62 / 85
62話
しおりを挟む
私たちがひとつ屋根の下で暮らすようになって2カ月が過ぎた。
ジユの経過は順調すぎるほど良好で、仕事とはいえ海外に行って欲しくない私にとったらちょっとなんかモヤモヤしながら毎日を過ごしていた。
そのせいか…いや、ただ単に私がイライラしているだけだからなのか分からないが最近、ジユと喧嘩が増えた。
トモキは無事に大学院に復学して毎日楽しそうに過ごしている。
そのお祝いも兼ねてユウアちゃんの発案で5人で旅行の計画を立ていた。
みんなは忙しいので準備を任せられたの私とトモキのふたり。
しかし…ある日
T「俺やっぱ行かなーい」
トモキが私と2人の時にそんなことを言い始めた。
*「え?トモキの大学院復帰のお祝いも兼ねての旅行だよ?あんたがいなきゃ意味ないでしょ?」
T「姉ちゃんさ?オサくんとユウアちゃん見ててなんとも思わないわけ?自分だけ幸せだったらそれでいいの?まぁ、姉ちゃんももうすぐ幸せから遠のいちゃうか~歳下の彼氏と3ヶ月も離れてさ?心配じゃないの?最近、喧嘩ばっかしてるしさ?」
トモキは眉毛をピクピク動かせながら言う。
*「そ…それは…もう、放っておいてよ。それにあの2人にだって色々とあるのよ!何も知らないくせに!!」
T「はぁ~色々ね?男と女なら色々あって当然でしょ?姉ちゃんさ、ホテルの予約1部屋2名の予約だけ取っておきなよ?それで、当日俺たちが行けなくなった…って事にすればさ!!あの2人、ホテルも取ってるし行かないといけないよね…でも、いざ着いてみたらホテルは1部屋しか予約されていない…年頃の男と女が1部屋で一夜を共に過ごす…さすがのあの仏みたいな穏やかなオサくんでもそこは狼になるでしょ!?姉ちゃんそれくらいしてあげなよ~。」
真剣に語る我が弟よ…
お前って男はそんな事ばかりを考えて生きているのかい?
姉ちゃんはあなたの将来が少し不安になってるよ。
しかし…まぁ…それは確かにいい案ではある…
ユウアちゃんは半年後に親の決めた婚約者と婚約披露パーティーを開くって話してたけど…
確かにオサがもし動くならこのタイミングしかない。
J「やめとけよ~余計なことするの~。それと、俺はトモキくんと違って浮気なんてしないし、喧嘩はルリが一方的に機嫌が悪いからそうなるだけだから。」
パソコンで画像修正していたはずのジユが不機嫌な顔してコーヒーを飲みながら現れて私はギョッとした。
*「べ…別に機嫌悪くないし。普通だもん。ってか、それはそうとさ…あの2人はさ…どう頑張っても一緒になれないの?」
私は誤魔化すようにオサとユウアちゃん達の話にそらしてトモキを睨みつけた。
トモキは肩をすくめてふざけた顔をして知らぬ顔をしている。
J「まぁ…あの2人はね…?俺が医者になればオサくんがユウアの所に婿に行けるから2人は幸せに暮らせるだろうな…」
T「そう言うならじゃ、今からでも医者目指せばいいのに。」
J「でも、実際のところ親父が死んでからじいちゃんが現場復帰して仕切ってるとはいえ、実質的にオサくんがもう、ウチの院長みたいな所もあるからな~もし俺が医者になったとしてもあと10年かかるから~あの2人あと10年は結ばれねぇな~?」
*「どうにかならないもんかね~?」
J「ひとつだけ方法はある。」
* T「なになに!?」
J「駆け落ち…だな。」
*「それはドラマの中だけの話でしょ~。」
T「真剣に聞いて損したわ。俺の案よりないわ~。姉ちゃん?でも、本当に俺は行かないからあとは姉ちゃん達がどうするかだけ決めなよ~。」
*「はいはい…わかったよ。」
そう言って私は数日間考えた結果…
やっぱ、いきなりドタキャンするのは2人に申し訳ないしジユとも最近、喧嘩ばかりで気まずいから気分転換に旅行に行けば何か変わるような気がして旅行に行く事に決めた。
そして、私とユウアちゃん、ジユとオサの部屋割りになるよう2名2部屋のホテル予約を取った。
まぁ、それを聞いたトモキは…
T「姉ちゃんってホント生真面目だよね~ユウアちゃんだって婚約する前に好きな男と火遊びぐらいしたかったと思うよ?」
って言われた。
火遊びってそんな普通にするもんなのですか…我が弟よ…
姉ちゃんは今まで生ききて1度もした事が………
あ…あったな。
弟よ…姉ちゃんも数ヶ月前に火遊び的なものがありました。
まぁ~そのあとちゃんと付き合ったたから火遊びじゃないけどね!!←
つづく
ジユの経過は順調すぎるほど良好で、仕事とはいえ海外に行って欲しくない私にとったらちょっとなんかモヤモヤしながら毎日を過ごしていた。
そのせいか…いや、ただ単に私がイライラしているだけだからなのか分からないが最近、ジユと喧嘩が増えた。
トモキは無事に大学院に復学して毎日楽しそうに過ごしている。
そのお祝いも兼ねてユウアちゃんの発案で5人で旅行の計画を立ていた。
みんなは忙しいので準備を任せられたの私とトモキのふたり。
しかし…ある日
T「俺やっぱ行かなーい」
トモキが私と2人の時にそんなことを言い始めた。
*「え?トモキの大学院復帰のお祝いも兼ねての旅行だよ?あんたがいなきゃ意味ないでしょ?」
T「姉ちゃんさ?オサくんとユウアちゃん見ててなんとも思わないわけ?自分だけ幸せだったらそれでいいの?まぁ、姉ちゃんももうすぐ幸せから遠のいちゃうか~歳下の彼氏と3ヶ月も離れてさ?心配じゃないの?最近、喧嘩ばっかしてるしさ?」
トモキは眉毛をピクピク動かせながら言う。
*「そ…それは…もう、放っておいてよ。それにあの2人にだって色々とあるのよ!何も知らないくせに!!」
T「はぁ~色々ね?男と女なら色々あって当然でしょ?姉ちゃんさ、ホテルの予約1部屋2名の予約だけ取っておきなよ?それで、当日俺たちが行けなくなった…って事にすればさ!!あの2人、ホテルも取ってるし行かないといけないよね…でも、いざ着いてみたらホテルは1部屋しか予約されていない…年頃の男と女が1部屋で一夜を共に過ごす…さすがのあの仏みたいな穏やかなオサくんでもそこは狼になるでしょ!?姉ちゃんそれくらいしてあげなよ~。」
真剣に語る我が弟よ…
お前って男はそんな事ばかりを考えて生きているのかい?
姉ちゃんはあなたの将来が少し不安になってるよ。
しかし…まぁ…それは確かにいい案ではある…
ユウアちゃんは半年後に親の決めた婚約者と婚約披露パーティーを開くって話してたけど…
確かにオサがもし動くならこのタイミングしかない。
J「やめとけよ~余計なことするの~。それと、俺はトモキくんと違って浮気なんてしないし、喧嘩はルリが一方的に機嫌が悪いからそうなるだけだから。」
パソコンで画像修正していたはずのジユが不機嫌な顔してコーヒーを飲みながら現れて私はギョッとした。
*「べ…別に機嫌悪くないし。普通だもん。ってか、それはそうとさ…あの2人はさ…どう頑張っても一緒になれないの?」
私は誤魔化すようにオサとユウアちゃん達の話にそらしてトモキを睨みつけた。
トモキは肩をすくめてふざけた顔をして知らぬ顔をしている。
J「まぁ…あの2人はね…?俺が医者になればオサくんがユウアの所に婿に行けるから2人は幸せに暮らせるだろうな…」
T「そう言うならじゃ、今からでも医者目指せばいいのに。」
J「でも、実際のところ親父が死んでからじいちゃんが現場復帰して仕切ってるとはいえ、実質的にオサくんがもう、ウチの院長みたいな所もあるからな~もし俺が医者になったとしてもあと10年かかるから~あの2人あと10年は結ばれねぇな~?」
*「どうにかならないもんかね~?」
J「ひとつだけ方法はある。」
* T「なになに!?」
J「駆け落ち…だな。」
*「それはドラマの中だけの話でしょ~。」
T「真剣に聞いて損したわ。俺の案よりないわ~。姉ちゃん?でも、本当に俺は行かないからあとは姉ちゃん達がどうするかだけ決めなよ~。」
*「はいはい…わかったよ。」
そう言って私は数日間考えた結果…
やっぱ、いきなりドタキャンするのは2人に申し訳ないしジユとも最近、喧嘩ばかりで気まずいから気分転換に旅行に行けば何か変わるような気がして旅行に行く事に決めた。
そして、私とユウアちゃん、ジユとオサの部屋割りになるよう2名2部屋のホテル予約を取った。
まぁ、それを聞いたトモキは…
T「姉ちゃんってホント生真面目だよね~ユウアちゃんだって婚約する前に好きな男と火遊びぐらいしたかったと思うよ?」
って言われた。
火遊びってそんな普通にするもんなのですか…我が弟よ…
姉ちゃんは今まで生ききて1度もした事が………
あ…あったな。
弟よ…姉ちゃんも数ヶ月前に火遊び的なものがありました。
まぁ~そのあとちゃんと付き合ったたから火遊びじゃないけどね!!←
つづく
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
王女殿下のモラトリアム
あとさん♪
恋愛
「君は彼の気持ちを弄んで、どういうつもりなんだ?!この悪女が!」
突然、怒鳴られたの。
見知らぬ男子生徒から。
それが余りにも突然で反応できなかったの。
この方、まさかと思うけど、わたくしに言ってるの?
わたくし、アンネローゼ・フォン・ローリンゲン。花も恥じらう16歳。この国の王女よ。
先日、学園内で突然無礼者に絡まれたの。
お義姉様が仰るに、学園には色んな人が来るから、何が起こるか分からないんですって!
婚約者も居ない、この先どうなるのか未定の王女などつまらないと思っていたけれど、それ以来、俄然楽しみが増したわ♪
お義姉様が仰るにはピンクブロンドのライバルが現れるそうなのだけど。
え? 違うの?
ライバルって縦ロールなの?
世間というものは、なかなか複雑で一筋縄ではいかない物なのですね。
わたくしの婚約者も学園で捕まえる事が出来るかしら?
この話は、自分は平凡な人間だと思っている王女が、自分のしたい事や好きな人を見つける迄のお話。
※設定はゆるんゆるん
※ざまぁは無いけど、水戸○門的なモノはある。
※明るいラブコメが書きたくて。
※シャティエル王国シリーズ3作目!
※過去拙作『相互理解は難しい(略)』の12年後、
『王宮勤めにも色々ありまして』の10年後の話になります。
上記未読でも話は分かるとは思いますが、お読みいただくともっと面白いかも。
※ちょいちょい修正が入ると思います。誤字撲滅!
※小説家になろうにも投稿しました。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる