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17話
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ジュンセside
タクシーを降り眠ってしまったチビを抱き上げ、チアに手を差し出すとチアは戸惑いながらも俺の手をそっと握る。
そうだ…この感触が大好きだった。
滑らかな肌質で俺よりも小さな手なのにいつも守られているみたいで心地よかった。
エレベーターに乗るとチアはチラッと俺を見てすぐに目を逸らす。
J「どうしたんですか?」
C「うん…ジュンセ大人になったなと思って…」
チアはそう言って微かに笑った。
J「あなたが俺を大人にしたんですよ…」
俺がそういうとチアは驚いた顔をしていた。
エレベーターが俺たちの家の階に着き、エレベーターから降りるとチアの部屋の前に1番会いたくない人が威圧感を放ちながら立っていて、俺は思わずチアを自分の背中の後ろに隠した。
「やっと帰ってきた…遅いな…結婚前なのに他の男と夜遊びなんて悪い子だね?」
俺の背中にしがみ付くチアの手は微かに震えていて、あの体にあったアザはやはりこの人の仕業なんだなと俺はそこで確信した。
J「ソウヤさんどうしたんですか?こんな時間に?」
S「ジュンセくん?昨日は俺の部下達の邪魔をしてくれたみたいで。今日も俺の邪魔をするつもり?」
カツカツと革靴のかかとを鳴らし、近づいてくるソウヤさんの気配で眠っていたチビが目を覚まし、俺は咄嗟にチアにチビを抱かせて2人を背中に隠す。
J「邪魔?そんな事するつもりなんてサラサラあり…」
そこまで言いかけると思いっきりソウヤさんの大きな拳が俺の頬にめり込み吹き飛ばされた。
「とうちゃん!!!!」
C「ジュンセ!!!!」
チビとチアの悲痛な叫び声が廊下中に響き渡り、クラクラとする頭を振り目を開けるとソウヤさんはチアの服を掴み、引き摺るようにしてチアの部屋の暗証番号を押す。
その間もチアの腕の中で抱かれているチビの泣き声が廊下中に響き渡り、俺はなんとか立ち上がりソウヤさんに掴みかかった。
S「その顔だともう全部知ったみたいだな?」
J「だからなんだっていうんだよ!?離せ!!」
ソウヤさんは俺の手を振り払い、俺の首をガシっとあの大きな手で掴み壁に叩きつけた。
S「今、俺がメディアに2人の過去を話したらどうなると思う?」
J「言いたいなら言えよ…その代わりチアとはキッパリ別れろ。」
S「はぁ?勘違いすんなよ?俺がメディアに話したらお前の芸能生活はもう終わり。お前は守ってくれるスタッフがいるけど一般人のチアはメディアにもお前のファンにも追いかけられてある事ない事書かれ責められんたぞ?」
J「チアのことは俺が守る。」
俺がそういうと俺の首にあるソウヤさんの手はさらに力を強め俺の頸動脈を圧迫させる。
S「笑わせんなよ…チアが1番辛い時そばにいなかったくせに…今更…遅ぇんだよ!」
グッと指が首にめり込み、遠のいていく意識のなか俺はチアに聞こえないよう絞り出すような声でソウヤさんの耳元である言葉を囁いた。
つづく
タクシーを降り眠ってしまったチビを抱き上げ、チアに手を差し出すとチアは戸惑いながらも俺の手をそっと握る。
そうだ…この感触が大好きだった。
滑らかな肌質で俺よりも小さな手なのにいつも守られているみたいで心地よかった。
エレベーターに乗るとチアはチラッと俺を見てすぐに目を逸らす。
J「どうしたんですか?」
C「うん…ジュンセ大人になったなと思って…」
チアはそう言って微かに笑った。
J「あなたが俺を大人にしたんですよ…」
俺がそういうとチアは驚いた顔をしていた。
エレベーターが俺たちの家の階に着き、エレベーターから降りるとチアの部屋の前に1番会いたくない人が威圧感を放ちながら立っていて、俺は思わずチアを自分の背中の後ろに隠した。
「やっと帰ってきた…遅いな…結婚前なのに他の男と夜遊びなんて悪い子だね?」
俺の背中にしがみ付くチアの手は微かに震えていて、あの体にあったアザはやはりこの人の仕業なんだなと俺はそこで確信した。
J「ソウヤさんどうしたんですか?こんな時間に?」
S「ジュンセくん?昨日は俺の部下達の邪魔をしてくれたみたいで。今日も俺の邪魔をするつもり?」
カツカツと革靴のかかとを鳴らし、近づいてくるソウヤさんの気配で眠っていたチビが目を覚まし、俺は咄嗟にチアにチビを抱かせて2人を背中に隠す。
J「邪魔?そんな事するつもりなんてサラサラあり…」
そこまで言いかけると思いっきりソウヤさんの大きな拳が俺の頬にめり込み吹き飛ばされた。
「とうちゃん!!!!」
C「ジュンセ!!!!」
チビとチアの悲痛な叫び声が廊下中に響き渡り、クラクラとする頭を振り目を開けるとソウヤさんはチアの服を掴み、引き摺るようにしてチアの部屋の暗証番号を押す。
その間もチアの腕の中で抱かれているチビの泣き声が廊下中に響き渡り、俺はなんとか立ち上がりソウヤさんに掴みかかった。
S「その顔だともう全部知ったみたいだな?」
J「だからなんだっていうんだよ!?離せ!!」
ソウヤさんは俺の手を振り払い、俺の首をガシっとあの大きな手で掴み壁に叩きつけた。
S「今、俺がメディアに2人の過去を話したらどうなると思う?」
J「言いたいなら言えよ…その代わりチアとはキッパリ別れろ。」
S「はぁ?勘違いすんなよ?俺がメディアに話したらお前の芸能生活はもう終わり。お前は守ってくれるスタッフがいるけど一般人のチアはメディアにもお前のファンにも追いかけられてある事ない事書かれ責められんたぞ?」
J「チアのことは俺が守る。」
俺がそういうと俺の首にあるソウヤさんの手はさらに力を強め俺の頸動脈を圧迫させる。
S「笑わせんなよ…チアが1番辛い時そばにいなかったくせに…今更…遅ぇんだよ!」
グッと指が首にめり込み、遠のいていく意識のなか俺はチアに聞こえないよう絞り出すような声でソウヤさんの耳元である言葉を囁いた。
つづく
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