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【第91話】ナオルグ国の統治
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その後、宰相は国の貴族、有力者を集めるとのことで慌ただしく去っていった。
「フリード、ローマンにはそろそろ話そうと思ってたんだよ。」
「ナオリム王とやはりお知り合いだったのですね?」
ローマンが質問をしてきた。
「そうだよ。それにこよナオルグ王国を作った1人がわたしなんだよね。」
「えっ!」
ローマンが驚いている。そしてクルミは、前世の話をした。カーグシン竜王との関係などについても説明した。
「生まれ変わりとは数奇な運命ですね。しかし前世でのお名前は一部の方は知っていたようですが、広くは知れ渡っていないのでわかりませんでした。」
フリードの言葉にクルミは、説明した。クルミ自身が影の働きばかりで、目立つことが苦手で名前を残すことも良しとはしなかった。
「クルミ様の強さが理解できた気がします。微力ながらこれからも使えさせていただきたい。」
フリードが改めて忠誠を誓ってくれた。ローマンも同意した。そして他の親衛隊にはこの件について内緒にしておくことにした。
クルミは、これがバレると前世みたいに戦いに明け暮れる日が始まるのは嫌だったからだ。生まれ変わったからには幸せになりたいとこれだけは譲れなかった。
「この後が大変そうだよね。」
「おそらく。」
フリードはこの後も予想しているようだけれど、あれは楽しんでいる顔だとクルミはわかった。目が妖しくきらめいていたからだ。
「ナオルグをクルミ様の国にすることになるでしょうね。」
ローマンもその考えみたいだった。
「親衛隊を使って、ナオルグ国について現状を調べてみてくれない?」
「分かりました。連絡をします。タルタル」
「はーい。お小遣いは??」
「はいはい。」
呆れるクルミだった。
「最近は要求額も増えてましてね・・・・」
「前は1Gだったけど今は?」
「今は10Gです。」
それでも安いと思うけどな。ローマンはクルミ以外にはケチだった。
「タルタル、困ったら私のところにきてもいいですよ。」
フリードがタルタルを誘惑した。
フリードとローマンの睨み合いが始まったが、クルミが止めた。
「タルタル、それじゃあお願いね!」
クルミは強引にタルタルを追い出した。
タルタルは、フリードが呼び出した妖精フィーを羨ましそうに見ていた。
フィーは豪華な衣装を着ていた。
妖精が欲にまみれている気がするクルミだった。
その頃、ナオルグ国の大臣や一部の貴族は広間に集めるられていた。全員王に何かあったのかと表情が暗かった。
「宰相!! ナオリム王に何かあったのですか?」
軍部大臣が入ってきたばかりの宰相に詰め寄る。宰相と同じオオカミ系の亜人だった。
「王は、また少し眠られた。もう次は目覚めないかもしれない。」
クルミへ想いを伝えて安堵の表情で眠りについた王を見て宰相は思った。
「ナオリム王・・・・」
この軍部大臣も幼い頃から王を慕っており、今でもその忠誠は変わらなかった。王と比べるとまだ若いが人間でいうと60くらいの年齢になる。
ここにいる大半の者は同年代だった。
今のナオルグの国民は、亜人の血が薄くなり戦力が低下しているのも国力の低下にあるが、国の中枢の者たちの年齢が高くなり昔は今日車だったのだが今は身体が全盛期ほどではない。
「ナオリム王は、この国をある方に託された。」
静まりかえる、会場。皆噂で聞いていた。建国を陰ながら支えしてくれた英雄の話。その人が蘇ったのではないかと。
ナオリム王から語り継がれて、ここにいる者たちはイサカリクルミを知っていた。
「説明は不要であろう。入っていただけますか?」
宰相は、扉を開けた。
そこには、白と青のコントラストが美しいドレスに身を包んだクルミが入ってきたのだった。
その美しい容姿は、伝説とは違ったが
放つオーラで誰も声を出すことはできなかった。
これはフリードがフィーにお願いしてクルミ用のドレスをカリディアから持ってこさせたのだった。
「今後は、クルミ様にこの国を任せたいとナオリム王の最後の願いです。クルミ様お願いいたします。」
宰相が跪くと他の大臣、貴族達も次々と跪く。ナオリム王の言葉はこの国では絶対だった。
そんな中、軍部大臣だけはクルミに真正面に立ったままだった。
「貴方が伝説のクルミ様。確かに魔力、威圧感は凄まじい。しかし簡単に従うことはできません。」
会場が静まり返った。
「ならばどうするのだ?」
宰相が問いかける。
「力を示していただきたい。」
クルミは思った。またいつものパターンなのかと。
「フリード、ローマンにはそろそろ話そうと思ってたんだよ。」
「ナオリム王とやはりお知り合いだったのですね?」
ローマンが質問をしてきた。
「そうだよ。それにこよナオルグ王国を作った1人がわたしなんだよね。」
「えっ!」
ローマンが驚いている。そしてクルミは、前世の話をした。カーグシン竜王との関係などについても説明した。
「生まれ変わりとは数奇な運命ですね。しかし前世でのお名前は一部の方は知っていたようですが、広くは知れ渡っていないのでわかりませんでした。」
フリードの言葉にクルミは、説明した。クルミ自身が影の働きばかりで、目立つことが苦手で名前を残すことも良しとはしなかった。
「クルミ様の強さが理解できた気がします。微力ながらこれからも使えさせていただきたい。」
フリードが改めて忠誠を誓ってくれた。ローマンも同意した。そして他の親衛隊にはこの件について内緒にしておくことにした。
クルミは、これがバレると前世みたいに戦いに明け暮れる日が始まるのは嫌だったからだ。生まれ変わったからには幸せになりたいとこれだけは譲れなかった。
「この後が大変そうだよね。」
「おそらく。」
フリードはこの後も予想しているようだけれど、あれは楽しんでいる顔だとクルミはわかった。目が妖しくきらめいていたからだ。
「ナオルグをクルミ様の国にすることになるでしょうね。」
ローマンもその考えみたいだった。
「親衛隊を使って、ナオルグ国について現状を調べてみてくれない?」
「分かりました。連絡をします。タルタル」
「はーい。お小遣いは??」
「はいはい。」
呆れるクルミだった。
「最近は要求額も増えてましてね・・・・」
「前は1Gだったけど今は?」
「今は10Gです。」
それでも安いと思うけどな。ローマンはクルミ以外にはケチだった。
「タルタル、困ったら私のところにきてもいいですよ。」
フリードがタルタルを誘惑した。
フリードとローマンの睨み合いが始まったが、クルミが止めた。
「タルタル、それじゃあお願いね!」
クルミは強引にタルタルを追い出した。
タルタルは、フリードが呼び出した妖精フィーを羨ましそうに見ていた。
フィーは豪華な衣装を着ていた。
妖精が欲にまみれている気がするクルミだった。
その頃、ナオルグ国の大臣や一部の貴族は広間に集めるられていた。全員王に何かあったのかと表情が暗かった。
「宰相!! ナオリム王に何かあったのですか?」
軍部大臣が入ってきたばかりの宰相に詰め寄る。宰相と同じオオカミ系の亜人だった。
「王は、また少し眠られた。もう次は目覚めないかもしれない。」
クルミへ想いを伝えて安堵の表情で眠りについた王を見て宰相は思った。
「ナオリム王・・・・」
この軍部大臣も幼い頃から王を慕っており、今でもその忠誠は変わらなかった。王と比べるとまだ若いが人間でいうと60くらいの年齢になる。
ここにいる大半の者は同年代だった。
今のナオルグの国民は、亜人の血が薄くなり戦力が低下しているのも国力の低下にあるが、国の中枢の者たちの年齢が高くなり昔は今日車だったのだが今は身体が全盛期ほどではない。
「ナオリム王は、この国をある方に託された。」
静まりかえる、会場。皆噂で聞いていた。建国を陰ながら支えしてくれた英雄の話。その人が蘇ったのではないかと。
ナオリム王から語り継がれて、ここにいる者たちはイサカリクルミを知っていた。
「説明は不要であろう。入っていただけますか?」
宰相は、扉を開けた。
そこには、白と青のコントラストが美しいドレスに身を包んだクルミが入ってきたのだった。
その美しい容姿は、伝説とは違ったが
放つオーラで誰も声を出すことはできなかった。
これはフリードがフィーにお願いしてクルミ用のドレスをカリディアから持ってこさせたのだった。
「今後は、クルミ様にこの国を任せたいとナオリム王の最後の願いです。クルミ様お願いいたします。」
宰相が跪くと他の大臣、貴族達も次々と跪く。ナオリム王の言葉はこの国では絶対だった。
そんな中、軍部大臣だけはクルミに真正面に立ったままだった。
「貴方が伝説のクルミ様。確かに魔力、威圧感は凄まじい。しかし簡単に従うことはできません。」
会場が静まり返った。
「ならばどうするのだ?」
宰相が問いかける。
「力を示していただきたい。」
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