日のお宿に一足先に到着。
今日は今日で、本当にただ歩いただけだったけと、これはこれで良いか。
あっという間に東横田駅ですよ。
2日かけて20キロ歩きましたよ。
昨日、私が足を攣った他は、全員元気ですよ。
そして昨日、横尾忠則とか言ってた東横田ですよ。
あと、時事ネタと言うか、この覚書をまとめている最中に、この久留里線を全駅下車した「鉄子の旅」で、そんなコーディネートをしていた「鉄」の横見浩彦さんが亡くなったってニュースが飛び込んできましたよ。
横尾忠則と横繋がりですよ。
「秘密のつながりだね。」
仕事部屋のソファでちびとヒロに埋もれた社長がなんか言ってますけど。
「一応、聞いときますけど、何それ?」
「いいともの1コーナーだよ。」
笑っていいともは、小学生の頃夏休みに見てましたけど、そんなコーナーあったかなぁ?
「平成1桁の頃。」
「私が生まれる前じゃ!」
調べたら、平成9年頃だったよ。
まぁ、事務所の私達も、大体こんな感じです。
この覚書を基にして、書きたい事を書き殴って、出来上がったメチャクチャ長文な奇聞にして奇文を、ブロの編集者たるお姉ちゃんにブラッシュアップしてもらった物がHPに掲載されるのですが。
録音してある社長の無駄知識の真贋をネットで調べたり、マニアック過ぎてネットじゃ真贋不明だったり。
そのくせ、事務所の倉庫やPCを探るとあっさりエビデンスが出て来たり。
因みに「秘密のつながり」も、番組本が事務所の倉庫から出て来ました。
Amazonでちょっと調べたら、値段が3万円だった。
さんまんえんだよ、さんまんえん。
世間様の価値観もわからなければ、そんな本が適当に転がっているこの家もこの家だ。
「実家に戻れば、谷村新司の天才・秀才・馬鹿とか、笑福亭鶴光のかやくごはんとか、番組本がたくさんあるよ。アレも売れば結構な値段になるかもね。」
「そう言えば、谷村新司さんも亡くなっちゃいましたね。」
アリスの冬の稲妻は、お父さんのカラオケ十八番なんですよ。
よーろーりんさんだー、アッーは我が家族がお父さんに入れる合いの手の定番なんです。
「理沙くん。アッーは違うな。」
「何が違うんですか?」
「セクハラになるから説明しません。調べちゃダメだよ。多分後悔するから。」
そう言われて調べない人はいません。
…後悔しました。
はい。
次回からは、少し合いの手変えます。
「なんと奇遇な、も検索したら後悔するから。」
「うるさい社長!」
…因みにこっちは、検索しなかったので後悔はしてません。
社長のラックに何やらサイン入りのCDがあったので、調べたら白パケ(業界内部に配られる試聴・試写用のソフトだよ)があったんです。
そう言うのは、妻としてなんでも調べる私が持ち帰ります。
中身は声優さんのネットラジオ番組でした。新谷良子って声優さんが、実際に検索して後悔して、その感想が
「私は性に対して寛容であろうとするけど、これが良いとは思えなかった。私は正常だ」(大雑把に)
だった。
あぁまぁ。
私も、対社長に関するならば性にタブーを設けるつもりはないけど。
今のところ充分満足しているので、新しい世界を開拓する気はありません。
社長もアレっきり何も言わないので、話の流れで出した文句だと思うけど。
この文言自体は、このままHPに載せようと思うので。
社長に揶揄われた読者様。
是非とも後悔しなさい。
尚、苦情は一切受け付けない(メールを送られても、即削除じゃ)ので、そのつもりで。
社長の読者様なら、知ってそうだけど。
★ ★ ★
久留里駅まで帰って、お昼ご飯。
君津市の山の中に、そんなにお高いお店があるわけないので、駅前にあるタイ料理の店に適当に入る。
タイ料理と言われても、トムヤンクンくらいしか知らないよ?
って店に入ったら、結構知ってた。
ガパオライスとか、生春巻きとか、グリーンカレーとか、空芯菜とか、ココナッツミルクとか。
特にガパオライスは、事務所のそばにあるイデカフェってチェーン店が美味しい。
昔(数年前、私が社長に知り合う前だ)は、お持ち帰りもやっていて、打ち合わせや取材先から戻って、帰宅するのも面倒くさがった社長がガパオライスのお弁当を買って、事務所で食って屁して寝た。
そうだ。
屁をして寝るのは、個人の自由だけど、私は別に社長の屁まで管理する気はないぞ。
あと、事務所から実家まで5分だろ?
そのくらい歩け。
昨日みたいなフルコースとかじゃないけど、一品一品がそれなりに高いので4人分トータルでそれなりのお品代にはなりました。
なお、こう言う時に領収書領収書と喧しい南さんは大人しいです。
何故なら、店から南さんお楽しみの
久留里観光交流センター(別名・生きた水久留里 酒ミュージアム)
が見えるからです。
「後で拾いに来ますから、南さんはあまり羽目を外さないようにしてください。一升瓶だけじゃなく樽酒を買うのもアリでしょうけど、ウチのモコがないと運び切れません。」
「善処します!」
久留里駅のロータリーで、有名出版社の編集長様がシュタって敬礼してます。
満面の笑顔で。
「お姉ちゃんは飲んじゃダメだよ。今晩ね。」
「………。」
「返事は?」
「わかり…ました…。」
有名出版社の有能若手編集者がブー垂れてます。
一応、私達がいないところで先輩の面倒を見ないとならないのと、お酒が大好きなくせにお酒に弱い人なので。
「いってらぁ。」
「いってきまぁ。」
変な挨拶で2人を送ると、同じロータリー内にあるタクシー会社でタクシーを1台調達して、本日のお宿に一足先に到着。
今日は今日で、本当にただ歩いただけだったけと、これはこれで良いか。
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