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53話
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ジュンサクサイド
T「もう!!ジュンサクのバカ野郎!!なんでこんな大切な日に寝坊してんだよ!!」
J「テイヤだって全然起きなかっただろ!!文句言ってないで走れって!!」
俺たちは手を繋ぎ口喧嘩をしながらタキシード姿で街中を大慌てでまた、走っている。
T「もう無理ーーーー死ぬーーーー!!」
へたばっているテイヤの腕を引っ張り転ばないように無理やり走らせた。
絶対に絶対に遅れてはいけないんだ!!
J「もうすぐ結婚式場着くから!!あともう少し頑張れ!!」
T「もうなんでタクシー捕まらないんだよ!!!!」
ブー垂れてるテイヤの背中を押し、俺は何とかの思いで会場へとたどり着くとテイヤはその場でしゃがみ込み、俺はそんなテイヤを見てつい笑ってしまった。
T「なに人が苦しんでるのに笑ってるんだよ!!」
J「いや、確か俺たちが初めて出会った日もこうやって学校から公園まで手繋いでダッシュしたな…って思ってさ。」
俺がそう言うとテイヤも思い出したように笑い出す。
T「んふふふw懐かしいwって!!そんなこと呑気に言ってる場合じゃ無いから~!!」
今ではもうお姫様抱っこしなくても、俺との愛のトレーニングであの頃より体力のついたテイヤは笑いながら俺の手を引っ張ってまた、走り出した。
晴れ渡る雲ひとつない青空
綺麗な白と緑、そしてパープルの花に囲まれたガーデニングウエディング
俺の目の前には最大のライバルだと思っていたセイジ先生が立っている。
T「まさかセイジ先生がイズミちゃんと結婚するだなんて思ってもみなかったな…」
ギリギリ間に合った俺たちはテーブルに座るとテイヤが小声でそう言った。
J「先生たち幸せそうだね…」
セイジ先生とイズミ先生は幸せそうに微笑みあいながら愛を誓い合う。
すると、テイヤが俺の手をギュッと握った。
不思議に思った俺がテイヤの顔を見ると…
T「…今までも今もこれから先もずっと…ジュンサクだけを愛し見つめる事を誓います。」
テイヤは唐突にそう呟いた。
J「テイヤ…?」
T「人前式はみんなの前で愛を誓うんでしょ?だから俺もこっそりみんなの前で愛を誓おうと思って…」
そう言ったテイヤが愛おしくてたまらない。
俺はテイヤのその綺麗な横顔を見つめながら言った。
J「今までも今もこれから先もずっと…俺はテイヤを愛し、テイヤだけを見つめて生きていく事を…俺はみんなにじゃなくてテイヤに誓う。絶対に俺はあなたを裏切ったりしない…自分よりも大切な人だから…」
そして、俺達は幸せ溢れる2人よりも先にこっそり誓いのキスをし…
そして挙式のあと…
S「俺たちより先に誓いのキスしてただろ!!!?」
セイジ先生にしっかりと見られていた俺たちは…
仲良く二人揃って学生時代のようにセイジ先生に叱られ…
俺たちの第二の青春、花様年華が始まった。
めでたしめでたし
end
T「もう!!ジュンサクのバカ野郎!!なんでこんな大切な日に寝坊してんだよ!!」
J「テイヤだって全然起きなかっただろ!!文句言ってないで走れって!!」
俺たちは手を繋ぎ口喧嘩をしながらタキシード姿で街中を大慌てでまた、走っている。
T「もう無理ーーーー死ぬーーーー!!」
へたばっているテイヤの腕を引っ張り転ばないように無理やり走らせた。
絶対に絶対に遅れてはいけないんだ!!
J「もうすぐ結婚式場着くから!!あともう少し頑張れ!!」
T「もうなんでタクシー捕まらないんだよ!!!!」
ブー垂れてるテイヤの背中を押し、俺は何とかの思いで会場へとたどり着くとテイヤはその場でしゃがみ込み、俺はそんなテイヤを見てつい笑ってしまった。
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J「いや、確か俺たちが初めて出会った日もこうやって学校から公園まで手繋いでダッシュしたな…って思ってさ。」
俺がそう言うとテイヤも思い出したように笑い出す。
T「んふふふw懐かしいwって!!そんなこと呑気に言ってる場合じゃ無いから~!!」
今ではもうお姫様抱っこしなくても、俺との愛のトレーニングであの頃より体力のついたテイヤは笑いながら俺の手を引っ張ってまた、走り出した。
晴れ渡る雲ひとつない青空
綺麗な白と緑、そしてパープルの花に囲まれたガーデニングウエディング
俺の目の前には最大のライバルだと思っていたセイジ先生が立っている。
T「まさかセイジ先生がイズミちゃんと結婚するだなんて思ってもみなかったな…」
ギリギリ間に合った俺たちはテーブルに座るとテイヤが小声でそう言った。
J「先生たち幸せそうだね…」
セイジ先生とイズミ先生は幸せそうに微笑みあいながら愛を誓い合う。
すると、テイヤが俺の手をギュッと握った。
不思議に思った俺がテイヤの顔を見ると…
T「…今までも今もこれから先もずっと…ジュンサクだけを愛し見つめる事を誓います。」
テイヤは唐突にそう呟いた。
J「テイヤ…?」
T「人前式はみんなの前で愛を誓うんでしょ?だから俺もこっそりみんなの前で愛を誓おうと思って…」
そう言ったテイヤが愛おしくてたまらない。
俺はテイヤのその綺麗な横顔を見つめながら言った。
J「今までも今もこれから先もずっと…俺はテイヤを愛し、テイヤだけを見つめて生きていく事を…俺はみんなにじゃなくてテイヤに誓う。絶対に俺はあなたを裏切ったりしない…自分よりも大切な人だから…」
そして、俺達は幸せ溢れる2人よりも先にこっそり誓いのキスをし…
そして挙式のあと…
S「俺たちより先に誓いのキスしてただろ!!!?」
セイジ先生にしっかりと見られていた俺たちは…
仲良く二人揃って学生時代のようにセイジ先生に叱られ…
俺たちの第二の青春、花様年華が始まった。
めでたしめでたし
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