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07 アリスとお買い物デート
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「昼になってからも賑やかだね」
「本来は昼頃は冒険者活動が活発になる時期だしな。 俺達は今日は休みだが」
「そうだねー。 あ、今日は魔道具屋さんが新しいのを仕入れてたみたい」
「じゃあ行って見るか」
「うん♪」
朝におけるココアとモニカの件は後回しにして、アリスとレクスは【シルトの町】での散策デートを楽しむことにした。
昼になっているため、朝以上に冒険者で賑わっているようだ。
少し散策していると、魔道具屋で新商品が入荷しているのをアリスが見つけたようで、レクスと一緒に魔道具屋に向かった。
「こんにちはー」
「あらあら、レクス君とアリスちゃんいらっしゃい。 丁度今、新商品が入って来たのよ」
「さっき運ばれて来てるのが見えたんだ。 何が入荷してきたんだ?」
「今回はこれね。 『ブームゲッター』って言うんだけど」
「篭手みたいな形だな」
魔道具屋の少女店主に何が入って来たのかを尋ねた所、その一品を見せてくれた。
見た目篭手のような形の魔道具のようだ。
「これを装備すると武器が軽くなる効果を持ってて、それによって素早い連撃もしやすくなるみたいよ」
「って事はよく斧を使うアリスに装備させれば……」
「そうだね。 流石に斧だと重くてすぐに次の攻撃が出来ないんだよね。 それがあると助かるかな」
今回納品したという『ブームゲッター』という魔道具は、装備した者が持つ武器を攻撃力を保持したまま軽くする効果があり、武器によっては連撃ができるようになるようだ。
主に重い武器とされる斧で戦うアリスにとってはうってつけの魔道具というわけだ。
「数量は30個くらい納品してるから、2個分あなた達に渡すわ」
「ちなみに値段は?」
「1個あたり銀貨1枚ね。 使われてる素材が素材だから、やや割高なのよ」
「分かった。 じゃあ銀貨2枚で」
「まいどありー」
レクスがアリスの分も『ブームゲッター』の代金を支払い、店主に見送られる形で店を出た。
「いきなりいい買い物をしたね。 明日が楽しみだよ」
「ああ、確かにな。 さて、次はどこに行こうか?」
「そだねー……。 防具屋さんにいきたいかな? 冒険者用のメイド服を追加で購入したいし、後はお兄ちゃんの胸当ても……」
「そうだったな。 そろそろ買い替えないといけないんだった。 この町に鍛冶屋がないのが地味に痛いなぁ」
「仕方がないよ。 じゃあ、決まりだね」
アリスがレクスの腕を組んで、笑顔を浮かべながら防具屋を目指す。
(アリスの胸の感触、柔らかくて最高だなぁ)
大きくはなくとも感触として最高なアリスの胸を自分の腕を通じて堪能しているレクスをよそに……。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「いらっしゃーい」
防具屋に入るとほんわかした雰囲気の女店主が出迎える。
こっちは数人の従業員が品出しに忙しいようだ。
「今回はこの色のメイド服にしようっと」
「水色のか?」
「うん。 これ、冷気攻撃の威力を抑えてくれるみたいだからね」
今回アリスが選んだのは、水色のメイド服のようだ。
どうも、このメイド服には冷気攻撃を抑える術式が衣装に組み込まれているからだ。
(スカートが短いのは何とかならんものなのかなぁ)
だが、今のアリスが着ているメイド服と同じくスカートが短めらしい。
何らかの時にスカートの中が見えてしまう恐れもありそうだ。
それでも、アリスは冷気攻撃に対する防御を重視して買う事にした。
「さて、俺の胸当ては……」
「あ、レクスさん」
「君は……カーク君か」
「はい」
アリスのメイド服を購入したので、次はレクスの防具を買おうとしたところ、スタッフとして働いているカークに出会った。
「本来は昼頃は冒険者活動が活発になる時期だしな。 俺達は今日は休みだが」
「そうだねー。 あ、今日は魔道具屋さんが新しいのを仕入れてたみたい」
「じゃあ行って見るか」
「うん♪」
朝におけるココアとモニカの件は後回しにして、アリスとレクスは【シルトの町】での散策デートを楽しむことにした。
昼になっているため、朝以上に冒険者で賑わっているようだ。
少し散策していると、魔道具屋で新商品が入荷しているのをアリスが見つけたようで、レクスと一緒に魔道具屋に向かった。
「こんにちはー」
「あらあら、レクス君とアリスちゃんいらっしゃい。 丁度今、新商品が入って来たのよ」
「さっき運ばれて来てるのが見えたんだ。 何が入荷してきたんだ?」
「今回はこれね。 『ブームゲッター』って言うんだけど」
「篭手みたいな形だな」
魔道具屋の少女店主に何が入って来たのかを尋ねた所、その一品を見せてくれた。
見た目篭手のような形の魔道具のようだ。
「これを装備すると武器が軽くなる効果を持ってて、それによって素早い連撃もしやすくなるみたいよ」
「って事はよく斧を使うアリスに装備させれば……」
「そうだね。 流石に斧だと重くてすぐに次の攻撃が出来ないんだよね。 それがあると助かるかな」
今回納品したという『ブームゲッター』という魔道具は、装備した者が持つ武器を攻撃力を保持したまま軽くする効果があり、武器によっては連撃ができるようになるようだ。
主に重い武器とされる斧で戦うアリスにとってはうってつけの魔道具というわけだ。
「数量は30個くらい納品してるから、2個分あなた達に渡すわ」
「ちなみに値段は?」
「1個あたり銀貨1枚ね。 使われてる素材が素材だから、やや割高なのよ」
「分かった。 じゃあ銀貨2枚で」
「まいどありー」
レクスがアリスの分も『ブームゲッター』の代金を支払い、店主に見送られる形で店を出た。
「いきなりいい買い物をしたね。 明日が楽しみだよ」
「ああ、確かにな。 さて、次はどこに行こうか?」
「そだねー……。 防具屋さんにいきたいかな? 冒険者用のメイド服を追加で購入したいし、後はお兄ちゃんの胸当ても……」
「そうだったな。 そろそろ買い替えないといけないんだった。 この町に鍛冶屋がないのが地味に痛いなぁ」
「仕方がないよ。 じゃあ、決まりだね」
アリスがレクスの腕を組んで、笑顔を浮かべながら防具屋を目指す。
(アリスの胸の感触、柔らかくて最高だなぁ)
大きくはなくとも感触として最高なアリスの胸を自分の腕を通じて堪能しているレクスをよそに……。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「いらっしゃーい」
防具屋に入るとほんわかした雰囲気の女店主が出迎える。
こっちは数人の従業員が品出しに忙しいようだ。
「今回はこの色のメイド服にしようっと」
「水色のか?」
「うん。 これ、冷気攻撃の威力を抑えてくれるみたいだからね」
今回アリスが選んだのは、水色のメイド服のようだ。
どうも、このメイド服には冷気攻撃を抑える術式が衣装に組み込まれているからだ。
(スカートが短いのは何とかならんものなのかなぁ)
だが、今のアリスが着ているメイド服と同じくスカートが短めらしい。
何らかの時にスカートの中が見えてしまう恐れもありそうだ。
それでも、アリスは冷気攻撃に対する防御を重視して買う事にした。
「さて、俺の胸当ては……」
「あ、レクスさん」
「君は……カーク君か」
「はい」
アリスのメイド服を購入したので、次はレクスの防具を買おうとしたところ、スタッフとして働いているカークに出会った。
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