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第八話
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次の日
ユサは珍しく用事があると言って朝早くから出かけたため、今日は珍しく私と夏休み中のミネトで朝からお店を営業していた。
しかし、朝から降っていた雨のせいかお店はびっくりするぐらい暇で…私たち2人はシトシトと降る雨を顔を並べて窓から眺めていた。
するとミネトが突然、問いかけてきた。
M「昨日さ?キヒヤとあの後どうなったの?」
A「うん…キスされた。」
M「はぁ!?ないわ~。ユサくん、アノンが帰って来ないからめっちゃ焦って探し回ってたみたいだよ?俺は店番してたけど。」
私の言葉を聞いたミネトは窓の外に向けていた視線を私に戻し、そう言った。私はそれに気づいていたが、ミネトの方を振り向く事なく言葉を続ける。
A「そうだったんだ…ユサってさ?彼女とかいないの?」
ふと、昨日の夜…ユサにあんな事を言われた私は今まで一度も聞いてこなかったユサの恋愛事情について気になった。
愛想が良いわけではないが、身長が高く細身で整った顔をしているユサ。
お客様の中にもユサ目当てで通っている人がいるほどなのに、ユサと知り合って三年がたつが今までユサの恋愛について一度も浮いた話しは聞いた事がなかった。
すると、ミネトは少し考えるように言った。
M「彼女……?あぁ…いたよ。昔ね?今はいない。まず、彼女なんかいたらアノンを自分の家に住ませないだろ?」
ミネトは何かを考え込むような顔をしながらそう言った。
A「そっか…どんな人だったんだろ…ユサの元カノって。ミネトは知ってるの?」
ユサに愛された人はどんな人なのだろう?
自分でミネトにそう問いかけておきながら、私は顔も知らないユサの元カノの事を考えると少し胸の奥がチクっと痛んだ。
M「知ってるよ…よーく知ってる。ってか、急になんなの!?そんな事、聞いて熱でもある!?」
ミネトは普段そんな話をしない私の顔を不思議そうに覗き込み、私のおでこに手を添える。
私はそんなミネトにされるがままぼーっと外を眺めたまま言った。
A「実はさ…」
M「うん…?」
A「色々あって話の流れで…成人したら抱いてやるってユサに言われたんだよね…。」
私がそう言うとミネトの顔は驚いた顔のまま固まりゆっくり私のおでこから手を離した。
M「マジ?それって告白じゃん。」
A「やっぱそう思う?だから、キヒヤのこと私の中でケジメつけろって言われた。」
M「うん…で?ぶっちゃけどうなの?ユサくんのこと。」
ミネトは我に返ったかのようにソファに座り直して私にそう問いかける。
私にとってユサはどんな存在なんだろう…
今までそんなこと考えた事すらなかった。
それは中学生の時に出会ったお兄ちゃんのような存在だったから?
私の保護者だなんてユサは口では言っていたけど私は出会った時からユサをそんな存在としてはみていなかった。
でも今、私が生きるこの人生でユサは絶対にいないといけない人で大切な存在だという事に間違いない。
A「……たぶん…ユサは…私の人生でもういないとダメな人になってる…。」
私がそう答えるとミネトはだろうね。なんて言いながら何度も頷く。
そして、ミネトの口から出た名前に私はドキッとした。
M「じゃ、キヒヤは?」
ミネトにそう問いかけられた私はキヒヤの存在を考える。
生まれてからずっと一緒にいたキヒヤも私にとって絶対にいないといけない大切な存在だった。
それが恋心だと気づいた途端にキヒヤはいつの間にかいない事が当たり前となり、今ではキヒヤがいなくても楽しく過ごせてしまうようになっている。
A「好きだけど…もうそばにいない事に慣れてしまってるから…」
私がそういうとミネトは自分で聞いておきながら興味なさそうな顔をしてスマホを弄り、手を止めると私の方を見た。
M「なぁ…ホントにキヒヤってさ?ラノンって付き合ってるのか?」
キヒヤのその言葉の意図が分からない私は考えながら答える。
A「え?たぶん…なんで?」
M「いや、なんとなく聞いただけ~俺はアノンが幸せになってくれたらなんでもいいけど。」
ミネトは急に明るい声を出して何かを誤魔化すようにそう言ったが、私も深くその質問の意図をミネトに問い詰めるようなことはしなかった。
A「ミネトにはほんと感謝してるよ。」
M「じゃ、誰か可愛い子紹介してよ!って友達のいないアノンに言っても無理か。」
ミネトは高校の時、いや中学の時から同級生はもちろん、先輩や後輩からも告白されまくるようなモテ男だった。
なのに本人の口から好きな人が出来たとかそんな話はミネトの口から聞いた事はない。
しかしいつも口癖のように誰かいい子いないかな~なんてミネトがそう言うたびに、私はあの子ならミネトも好きになるんじゃないかな?そう思う子が1人いたのだ。
A「うん…1人良い子いるから今度お店に来るよう言うね。」
M「え…アノン…俺以外に友達いんの…」
今のミネトは私に凄く失礼な事を言っているなんて自覚症状はないようで、ただ驚いた顔をしているから優しい私はそんなミネトの失礼な言葉を聞き流してあげた。
A「その子はね幼稚園の時に仲良くなったの。その子とラノンは性格が合わなくて仲悪くてさ。小学生の時にお父様の出張で海外に行っちゃってね…日本に一時帰国した時だけ遊んだりしてたの。連絡はほぼ毎日取り合ってるんだけどね。」
M「へぇ~アノンにそんな友達がいたんだ。」
A「うん…私の親友はミネトとその子かな。あと数ヶ月もすればお父様の仕事の都合で日本に帰ってくるからその時にここ連れてくるね?」
M「マジ!?楽しみ!」
A「サラナに変な事したら俺が許さないからね!!!」
M「サラナって言うんだ~名前からして可愛い~あ、俺のこと変な風に言うなよ?分かったな?」
A「はいはい。」
私がそう返事をするとふざけながら戯けていたミネトが急にマジな顔になって私の方を見る。
私はそんなミネトを不思議に思いながら見返すとミネトが口を開いた。
M「あとさ…」
A「なによ?」
M「アノンはアノンだからな?誰の代わりでもないアノンなんだよ。俺はアノンと友達になれてよかったと思ってるし大切な親友だと本当に思ってる。だから…それだけは忘れんな。」
突然、マジな顔してそんな事を言うもんだから調子の狂った私はつい、吹き出してしまった。
A「なにそれw」
M「アノン自慢のミネトお兄様からの大切なお話でしたー。早くサラナちゃんに会いたいよー!」
A「2ヶ月しか誕生日違わないくせに。何がお兄様よ。」
そう言いながらミネトが立ち上がるとカランカランと音を立てながら店の扉が開いた。
つづく
ユサは珍しく用事があると言って朝早くから出かけたため、今日は珍しく私と夏休み中のミネトで朝からお店を営業していた。
しかし、朝から降っていた雨のせいかお店はびっくりするぐらい暇で…私たち2人はシトシトと降る雨を顔を並べて窓から眺めていた。
するとミネトが突然、問いかけてきた。
M「昨日さ?キヒヤとあの後どうなったの?」
A「うん…キスされた。」
M「はぁ!?ないわ~。ユサくん、アノンが帰って来ないからめっちゃ焦って探し回ってたみたいだよ?俺は店番してたけど。」
私の言葉を聞いたミネトは窓の外に向けていた視線を私に戻し、そう言った。私はそれに気づいていたが、ミネトの方を振り向く事なく言葉を続ける。
A「そうだったんだ…ユサってさ?彼女とかいないの?」
ふと、昨日の夜…ユサにあんな事を言われた私は今まで一度も聞いてこなかったユサの恋愛事情について気になった。
愛想が良いわけではないが、身長が高く細身で整った顔をしているユサ。
お客様の中にもユサ目当てで通っている人がいるほどなのに、ユサと知り合って三年がたつが今までユサの恋愛について一度も浮いた話しは聞いた事がなかった。
すると、ミネトは少し考えるように言った。
M「彼女……?あぁ…いたよ。昔ね?今はいない。まず、彼女なんかいたらアノンを自分の家に住ませないだろ?」
ミネトは何かを考え込むような顔をしながらそう言った。
A「そっか…どんな人だったんだろ…ユサの元カノって。ミネトは知ってるの?」
ユサに愛された人はどんな人なのだろう?
自分でミネトにそう問いかけておきながら、私は顔も知らないユサの元カノの事を考えると少し胸の奥がチクっと痛んだ。
M「知ってるよ…よーく知ってる。ってか、急になんなの!?そんな事、聞いて熱でもある!?」
ミネトは普段そんな話をしない私の顔を不思議そうに覗き込み、私のおでこに手を添える。
私はそんなミネトにされるがままぼーっと外を眺めたまま言った。
A「実はさ…」
M「うん…?」
A「色々あって話の流れで…成人したら抱いてやるってユサに言われたんだよね…。」
私がそう言うとミネトの顔は驚いた顔のまま固まりゆっくり私のおでこから手を離した。
M「マジ?それって告白じゃん。」
A「やっぱそう思う?だから、キヒヤのこと私の中でケジメつけろって言われた。」
M「うん…で?ぶっちゃけどうなの?ユサくんのこと。」
ミネトは我に返ったかのようにソファに座り直して私にそう問いかける。
私にとってユサはどんな存在なんだろう…
今までそんなこと考えた事すらなかった。
それは中学生の時に出会ったお兄ちゃんのような存在だったから?
私の保護者だなんてユサは口では言っていたけど私は出会った時からユサをそんな存在としてはみていなかった。
でも今、私が生きるこの人生でユサは絶対にいないといけない人で大切な存在だという事に間違いない。
A「……たぶん…ユサは…私の人生でもういないとダメな人になってる…。」
私がそう答えるとミネトはだろうね。なんて言いながら何度も頷く。
そして、ミネトの口から出た名前に私はドキッとした。
M「じゃ、キヒヤは?」
ミネトにそう問いかけられた私はキヒヤの存在を考える。
生まれてからずっと一緒にいたキヒヤも私にとって絶対にいないといけない大切な存在だった。
それが恋心だと気づいた途端にキヒヤはいつの間にかいない事が当たり前となり、今ではキヒヤがいなくても楽しく過ごせてしまうようになっている。
A「好きだけど…もうそばにいない事に慣れてしまってるから…」
私がそういうとミネトは自分で聞いておきながら興味なさそうな顔をしてスマホを弄り、手を止めると私の方を見た。
M「なぁ…ホントにキヒヤってさ?ラノンって付き合ってるのか?」
キヒヤのその言葉の意図が分からない私は考えながら答える。
A「え?たぶん…なんで?」
M「いや、なんとなく聞いただけ~俺はアノンが幸せになってくれたらなんでもいいけど。」
ミネトは急に明るい声を出して何かを誤魔化すようにそう言ったが、私も深くその質問の意図をミネトに問い詰めるようなことはしなかった。
A「ミネトにはほんと感謝してるよ。」
M「じゃ、誰か可愛い子紹介してよ!って友達のいないアノンに言っても無理か。」
ミネトは高校の時、いや中学の時から同級生はもちろん、先輩や後輩からも告白されまくるようなモテ男だった。
なのに本人の口から好きな人が出来たとかそんな話はミネトの口から聞いた事はない。
しかしいつも口癖のように誰かいい子いないかな~なんてミネトがそう言うたびに、私はあの子ならミネトも好きになるんじゃないかな?そう思う子が1人いたのだ。
A「うん…1人良い子いるから今度お店に来るよう言うね。」
M「え…アノン…俺以外に友達いんの…」
今のミネトは私に凄く失礼な事を言っているなんて自覚症状はないようで、ただ驚いた顔をしているから優しい私はそんなミネトの失礼な言葉を聞き流してあげた。
A「その子はね幼稚園の時に仲良くなったの。その子とラノンは性格が合わなくて仲悪くてさ。小学生の時にお父様の出張で海外に行っちゃってね…日本に一時帰国した時だけ遊んだりしてたの。連絡はほぼ毎日取り合ってるんだけどね。」
M「へぇ~アノンにそんな友達がいたんだ。」
A「うん…私の親友はミネトとその子かな。あと数ヶ月もすればお父様の仕事の都合で日本に帰ってくるからその時にここ連れてくるね?」
M「マジ!?楽しみ!」
A「サラナに変な事したら俺が許さないからね!!!」
M「サラナって言うんだ~名前からして可愛い~あ、俺のこと変な風に言うなよ?分かったな?」
A「はいはい。」
私がそう返事をするとふざけながら戯けていたミネトが急にマジな顔になって私の方を見る。
私はそんなミネトを不思議に思いながら見返すとミネトが口を開いた。
M「あとさ…」
A「なによ?」
M「アノンはアノンだからな?誰の代わりでもないアノンなんだよ。俺はアノンと友達になれてよかったと思ってるし大切な親友だと本当に思ってる。だから…それだけは忘れんな。」
突然、マジな顔してそんな事を言うもんだから調子の狂った私はつい、吹き出してしまった。
A「なにそれw」
M「アノン自慢のミネトお兄様からの大切なお話でしたー。早くサラナちゃんに会いたいよー!」
A「2ヶ月しか誕生日違わないくせに。何がお兄様よ。」
そう言いながらミネトが立ち上がるとカランカランと音を立てながら店の扉が開いた。
つづく
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