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18話
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チアside
「ちゃあちゃん!!ちゃあちゃん!!」
C「チビちゃんここで待ってて!!」
「ちゃあちゃん!!」
私はジュンセがソウヤさんの腕を掴んだ弾みでソウヤさんから解放され、その隙にチビちゃんに危険が及ばないようジュンセの部屋のロックを開け、涙でいっぱいのチビちゃんを部屋の中に押し込んだ。
いつも私を力で手名付けようとするソウヤさん。
そんなソウヤさんのと出会いは当時
大切な宝物を失った私にはとても温かいモノで、そっと私の傷ついた心の傷口を癒してくれるそんな感じだった。
あの日までは…
お腹にいたあの子を失った3カ月後
私はソウヤさんと偶然出逢った。
公園で1人、泣きながら月を見上げている私の前にたまたま通りかかり声をかけてきたのがソウヤさんだった。
私は練習生の頃、とあるアーティストのMVに出演した事があり、そのアーティストがソウヤさんの友人だった事から私とソウヤさんとの仲は深まった。
全てを失った気分で立ち直れずにいた私にとってみれば、ソウヤさんの優しさは本当に救いで、きっとあの時ソウヤさんと出会えてなかったら私は孤独と現実に耐えかねて誤った決断をしていたかもしれない。
長い友人関係を経て、私に対するソウヤさんの気持ちや、ジュンセにはなかったソウヤさんの包容力に救われた私は…ソウヤさんと出会ってから3年後に付き合いはじめた。
そんな私たちに変化が起きたのは付き合いはじめて1年が過ぎた頃。
いつも通り私は仕事が終わり家に帰り、電気をつけるとそこにはソウヤさんがじっと何かを見つめて座り込んでいた。
C「びっくりした…ソウヤさん電気もつけないでそんなとこで何してるの?」
S「チアさ…俺のこと…好き?愛してる?」
突然、そうソウヤさんに問いかけられ私は驚いたもののすぐに返事を返した。
C「好きに決まってるでしょ。大好き。」
本当に大好きだった。ソウヤさんのことも。
なのに「大好き」その言葉を口にするたびにまだ、ジュンセを思い出してしまうのはきっとそれが初恋であり、あの日失ってしまった小さな天使の父親がジュンセだからだろう。
S「じゃ…これなに?チア…こいつの子供…妊娠してたの?」
その言葉を聞いて私は全身の血の気が引いていくようだった。
恐る恐るソウヤさんの手元を見ると、ずっと捨てられずにいたジュンセの名前が父親の欄に書いてある母子手帳と赤ちゃんのエコー写真。
私は答えることが出来ず思わず生唾をゴクリと飲む。
S「答えろよ…このエコー写真に写る赤ん坊は…コイツの子供なのかって聞いてんだよ!!!?」
C「待ってソウヤさん話し聞いて!!」
その日からだった。
ソウヤさんが変わってしまったのは…
私がソウヤさんの思い通りにならず、ソウヤさんの何か気に食わないことやソウヤさんに反抗的な事をすれば、私はソウヤさんに意識の飛ぶほど殴られるようになった。
たまたま流れていたテレビにジュンセが映れば、ソウヤさんは人が変わったかのように暴れ出し、私がどんなに泣いて止めてもソウヤさんの怒りは収まる事はなくこう言った。
S「もし、俺を捨ててあいつのとこに行けばどうなるか分かってるよな…?子供の事も全部ぶちまけてやるから…コイツの人生無茶苦茶にしてやるからな!!それでもいいなら俺を捨てろよ!!」
ソウヤさんを捨てるなんて…別れるなんて…
私は一度も口にした事がなったのにソウヤさんはいつの間にかそう口走るようになり、そこまでソウヤさんを追い詰めてしまったのは私自身なんだと私は自分を責め、ソウヤさんの気が済むまで殴られるとそのまま無茶苦茶に抱かれた。
そのあと必ずソウヤさんは泣きながら「ごめん」そう言って何度も私に謝った。
次第に身体はアザだらけになっていき、長袖しか着ることが出来なくなったがソウヤさんと別れを考えた事はなかった。
きっと私にとっての恐怖はソウヤさんに殴られる事ではなく、自分のせいでジュンセの芸能人生に傷を付けてしまう事だから。
私なんかとのことがこの世に出てジュンセの芸能人生に傷がつくくらいなら、私が我慢して殴られ続ければいい……そう思いながら毎日を過ごしていた。
C「どうしたら…ソウヤさんは安心してくれる…?」
ある日、私は散々殴られながら抱かれたあとベッドに横たわったままそうソウヤさんに問いかけた。
すると、ソウヤさんは泣きながらこう言った。
S「俺と結婚して……」
そんなことでソウヤさんが安心して元の優しいソウヤさんに戻ってくれるならそれでいい。
ジュンセと私の影を落としてしまった暗い過去の関係なんて忘れてくれるならそれでいい。
だから私はこう答えたんだ。
C「わかった。」
なのにソウヤさんは結婚が決まってからさらに束縛は激しくなり、嫉妬も今まで以上となり私は会社も寿退社という名目で辞めされ、気づけばスマホのGPSで監視されマンションに閉じ込められているような気分の日々が続いた。
1人で出歩けばすぐに電話が鳴りどこに行った誰と行ったと聞かれる毎日。
ソウヤさんの仕事で遠方に行くときは必ず私も連れて行かれるようになった。
ソウヤさんが安心すれば元の優しいソウヤさんに戻ると思い結婚という言葉に頷いたのに…さらに私は追い詰められそんな日々に内心…疲れ切って眠れない毎日を過ごしていた。
そんな時に再会してしまったんだ…ジュンセと。
つづく
「ちゃあちゃん!!ちゃあちゃん!!」
C「チビちゃんここで待ってて!!」
「ちゃあちゃん!!」
私はジュンセがソウヤさんの腕を掴んだ弾みでソウヤさんから解放され、その隙にチビちゃんに危険が及ばないようジュンセの部屋のロックを開け、涙でいっぱいのチビちゃんを部屋の中に押し込んだ。
いつも私を力で手名付けようとするソウヤさん。
そんなソウヤさんのと出会いは当時
大切な宝物を失った私にはとても温かいモノで、そっと私の傷ついた心の傷口を癒してくれるそんな感じだった。
あの日までは…
お腹にいたあの子を失った3カ月後
私はソウヤさんと偶然出逢った。
公園で1人、泣きながら月を見上げている私の前にたまたま通りかかり声をかけてきたのがソウヤさんだった。
私は練習生の頃、とあるアーティストのMVに出演した事があり、そのアーティストがソウヤさんの友人だった事から私とソウヤさんとの仲は深まった。
全てを失った気分で立ち直れずにいた私にとってみれば、ソウヤさんの優しさは本当に救いで、きっとあの時ソウヤさんと出会えてなかったら私は孤独と現実に耐えかねて誤った決断をしていたかもしれない。
長い友人関係を経て、私に対するソウヤさんの気持ちや、ジュンセにはなかったソウヤさんの包容力に救われた私は…ソウヤさんと出会ってから3年後に付き合いはじめた。
そんな私たちに変化が起きたのは付き合いはじめて1年が過ぎた頃。
いつも通り私は仕事が終わり家に帰り、電気をつけるとそこにはソウヤさんがじっと何かを見つめて座り込んでいた。
C「びっくりした…ソウヤさん電気もつけないでそんなとこで何してるの?」
S「チアさ…俺のこと…好き?愛してる?」
突然、そうソウヤさんに問いかけられ私は驚いたもののすぐに返事を返した。
C「好きに決まってるでしょ。大好き。」
本当に大好きだった。ソウヤさんのことも。
なのに「大好き」その言葉を口にするたびにまだ、ジュンセを思い出してしまうのはきっとそれが初恋であり、あの日失ってしまった小さな天使の父親がジュンセだからだろう。
S「じゃ…これなに?チア…こいつの子供…妊娠してたの?」
その言葉を聞いて私は全身の血の気が引いていくようだった。
恐る恐るソウヤさんの手元を見ると、ずっと捨てられずにいたジュンセの名前が父親の欄に書いてある母子手帳と赤ちゃんのエコー写真。
私は答えることが出来ず思わず生唾をゴクリと飲む。
S「答えろよ…このエコー写真に写る赤ん坊は…コイツの子供なのかって聞いてんだよ!!!?」
C「待ってソウヤさん話し聞いて!!」
その日からだった。
ソウヤさんが変わってしまったのは…
私がソウヤさんの思い通りにならず、ソウヤさんの何か気に食わないことやソウヤさんに反抗的な事をすれば、私はソウヤさんに意識の飛ぶほど殴られるようになった。
たまたま流れていたテレビにジュンセが映れば、ソウヤさんは人が変わったかのように暴れ出し、私がどんなに泣いて止めてもソウヤさんの怒りは収まる事はなくこう言った。
S「もし、俺を捨ててあいつのとこに行けばどうなるか分かってるよな…?子供の事も全部ぶちまけてやるから…コイツの人生無茶苦茶にしてやるからな!!それでもいいなら俺を捨てろよ!!」
ソウヤさんを捨てるなんて…別れるなんて…
私は一度も口にした事がなったのにソウヤさんはいつの間にかそう口走るようになり、そこまでソウヤさんを追い詰めてしまったのは私自身なんだと私は自分を責め、ソウヤさんの気が済むまで殴られるとそのまま無茶苦茶に抱かれた。
そのあと必ずソウヤさんは泣きながら「ごめん」そう言って何度も私に謝った。
次第に身体はアザだらけになっていき、長袖しか着ることが出来なくなったがソウヤさんと別れを考えた事はなかった。
きっと私にとっての恐怖はソウヤさんに殴られる事ではなく、自分のせいでジュンセの芸能人生に傷を付けてしまう事だから。
私なんかとのことがこの世に出てジュンセの芸能人生に傷がつくくらいなら、私が我慢して殴られ続ければいい……そう思いながら毎日を過ごしていた。
C「どうしたら…ソウヤさんは安心してくれる…?」
ある日、私は散々殴られながら抱かれたあとベッドに横たわったままそうソウヤさんに問いかけた。
すると、ソウヤさんは泣きながらこう言った。
S「俺と結婚して……」
そんなことでソウヤさんが安心して元の優しいソウヤさんに戻ってくれるならそれでいい。
ジュンセと私の影を落としてしまった暗い過去の関係なんて忘れてくれるならそれでいい。
だから私はこう答えたんだ。
C「わかった。」
なのにソウヤさんは結婚が決まってからさらに束縛は激しくなり、嫉妬も今まで以上となり私は会社も寿退社という名目で辞めされ、気づけばスマホのGPSで監視されマンションに閉じ込められているような気分の日々が続いた。
1人で出歩けばすぐに電話が鳴りどこに行った誰と行ったと聞かれる毎日。
ソウヤさんの仕事で遠方に行くときは必ず私も連れて行かれるようになった。
ソウヤさんが安心すれば元の優しいソウヤさんに戻ると思い結婚という言葉に頷いたのに…さらに私は追い詰められそんな日々に内心…疲れ切って眠れない毎日を過ごしていた。
そんな時に再会してしまったんだ…ジュンセと。
つづく
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