キミの首元に揺れる悲しい白詰草

樺純

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80話

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私は美味しいご飯を囲みながらリンちゃんに興味津々な顔をして根掘り葉掘り聞く。

*「リンちゃんはトモキといつから付き合ってたの?」

R「あぁ…実は中学生の同級生でその頃からです…。」

*「え…そんなに前から…何にも知らなかった…」

R「もう、付き合って丁度10年目になります…」

一同「10年!?」 

*「なんも知らなかった…」

O「ルリさんが鈍感すぎるだけなんじゃない?」

R「いや、それは違います。トモキさんはお姉さんには絶対に心配かけるような事はしたくないからその時が来たらちゃんと紹介するからって言ってくれてて…」 

*「そうだったんだ…」

J「だから、俺もリンとトモキくんのこと知ってたけど言わなかったんだよ?トモキくんが言うまでは~と思って。なのにトモキくんさ?リンがマルタに行くって知って一方的にリンを拒否するから強行手段を取ったってわけ。」

*「ってか、なんでそもそもトモキの彼女であるリンちゃんとジユが繋がってるの?」

J「俺がよく行くカメラ屋の娘がリンなんだよ。で、たまたま店に行ったらそこでトモキくんとばったり会って付き合ってるって知ったってこと。まぁ、それが繋がりでマルタの欠員が1人出て緊急事態で俺の向こうでの勤務が長くなるかも…やばい…ってなった時にリンに声かけたんだよ。まさか、トモキくんにずっと内緒にするとは思ってなかったけど。」

*「じゃ、リンちゃんがそれ引き受けてくれなかったらジユは半年間マルタに行ってだってこと!?」

J「まぁ、そうなるね?」

*「リンちゃん…ほんとありがとう…女神…感謝してもしきれない…」

私がリンちゃんの手を握らながら言うと

J「よく言うわ…リンにヤキモチ妬いてたくせに。」

ジユが生意気な口を挟んできた。

*「ねぇ?ホント黙って?」

私はジユのおデコにデコピンをした。

Y「でもさ?トモキの気持ちが1番よか分かるのは同じ境遇のルリちゃんなんだからさ?弟のモヤモヤなんとかしてあげた方がいいんじゃない?」

*「うーん。あの子あぁ見えて頑固だからねー?」

J「姉弟揃って頑固だもんなー。」

*「うるさい。」

O「いや、そっとしておくのがいいよ。トモキはもう大人の男だし、ルリさんに心配かけたくないって思ってきたなら尚更…あいつだって本当は分かってると思うよ?ただ、素直になれないだけなんじゃないかな?」

*「あぁ~オサ~なんていい人なのあなたって人は~」

J「また、始まったよ~。」

O「まぁ、所詮俺はいつもいい人どまりなんだけどね?」

Y「そんな事ない!!…と思うけどな…」 

*「うん!うん!だよねだよね~?ユウアちゃん!!」

Y「うん…//」

あぁ…ここの2人もうまくいってほしいし、こっちの2人も早く仲直りしてほしいし…

ほんと…男と女って難しいね…


つづく
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