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日刊憑依譚 5月2日
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最初は朝、一緒に登校をしている時だった。
ちゅっ
夏帆が、幼馴染の柊子にキスをした。
「な、何し……んむっ」
今度は柊子の唇が夏帆の唇に重ねられた。
身体が勝手に動いて幼馴染の女の子にキスをしてしまう。
それは分かったが、相手が自分の身体ではそれを防ぐ手段などなく、廊下で、トイレで、教室で、更衣室で、休み時間に、食事中に、体育の授業中に。
いつ自分たちの身体が勝手にキスを始めてしまうか、自分たちにも分からなかった。
「こんなのおかしいわ!身体が勝手に……んむぅ……」
「ご、ごめんまたひとりでに……んちゅっ」
ちゅっ
夏帆が、幼馴染の柊子にキスをした。
「な、何し……んむっ」
今度は柊子の唇が夏帆の唇に重ねられた。
身体が勝手に動いて幼馴染の女の子にキスをしてしまう。
それは分かったが、相手が自分の身体ではそれを防ぐ手段などなく、廊下で、トイレで、教室で、更衣室で、休み時間に、食事中に、体育の授業中に。
いつ自分たちの身体が勝手にキスを始めてしまうか、自分たちにも分からなかった。
「こんなのおかしいわ!身体が勝手に……んむぅ……」
「ご、ごめんまたひとりでに……んちゅっ」
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