【BL】花様年華〜僕たちの青春日記〜

樺純

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14話

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テイヤサイド

人がチラホラ現れ、俺たちは手を離し横並びで歩くと周りが驚いた顔をしてサッと道を開けていく。


「見て見て見て!!ヤバいんだけど!!テイヤ様とジュンサク君が一緒に歩いてる!!死ぬーーーー!!」

「ぎゃぁぁぁあぁぁあーーー!!やばいやばいやばい!!あのふたりが並んで歩いてるとか…もう墓掘ってくるわ…」


前々から歩けばそんな変なことを言ってくる女の子達はいたが、ジュンサクと歩けばその歓声が約2倍いや…


10倍には膨れ上がっていた。


J「テイヤくん…これ…毎日ですか?」

T「うん…いつもはもうちょっとマシだけどね…?」

「うわぁぁーーーふたりが喋った!!会話した!!もう、ヤバたん…白目…!!」


そんな取り乱す女の子に冷たい視線を送るジュンサクをまぁまぁと諭しながら俺は教室に向かった。


T「じゃ、授業頑張って。」

J「昼休み…会いに行ってもいい?」


ジュンサクは周りなんて目に入らないのか半径1mの所で俺たちを見てキャーキャー言ってる女の子達の前でそんなこと言い始める。


T「とりあえず……」

J「昼休み教室に迎えにくるから…」


ジュンサクは俺の頭をポンポンと撫で颯爽と教室の中へ入って行った。


「ぎゃぁあぁぁぁあぁぁあーーー!!」


俺とジュンサクのそんな光景を見た数名の女子たちはその場で気絶して保健室に運ばれていた。



俺の席は窓際の1番後ろの席。


少し窓を開けて風を感じながら授業を受けるのが好き。


俺は席に着きカバンを横に掛けるとバンッ!!っと大きな音を立てて机を両手で叩く小さなクリームパンのような手が目に入った。


あぁあ…この手の主は1人しかいない…


M「まじで何考えてんの…?」


マモルが笑顔でおデコに血管を浮かせ始めたら要注意の合図。


そう…それはマジギレしてるサインだから。


T「な…なにが?」

M「学校内でえらい噂になってるけど?お前とジュンサクって奴のこと。」

T「へぇ~朝たまたま会ったから一緒に来ただけなのにな~?」


俺がとぼけてそう言うとマモルは眉間にシワを寄せた。


M「俺は反対だからな!!何がなんでも反対!!お兄様は絶対に許しません!!」


たった2か月とちょっとしか変わらない誕生日なのに、やたらと兄貴気取りするマモルは鼻息荒くそう吐き捨てるように言い自分のクラスへと戻っていった。


はぁ…交際1日目…


すでに心折れ気味です(しょんぼり)


つづく
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