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【第92話】ナオルグ武術大会
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軍部大臣とクルミの一騎打ちは、予想とは違い長引いた。
「クルミさん瞬殺しないよね?」
話し合いが行われるからと、興味本位で到着したメリット。横には久遠、陽向もいた。
「メリット殿。村の警備は・・・
親衛隊の増援が到着しましたか。」
「大丈夫だと思って、こちらが面白そうだから。」
メリットは、クルミと一緒にいると予想外のことも多く起こり退屈しなくて面白いと思うようになっていた。
「クルミ殿はなぜ手合わせを?」
久遠の質問にこれまでの経緯を話す。
「フッフッ 流石はクルミさんですね。もうこの国を平定したんですか。」
「すごいな。」
メリットは笑いながら、久遠は無表情に答えた。
クルミは、そんな話も聞こえていた。
メリットのやつ、クルミは今後のことを考えながら軍部大臣の攻撃を交わしていた。
この大臣、力量はそこそこだよね。この国では強い方になるのかな。
クルミは相手の力量、この大臣はこの国でも強者のようなのは周りの反応でわかった。
最初は殺気もなく、クルミ相手に手加減をしている感じだったが今は必死だった。全力の攻撃を繰り出していた。
「あの大臣が手も足も出ないか、流石はクルミ様。」
周りの大臣、有力者は認めざるえなかった。
「もういいでしょう?」
クルミは、大臣の渾身の一撃を振るったが、交わされ地面と接触した。
折れたと思ったが、何故か振るったはずの剣は鞘に収められていた。
不思議がる大臣、このやり取りが分かったのは久遠だけだった。
「久遠見えた?どういうこと?」
メリットが素直に久遠に尋ねた。
「相手の最速で振るった剣を相手の懐に入って避けて鞘を取り、剣に被せたようだ。」
久遠は淡々と話したが、この凄さにまだまだ追いつかないかと愕然としていた。
周りの人達も久遠の解説を聞いて、驚愕したようだった。
「クルミ様、大臣の無礼をお許しください。」
「気にしなくていいよ。周りに実力を見せるためだったんでしょ?」
「お気づきでしたか。」
軍部大臣は、改めて謝罪をした。
「これで思い残すことはございません、軍部大臣の地位を返上いたします。」
「そこまでしなくても・・・」
クルミは焦ってしまった。
「いえもう年齢も年齢で、これからは新しいものに任せたいとの思います。
」
「わたしもナオリム王と共に引退をいたします。」
宰相も続けて引退すると言ってきた。
「ちょっと待って!まだこの国もよくわからないのに。とりあえず話し合いをしましょう。」
ここまで全面的に丸投げはやめてほしいと思った。しかし村の様子、現状を考えると急がなくてはいけないとも思った。
それから会議が始まり、宰相はしばらく相談役として手助けをしてくれることになり軍部大臣は意思が固く引退をして後進の育成に取り組むとのこと。
軍隊について再編に取り組むことが急務になった。
「あのアリスちゃんとの出会いにもなった武術大会を開いてみたら?強い人は集めないといけないし、隊長格を作らないといけないと思うよ。」
メリットが提案してきた。面倒くさいとは思ったが、他にはいい案も浮かばなかったので開催することにした。
「おれも出てもいいか?」
久遠が突然言い出した。
「なんで?」
「今は強い者と戦いたい気分なんだ。」
クルミの手合わせで、力量の差を感じていたが、それでも久遠は、負けず嫌いだった。今はかなわないがそれでも更に高みを目指したいと思った。
「好きにしていいよ。」
クルミは考えるのが面倒になった。
「ねぇ久遠って、優勝したらのことを考えてないよね?」
「あぁおそらく。」
ローマンとメリットは、面白そうに久遠を見ていた。
「クルミさん瞬殺しないよね?」
話し合いが行われるからと、興味本位で到着したメリット。横には久遠、陽向もいた。
「メリット殿。村の警備は・・・
親衛隊の増援が到着しましたか。」
「大丈夫だと思って、こちらが面白そうだから。」
メリットは、クルミと一緒にいると予想外のことも多く起こり退屈しなくて面白いと思うようになっていた。
「クルミ殿はなぜ手合わせを?」
久遠の質問にこれまでの経緯を話す。
「フッフッ 流石はクルミさんですね。もうこの国を平定したんですか。」
「すごいな。」
メリットは笑いながら、久遠は無表情に答えた。
クルミは、そんな話も聞こえていた。
メリットのやつ、クルミは今後のことを考えながら軍部大臣の攻撃を交わしていた。
この大臣、力量はそこそこだよね。この国では強い方になるのかな。
クルミは相手の力量、この大臣はこの国でも強者のようなのは周りの反応でわかった。
最初は殺気もなく、クルミ相手に手加減をしている感じだったが今は必死だった。全力の攻撃を繰り出していた。
「あの大臣が手も足も出ないか、流石はクルミ様。」
周りの大臣、有力者は認めざるえなかった。
「もういいでしょう?」
クルミは、大臣の渾身の一撃を振るったが、交わされ地面と接触した。
折れたと思ったが、何故か振るったはずの剣は鞘に収められていた。
不思議がる大臣、このやり取りが分かったのは久遠だけだった。
「久遠見えた?どういうこと?」
メリットが素直に久遠に尋ねた。
「相手の最速で振るった剣を相手の懐に入って避けて鞘を取り、剣に被せたようだ。」
久遠は淡々と話したが、この凄さにまだまだ追いつかないかと愕然としていた。
周りの人達も久遠の解説を聞いて、驚愕したようだった。
「クルミ様、大臣の無礼をお許しください。」
「気にしなくていいよ。周りに実力を見せるためだったんでしょ?」
「お気づきでしたか。」
軍部大臣は、改めて謝罪をした。
「これで思い残すことはございません、軍部大臣の地位を返上いたします。」
「そこまでしなくても・・・」
クルミは焦ってしまった。
「いえもう年齢も年齢で、これからは新しいものに任せたいとの思います。
」
「わたしもナオリム王と共に引退をいたします。」
宰相も続けて引退すると言ってきた。
「ちょっと待って!まだこの国もよくわからないのに。とりあえず話し合いをしましょう。」
ここまで全面的に丸投げはやめてほしいと思った。しかし村の様子、現状を考えると急がなくてはいけないとも思った。
それから会議が始まり、宰相はしばらく相談役として手助けをしてくれることになり軍部大臣は意思が固く引退をして後進の育成に取り組むとのこと。
軍隊について再編に取り組むことが急務になった。
「あのアリスちゃんとの出会いにもなった武術大会を開いてみたら?強い人は集めないといけないし、隊長格を作らないといけないと思うよ。」
メリットが提案してきた。面倒くさいとは思ったが、他にはいい案も浮かばなかったので開催することにした。
「おれも出てもいいか?」
久遠が突然言い出した。
「なんで?」
「今は強い者と戦いたい気分なんだ。」
クルミの手合わせで、力量の差を感じていたが、それでも久遠は、負けず嫌いだった。今はかなわないがそれでも更に高みを目指したいと思った。
「好きにしていいよ。」
クルミは考えるのが面倒になった。
「ねぇ久遠って、優勝したらのことを考えてないよね?」
「あぁおそらく。」
ローマンとメリットは、面白そうに久遠を見ていた。
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