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決戦はクリスマス咲夜と美琴編
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---決戦はクリスマス~咲夜と美琴編~---
(クリスマスにデート・・・かぁ)
一維と弘大、そして咲夜が保健室を出て行った後、美琴は先ほどまでの話を思い返していた。
(蘇芳君は偉いな。いつも一生懸命だし、素直だし、可愛いし)
恋愛相談をしている時の一維の真剣な眼差しを思い出し、そっと溜息をつく。
悩みながら、迷いながらもいつも“海斗のことが好き”という気持ちをはっきり伝えられる一維はすごい。咲夜の前では意地ばかり張って素直になれない自分とは大違いだと思った。
(“たまには蘇芳を見習え”とか言ってたし・・・)
咲夜のにやけ顔を思い出し、少しムッとする。
勿論冗談なのだろうが・・・実のところは、これが咲夜の本音なのではないだろうかという気もした。
美琴から誘ったことがないどころか、はっきりと好きだと伝えたのだって、初めのたった一度きりなのだ。咲夜はいつも十分すぎるほどの愛の言葉をくれるのに。
(こんなに可愛げないと、流石に愛想尽かされちゃうよね)
つい今し方まで咲夜の飲んでいたカップを見つめ、自嘲する。
(たまには・・・頑張って、蘇芳君を見習ってみようかな・・・)
クリスマスくらいは、自分の気持ちに素直でいよう。そんな決意を固めた。
・・・が、
クリスマスまであと一週間と迫った頃、咲夜は思いがけないことを言った。
「イブに忘年会・・・ですか?」
美琴は思わず苦い顔になる。
咲夜も深々と溜息をついて頷いた。
「そ。教職員の親睦を深めましょーってよ、教頭のじーさんが」
ぼやくように言いながら、持っていた紙をボールペンで叩く。忘年会の出欠表だ。どうやら幹事を任されたらしい。
「堅苦しい面子で集まって何が楽しいんだっての。しかも場所は教頭の行きつけの居酒屋だとさ。せっかくのイブだってのに、どんだけセンスねーんだよ」
「はぁ・・・」
咲夜の愚痴に苦笑しつつ、さり気に出欠表に視線を移す。
幹事なので当然だが、咲夜の名前の隣には“○”がつけられていた。
「まぁそんなんだから若手教師の集まりが悪くてよ、お前も何も予定無いなら出てくんねぇ?」
「えぇ、そういうことなら」
頭を抱えた様子の咲夜の誘いに、美琴も仕方ないと頷く。
“何も予定がないなら”という言葉に少しだけチクリと胸が痛んだ。
(ちょっと拍子抜け・・・かも)
咲夜に悟られないように気をつけながらこっそり溜息をつく。
確かに何の約束もしていなかったが、何となくイブは二人で過ごせるものだと思っていたのだ。
イベント好きの咲夜のことだから、クリスマスなどという一大イベントを逃さないだろう、と。
(もっと早くに、僕の方から誘えば良かったな・・・)
ついつい咲夜から動いてくれるのを待ってしまう、いつまで経っても受け身な自分に呆れた。
「じゃ、そんなわけだからイブはよろしくな」
「はい、分かりました」
寂しい気持ちになりながらも、事も無げに保健室を後にする咲夜を見送る。
扉が閉まって、足音が遠ざかっていくのを確認してから、美琴は盛大な溜息をついた。
クリスマスイブ当日。
案の定というべきか、忘年会に参加した教員は少なかった。
比較的若手なのは美琴と咲夜、無理やり引っ張ってこられたのであろう響一朗と、新人女性事務員の四人だった。残りは教頭や学年主任などのベテラン勢ばかり。
口では無礼講とは言っているが、下の立場である美琴たちにとってはやはり羽を伸ばせず堅苦しい。
そしてなによりも、女性事務員が咲夜にべったりなのが面白くなかった。どうやら彼女は咲夜目当てでこの忘年会に参加したらしい。
(義理立てとはいえ、やっぱり来なきゃ良かったな・・・)
イライラが募り、目の前の芋焼酎を飲み干す。既に何杯目なのかカウントできないほど飲んでいた。
「おい綾華、大丈夫か?」
恐る恐るという風に小声で尋ねるのは響一朗だ。
他の教師の手前“冷血宇佐美”の風貌だが、その表情はいつもよりも各段に柔らかい。“素”がでている証拠だろう。
「これくらいじゃ全然酔わないから平気です」
ふてくされたような口調で答え、また新たな一杯を注ぐ。
他の教師の前では作り笑いを絶やさない美琴だが、響一朗にはそんな必要はない。高校時代からの気の置けない友人だからだ。
「“これくらい”って・・・十分常軌を逸する量だと思うが」
怪訝な顔で美琴のグラスを一瞥。そして再び美琴の顔をまじまじと眺めた。
「“全然酔ってない”ようにも見えない。実際そろそろヤバいだろ、お前・・・」
「そんなことありませんってば! 全然平気です!」
響一朗の呆れたような物言いに、美琴はムキになって言い返す。
確かに肌は多少高揚してきてはいるが、気分が悪くなるわけでもないし、何より正気を保っているつもりだ。
一体何を持ってしてそこまで心配されているのかさっぱり分からない。
憤慨している美琴に溜息をつき、響一朗は腰を上げた。
「酔ってる時、自分がどれだけエロい顔になってるか気付いてないだろ? さっきからオッサン共がニヤニヤしながらお前の方見てるんだよ・・・」
去り際に耳打ちする。
「え゛・・・」
はたと冷静になって周りを見れば、確かに好色な目つきで嘗め回すように見られていた。思わず全身に鳥肌が立つ。
(もっと早く教えてよ・・・)
一瞬にして酔いが醒め、警戒心からシャツのボタンを一番上までとめた。
席を立った響一朗はといえば、またいつもの堅く凍り付くように冷たい雰囲気を存分に振りまきながら教頭のもとへ向かったようだ。
一言二言交わすと、それまでご機嫌だった教頭は何処かしゅんとしてしまい、たちまちのうちに忘年会はお開きとなった。
(流石、“冷血宇佐美”)
響一朗から美琴にだけ分かるように目配せされ、思わず笑いがこみ上げてくる。
折角作ってくれた流れに乗ってさっさと帰ろうと立ち上がると、地面がグラついたような感覚がしてよろめいてしまった。やはり響一朗の言う通り、自分で思っていたよりも酔っぱらっていたらしい。
「大丈夫か?」
咄嗟に腕を掴んでくれたのは咲夜だ。先程まで隣にいたはずの事務員の女の子はもういない。
「帰ろうぜ。送ってく」
そう言って、相変わらず自然な素振りで美琴の鞄まで持ってくれる。
「・・・うん」
美琴はぼんやりと頷いた。
「御剣先生、車だったんですか?」
店の駐車場に停められている派手な車が目に入り、美琴は聊か驚く。
てっきりタクシーで帰るものとばかり思っていたのだが、そこにあるのは咲夜の愛車だ。
「どうせミコのこと送ってくだろうと思ってたからな。飲み放題なのにノンアルコール。律儀だろ?」
悪戯っぽく笑ってみせる。
その大好きな表情を見せられて、美琴の酔いはまた一気に回った気がした。
スーツの襟元を掴み、思い切り引き寄せて、咲夜の唇にキスをする。
美琴からしたのはこれが初めてだ。
「・・・良いのかよ、ここ外だぜ? 綾華センセ」
咲夜が意地悪く囁く。
口調こそ余裕たっぷりだが、一瞬呆けていたし、表情も何処か照れ臭そうにも見えて、よりいっそう愛おしさが募った。
「だって・・・クリスマス、だから」
「クリスマス、だから?」
言い訳のようにポツリと言えば、面白がるように目を細めて美琴を見つめる。
腰に手を回して抱き寄せられれば、美琴の胸の高鳴りは最高潮になった。
「咲夜と・・・朝まで一緒にいたい」
咲夜の胸元に顔を埋め、素直な気持ちを口にする。緊張の所為でひどく声が震えた。
「美琴」
咲夜が美琴の背中をそっと撫でる。
そして言った。
「あぁ~、良かった。折角取っといたホテルが無駄になっちまうかと思ったぜ」
「・・・え?」
咄嗟には理解できず、唖然とする美琴。
咲夜は満々の笑みを浮かべた。
「ホテルミランダのスイートルーム。取るの結構苦労したんだよなぁ~。いやぁ、このまま帰ることになったらホントどうしようかと。危ねぇトコだったわ」
そんなコトをぺらぺらと語られたところで美琴は益々困惑だ。
とどのつまり、咲夜はイブの夜を美琴と過ごすためにホテルの部屋を準備していたという事なのか? それもホテルミランダといえば、誰しもが知っている超高級ホテルだ。しかもスイートルームとは・・・
「な、なんでそんな準備してくれてるなら最初から言ってくれないんですか!? ホントに無駄になっちゃったらどうするつもりだったんです!?」
甘い雰囲気から一転。またも酔いが醒めた美琴は、眉を顰めて咲夜を怒鳴る。
「んな怒ることねーだろ、可愛くねぇなぁ」
咲夜は苦々しく言い、そうかと思えば再びニヤリと笑って美琴を抱き寄せた。
「たまには美琴から誘って欲しかったんだよ。クリスマスくらい良いだろ?」
「咲夜・・・」
甘えたような口調で囁かれれば、怒りも戸惑いもすぐにホワイトアウトしてしまう。
“クリスマスくらいは・・・”お互いに、考えている事は同じだったようだ。
ホテルにて。
「今日は絶対寝かせてやんねぇ」
「え・・・あ、明日、終業式なんですよ?」
「知らねぇな」
「ちょっ・・・咲夜・・・ぁ・・」
---merry Xmas
(クリスマスにデート・・・かぁ)
一維と弘大、そして咲夜が保健室を出て行った後、美琴は先ほどまでの話を思い返していた。
(蘇芳君は偉いな。いつも一生懸命だし、素直だし、可愛いし)
恋愛相談をしている時の一維の真剣な眼差しを思い出し、そっと溜息をつく。
悩みながら、迷いながらもいつも“海斗のことが好き”という気持ちをはっきり伝えられる一維はすごい。咲夜の前では意地ばかり張って素直になれない自分とは大違いだと思った。
(“たまには蘇芳を見習え”とか言ってたし・・・)
咲夜のにやけ顔を思い出し、少しムッとする。
勿論冗談なのだろうが・・・実のところは、これが咲夜の本音なのではないだろうかという気もした。
美琴から誘ったことがないどころか、はっきりと好きだと伝えたのだって、初めのたった一度きりなのだ。咲夜はいつも十分すぎるほどの愛の言葉をくれるのに。
(こんなに可愛げないと、流石に愛想尽かされちゃうよね)
つい今し方まで咲夜の飲んでいたカップを見つめ、自嘲する。
(たまには・・・頑張って、蘇芳君を見習ってみようかな・・・)
クリスマスくらいは、自分の気持ちに素直でいよう。そんな決意を固めた。
・・・が、
クリスマスまであと一週間と迫った頃、咲夜は思いがけないことを言った。
「イブに忘年会・・・ですか?」
美琴は思わず苦い顔になる。
咲夜も深々と溜息をついて頷いた。
「そ。教職員の親睦を深めましょーってよ、教頭のじーさんが」
ぼやくように言いながら、持っていた紙をボールペンで叩く。忘年会の出欠表だ。どうやら幹事を任されたらしい。
「堅苦しい面子で集まって何が楽しいんだっての。しかも場所は教頭の行きつけの居酒屋だとさ。せっかくのイブだってのに、どんだけセンスねーんだよ」
「はぁ・・・」
咲夜の愚痴に苦笑しつつ、さり気に出欠表に視線を移す。
幹事なので当然だが、咲夜の名前の隣には“○”がつけられていた。
「まぁそんなんだから若手教師の集まりが悪くてよ、お前も何も予定無いなら出てくんねぇ?」
「えぇ、そういうことなら」
頭を抱えた様子の咲夜の誘いに、美琴も仕方ないと頷く。
“何も予定がないなら”という言葉に少しだけチクリと胸が痛んだ。
(ちょっと拍子抜け・・・かも)
咲夜に悟られないように気をつけながらこっそり溜息をつく。
確かに何の約束もしていなかったが、何となくイブは二人で過ごせるものだと思っていたのだ。
イベント好きの咲夜のことだから、クリスマスなどという一大イベントを逃さないだろう、と。
(もっと早くに、僕の方から誘えば良かったな・・・)
ついつい咲夜から動いてくれるのを待ってしまう、いつまで経っても受け身な自分に呆れた。
「じゃ、そんなわけだからイブはよろしくな」
「はい、分かりました」
寂しい気持ちになりながらも、事も無げに保健室を後にする咲夜を見送る。
扉が閉まって、足音が遠ざかっていくのを確認してから、美琴は盛大な溜息をついた。
クリスマスイブ当日。
案の定というべきか、忘年会に参加した教員は少なかった。
比較的若手なのは美琴と咲夜、無理やり引っ張ってこられたのであろう響一朗と、新人女性事務員の四人だった。残りは教頭や学年主任などのベテラン勢ばかり。
口では無礼講とは言っているが、下の立場である美琴たちにとってはやはり羽を伸ばせず堅苦しい。
そしてなによりも、女性事務員が咲夜にべったりなのが面白くなかった。どうやら彼女は咲夜目当てでこの忘年会に参加したらしい。
(義理立てとはいえ、やっぱり来なきゃ良かったな・・・)
イライラが募り、目の前の芋焼酎を飲み干す。既に何杯目なのかカウントできないほど飲んでいた。
「おい綾華、大丈夫か?」
恐る恐るという風に小声で尋ねるのは響一朗だ。
他の教師の手前“冷血宇佐美”の風貌だが、その表情はいつもよりも各段に柔らかい。“素”がでている証拠だろう。
「これくらいじゃ全然酔わないから平気です」
ふてくされたような口調で答え、また新たな一杯を注ぐ。
他の教師の前では作り笑いを絶やさない美琴だが、響一朗にはそんな必要はない。高校時代からの気の置けない友人だからだ。
「“これくらい”って・・・十分常軌を逸する量だと思うが」
怪訝な顔で美琴のグラスを一瞥。そして再び美琴の顔をまじまじと眺めた。
「“全然酔ってない”ようにも見えない。実際そろそろヤバいだろ、お前・・・」
「そんなことありませんってば! 全然平気です!」
響一朗の呆れたような物言いに、美琴はムキになって言い返す。
確かに肌は多少高揚してきてはいるが、気分が悪くなるわけでもないし、何より正気を保っているつもりだ。
一体何を持ってしてそこまで心配されているのかさっぱり分からない。
憤慨している美琴に溜息をつき、響一朗は腰を上げた。
「酔ってる時、自分がどれだけエロい顔になってるか気付いてないだろ? さっきからオッサン共がニヤニヤしながらお前の方見てるんだよ・・・」
去り際に耳打ちする。
「え゛・・・」
はたと冷静になって周りを見れば、確かに好色な目つきで嘗め回すように見られていた。思わず全身に鳥肌が立つ。
(もっと早く教えてよ・・・)
一瞬にして酔いが醒め、警戒心からシャツのボタンを一番上までとめた。
席を立った響一朗はといえば、またいつもの堅く凍り付くように冷たい雰囲気を存分に振りまきながら教頭のもとへ向かったようだ。
一言二言交わすと、それまでご機嫌だった教頭は何処かしゅんとしてしまい、たちまちのうちに忘年会はお開きとなった。
(流石、“冷血宇佐美”)
響一朗から美琴にだけ分かるように目配せされ、思わず笑いがこみ上げてくる。
折角作ってくれた流れに乗ってさっさと帰ろうと立ち上がると、地面がグラついたような感覚がしてよろめいてしまった。やはり響一朗の言う通り、自分で思っていたよりも酔っぱらっていたらしい。
「大丈夫か?」
咄嗟に腕を掴んでくれたのは咲夜だ。先程まで隣にいたはずの事務員の女の子はもういない。
「帰ろうぜ。送ってく」
そう言って、相変わらず自然な素振りで美琴の鞄まで持ってくれる。
「・・・うん」
美琴はぼんやりと頷いた。
「御剣先生、車だったんですか?」
店の駐車場に停められている派手な車が目に入り、美琴は聊か驚く。
てっきりタクシーで帰るものとばかり思っていたのだが、そこにあるのは咲夜の愛車だ。
「どうせミコのこと送ってくだろうと思ってたからな。飲み放題なのにノンアルコール。律儀だろ?」
悪戯っぽく笑ってみせる。
その大好きな表情を見せられて、美琴の酔いはまた一気に回った気がした。
スーツの襟元を掴み、思い切り引き寄せて、咲夜の唇にキスをする。
美琴からしたのはこれが初めてだ。
「・・・良いのかよ、ここ外だぜ? 綾華センセ」
咲夜が意地悪く囁く。
口調こそ余裕たっぷりだが、一瞬呆けていたし、表情も何処か照れ臭そうにも見えて、よりいっそう愛おしさが募った。
「だって・・・クリスマス、だから」
「クリスマス、だから?」
言い訳のようにポツリと言えば、面白がるように目を細めて美琴を見つめる。
腰に手を回して抱き寄せられれば、美琴の胸の高鳴りは最高潮になった。
「咲夜と・・・朝まで一緒にいたい」
咲夜の胸元に顔を埋め、素直な気持ちを口にする。緊張の所為でひどく声が震えた。
「美琴」
咲夜が美琴の背中をそっと撫でる。
そして言った。
「あぁ~、良かった。折角取っといたホテルが無駄になっちまうかと思ったぜ」
「・・・え?」
咄嗟には理解できず、唖然とする美琴。
咲夜は満々の笑みを浮かべた。
「ホテルミランダのスイートルーム。取るの結構苦労したんだよなぁ~。いやぁ、このまま帰ることになったらホントどうしようかと。危ねぇトコだったわ」
そんなコトをぺらぺらと語られたところで美琴は益々困惑だ。
とどのつまり、咲夜はイブの夜を美琴と過ごすためにホテルの部屋を準備していたという事なのか? それもホテルミランダといえば、誰しもが知っている超高級ホテルだ。しかもスイートルームとは・・・
「な、なんでそんな準備してくれてるなら最初から言ってくれないんですか!? ホントに無駄になっちゃったらどうするつもりだったんです!?」
甘い雰囲気から一転。またも酔いが醒めた美琴は、眉を顰めて咲夜を怒鳴る。
「んな怒ることねーだろ、可愛くねぇなぁ」
咲夜は苦々しく言い、そうかと思えば再びニヤリと笑って美琴を抱き寄せた。
「たまには美琴から誘って欲しかったんだよ。クリスマスくらい良いだろ?」
「咲夜・・・」
甘えたような口調で囁かれれば、怒りも戸惑いもすぐにホワイトアウトしてしまう。
“クリスマスくらいは・・・”お互いに、考えている事は同じだったようだ。
ホテルにて。
「今日は絶対寝かせてやんねぇ」
「え・・・あ、明日、終業式なんですよ?」
「知らねぇな」
「ちょっ・・・咲夜・・・ぁ・・」
---merry Xmas
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