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10話
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ジュンサクサイド
家に帰り部屋の中に入って見つめるのは、テイヤくんの部屋の窓と向かい合わせになっているはずの窓。
その窓を開けてテイヤくんと呼べばすぐに聞こえる距離だろう…
なのに窓を開けれずにいるのは少なからずテイヤくんから言われた「気にするな。」その言葉で傷ついたから。
俺はその窓にもたれ掛かりスルスルとそのまま床に座り込む。
背中に感じる壁の冷たさが身に染みてさっきまで感じていたテイヤくんの温もりを思い出す。
同じ男とは思えない柔らかくてしなやかな身体…
思い出すだけで俺の恥部が反応し始める。
我慢しかねた俺はベルトを緩めチャックを焦る手で下ろす。
この背中の向こう側にはテイヤくんがいる…
そう思うだけで俺はどうにかなってしまいそうなほどもう既にあなたに夢中になっていたのかもしれない。
恋ってこんなもどかしい気持ちになるんだな…
テイヤくん俺もう…好きになっちゃったよ…
そう呟くと俺はゆっくりと瞳を閉じた。
気持ちの落ち着いた俺は少し冷静になりテイヤくんと向い合っている窓をあける。
手はお互いが伸ばせば届き、声も普通に問題なく届く距離だろう。
遠慮気味に小さな声で俺はテイヤくんを呼んでみた。
J「…テイヤくん。」
すると、窓の向こう側で影が微かに動いた。
テイヤくん…部屋にいるんだ。
ドキドキと心臓が早くなり、さっきまで一緒にいたのにまた会いたい…早く会いたい…顔が見たいと気持ちが早まり、テイヤくんの事で頭がいっぱいになった。
J「テイヤくん!!」
俺が思い切って大きな声でそう呼ぶと、その影は窓の方に近づいた。
ガチャと鍵を開ける音がして窓が動き始める。
もう少し…もう少しでテイヤくんの顔が見れる…
そう思った時…
俺の目の前に現れたのは…
J「え…なんで?」
そこには朝、テイヤくんに抱きついていたマモルさんという男がいた。
M「はぁ?なんでそんなとこにいんの?テイヤのストーカーか?」
眉間にシワを寄せてそういうマモルさんは俺の前ではみんなが憧れる心優しい生徒会長ではない。
J「そっちこそ。なんでテイヤくんの部屋にいるんですか?」
俺がそう言えばニヤッと笑って自慢気に俺に言った。
M「ん?あぁ~俺たち同棲してるから。今からお楽しみだから俺たちの邪魔…すんじゃないよ?」
そう言ってバンッと大きな音を立ててマモルさんは窓を閉めた。
マモルさんとテイヤくんは…
同棲してる…?
今から…お楽しみ?
一体どういうことだ?
俺の中から何か目には見えないモノがフツフツと湧き上がる。
この感情はなんだ?
嫉妬?ヤキモチ?
よく分からないこのもどかしい感情…
俺は窓の向こう側でそんなことが今から行われると思ったら耐えられなくて…
そのまま走って部屋を飛び出した。
つづく
家に帰り部屋の中に入って見つめるのは、テイヤくんの部屋の窓と向かい合わせになっているはずの窓。
その窓を開けてテイヤくんと呼べばすぐに聞こえる距離だろう…
なのに窓を開けれずにいるのは少なからずテイヤくんから言われた「気にするな。」その言葉で傷ついたから。
俺はその窓にもたれ掛かりスルスルとそのまま床に座り込む。
背中に感じる壁の冷たさが身に染みてさっきまで感じていたテイヤくんの温もりを思い出す。
同じ男とは思えない柔らかくてしなやかな身体…
思い出すだけで俺の恥部が反応し始める。
我慢しかねた俺はベルトを緩めチャックを焦る手で下ろす。
この背中の向こう側にはテイヤくんがいる…
そう思うだけで俺はどうにかなってしまいそうなほどもう既にあなたに夢中になっていたのかもしれない。
恋ってこんなもどかしい気持ちになるんだな…
テイヤくん俺もう…好きになっちゃったよ…
そう呟くと俺はゆっくりと瞳を閉じた。
気持ちの落ち着いた俺は少し冷静になりテイヤくんと向い合っている窓をあける。
手はお互いが伸ばせば届き、声も普通に問題なく届く距離だろう。
遠慮気味に小さな声で俺はテイヤくんを呼んでみた。
J「…テイヤくん。」
すると、窓の向こう側で影が微かに動いた。
テイヤくん…部屋にいるんだ。
ドキドキと心臓が早くなり、さっきまで一緒にいたのにまた会いたい…早く会いたい…顔が見たいと気持ちが早まり、テイヤくんの事で頭がいっぱいになった。
J「テイヤくん!!」
俺が思い切って大きな声でそう呼ぶと、その影は窓の方に近づいた。
ガチャと鍵を開ける音がして窓が動き始める。
もう少し…もう少しでテイヤくんの顔が見れる…
そう思った時…
俺の目の前に現れたのは…
J「え…なんで?」
そこには朝、テイヤくんに抱きついていたマモルさんという男がいた。
M「はぁ?なんでそんなとこにいんの?テイヤのストーカーか?」
眉間にシワを寄せてそういうマモルさんは俺の前ではみんなが憧れる心優しい生徒会長ではない。
J「そっちこそ。なんでテイヤくんの部屋にいるんですか?」
俺がそう言えばニヤッと笑って自慢気に俺に言った。
M「ん?あぁ~俺たち同棲してるから。今からお楽しみだから俺たちの邪魔…すんじゃないよ?」
そう言ってバンッと大きな音を立ててマモルさんは窓を閉めた。
マモルさんとテイヤくんは…
同棲してる…?
今から…お楽しみ?
一体どういうことだ?
俺の中から何か目には見えないモノがフツフツと湧き上がる。
この感情はなんだ?
嫉妬?ヤキモチ?
よく分からないこのもどかしい感情…
俺は窓の向こう側でそんなことが今から行われると思ったら耐えられなくて…
そのまま走って部屋を飛び出した。
つづく
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