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【第47話】科学の国トルゴラム
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クルミ達は、街を出た。
普通なら3日もかからず富士の国へは到着する。
「それにしても、与一将軍は何を考えてるんだろうね?」
「さぁ」
与太郎が返事をする。心ここに非ずといった感じだった。
「与一将軍は、富士の国でも5本の指に入るくらいの強者です。大丈夫ですよ!」
喜介が励ましている。
確かにクルミも打ち合ったが、それなりの強さだと思う。レオパルドに少し劣るくらいかも、条件次第ではわからないレベルだと思う。
フリードの合流もあるため少しゆっくりと富士の国へ向かっている。
与太郎は思った。親父はあまり家にいることがなく、仕事ばかりしてた。おれはたまに帰ってくる親父に剣の修行をつけてもらうのを楽しみにしていたっけな。
そして親父の部下となり、部隊を引き連れて治安維持や、戦いの毎日だった。考えてみたら親父のことをよく知らないよなぁ。
今度、酒でも呑んできいてみるか、おれが党首だからまず最初の命令はそれだな。少し顔がニヤついていた。
それをクルミは見ていた。
「与太郎、気持ち悪い顔だよ。何か変なこと考えてたでしょ?」
「そんなことはない!」
慌てて否定した。
「そんなことより、ちゃんと武器を用意したか?」
「まぁね。」
流石に昔みたいにお金が無いわけではないので、武器もそれなりのを用意した。というかしてもらった。
明日の夜には、フリード達と合流して、明後日は交渉の会議だ。
準備を進めていかなくてはとクルミは思った。
少し遡り、与一将軍が富士の国へと帰っているころだった。
富士の国では、シャイブ大臣が城を事実上掌握していた。
その大臣の部屋では、シャイブ大臣と1人の若い男がいた。
その者は科学の国トルゴラムの使者だった。
「これで目障りな魔物どもを消すことができますな。」
シャイブ大臣は、科学の国トルゴラムの出身で富士の国で、トルゴラムからの財力により出世していった。目的は魔物の国ナオルグの壊滅だった。
トルゴラムでは、人間こそが一番偉いと考えており魔物の国は邪魔だったのだ。
「鎖国派は、大丈夫でしょうか?」
「心配するな、与一将軍は避難民との交渉に出ている。その間に無理やりに与一族とその関係の一族中枢を制圧したとも。」
「なかなか手際がいいこと。」
「そなたが、用意した武器のおかげだな。この銃は使えるな!魔法を込めると更に威力が上がるようだな。」
「はい。これでこの国を統一することも容易いかと。大将軍の娘が生きていたとのことですがどうしますか?」
「智世か・・・智利もバカな女だった。トルゴラムの有力者に嫁がせようとしたのに逃げた。」
「まだ10歳とのことですが」
「まぁ使い道はあるだろう。教育は必要だがな クックッ」
「壊さない程度でお願いしますね。」
「まずは、与一だな。あの物は大々的に処刑しなくてはな。」
「なかなかの腕前ですから厳しいのでは?」
「こちらには、この国最強の集団が、いるから大丈夫だ。」
「我が国の精鋭もおります。」
「そうだったな。ようやくあのジジイを殺せる。」
与一が異変に気づいたのは、富士の国へと入るために城門を通過したときだった。
「与一将軍! あなたには、反逆罪の罪が出ております。ご同行お願いします!」
兵士達が取り囲んだ。
「そのようなことはあるまい!こうもシャイブが強気にでるとはな。」
「おとなしく・・・」
「すると思うかね?」
兵士達をなぎ倒していく。年をとってもこのくらいの兵ならものともしなかった。
しかし、そこにトルゴラムの精鋭が隠れて狙撃を使用としていた。
バン、バン
銃を一斉に撃たれた。
流石の与一将軍も避けきれなかった。数発が命中した。
「ぐっ。銃とは、トルゴラムの兵か。」
与一将軍の判断ははやかった。
そこから建物の影に隠れて逃げ出した。
「逃げたぞ!追え!!」
追いかける兵士達。
与一将軍の撤退がはやかったので、兵士達の反応が遅れた。
そして勢いよく川へと飛び込んだ。すぐ先は滝になっており与一将軍はギリギリで逃げ延びたのであった。
普通なら3日もかからず富士の国へは到着する。
「それにしても、与一将軍は何を考えてるんだろうね?」
「さぁ」
与太郎が返事をする。心ここに非ずといった感じだった。
「与一将軍は、富士の国でも5本の指に入るくらいの強者です。大丈夫ですよ!」
喜介が励ましている。
確かにクルミも打ち合ったが、それなりの強さだと思う。レオパルドに少し劣るくらいかも、条件次第ではわからないレベルだと思う。
フリードの合流もあるため少しゆっくりと富士の国へ向かっている。
与太郎は思った。親父はあまり家にいることがなく、仕事ばかりしてた。おれはたまに帰ってくる親父に剣の修行をつけてもらうのを楽しみにしていたっけな。
そして親父の部下となり、部隊を引き連れて治安維持や、戦いの毎日だった。考えてみたら親父のことをよく知らないよなぁ。
今度、酒でも呑んできいてみるか、おれが党首だからまず最初の命令はそれだな。少し顔がニヤついていた。
それをクルミは見ていた。
「与太郎、気持ち悪い顔だよ。何か変なこと考えてたでしょ?」
「そんなことはない!」
慌てて否定した。
「そんなことより、ちゃんと武器を用意したか?」
「まぁね。」
流石に昔みたいにお金が無いわけではないので、武器もそれなりのを用意した。というかしてもらった。
明日の夜には、フリード達と合流して、明後日は交渉の会議だ。
準備を進めていかなくてはとクルミは思った。
少し遡り、与一将軍が富士の国へと帰っているころだった。
富士の国では、シャイブ大臣が城を事実上掌握していた。
その大臣の部屋では、シャイブ大臣と1人の若い男がいた。
その者は科学の国トルゴラムの使者だった。
「これで目障りな魔物どもを消すことができますな。」
シャイブ大臣は、科学の国トルゴラムの出身で富士の国で、トルゴラムからの財力により出世していった。目的は魔物の国ナオルグの壊滅だった。
トルゴラムでは、人間こそが一番偉いと考えており魔物の国は邪魔だったのだ。
「鎖国派は、大丈夫でしょうか?」
「心配するな、与一将軍は避難民との交渉に出ている。その間に無理やりに与一族とその関係の一族中枢を制圧したとも。」
「なかなか手際がいいこと。」
「そなたが、用意した武器のおかげだな。この銃は使えるな!魔法を込めると更に威力が上がるようだな。」
「はい。これでこの国を統一することも容易いかと。大将軍の娘が生きていたとのことですがどうしますか?」
「智世か・・・智利もバカな女だった。トルゴラムの有力者に嫁がせようとしたのに逃げた。」
「まだ10歳とのことですが」
「まぁ使い道はあるだろう。教育は必要だがな クックッ」
「壊さない程度でお願いしますね。」
「まずは、与一だな。あの物は大々的に処刑しなくてはな。」
「なかなかの腕前ですから厳しいのでは?」
「こちらには、この国最強の集団が、いるから大丈夫だ。」
「我が国の精鋭もおります。」
「そうだったな。ようやくあのジジイを殺せる。」
与一が異変に気づいたのは、富士の国へと入るために城門を通過したときだった。
「与一将軍! あなたには、反逆罪の罪が出ております。ご同行お願いします!」
兵士達が取り囲んだ。
「そのようなことはあるまい!こうもシャイブが強気にでるとはな。」
「おとなしく・・・」
「すると思うかね?」
兵士達をなぎ倒していく。年をとってもこのくらいの兵ならものともしなかった。
しかし、そこにトルゴラムの精鋭が隠れて狙撃を使用としていた。
バン、バン
銃を一斉に撃たれた。
流石の与一将軍も避けきれなかった。数発が命中した。
「ぐっ。銃とは、トルゴラムの兵か。」
与一将軍の判断ははやかった。
そこから建物の影に隠れて逃げ出した。
「逃げたぞ!追え!!」
追いかける兵士達。
与一将軍の撤退がはやかったので、兵士達の反応が遅れた。
そして勢いよく川へと飛び込んだ。すぐ先は滝になっており与一将軍はギリギリで逃げ延びたのであった。
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