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【第107話】修行
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あれからいろいろあったけど、カルディアのはずれの街まで来ていた。
今回は、アリスとメリット、久遠と陽向、マルキースと私で6人。子供が多い感じがするけど久しぶりの開放感を味わっていた。
移動には馬車を利用して、以前フリードが手配してくれた馬車を利用した。メリットが迎えに来るために乗ってきたもので中は豪華だったので快適だった。
行者は久遠とマルキースがメインでたまにメリット、そして更に稀に私も申し訳なさ程度で行った。
「私はクルミお姉ちゃんに教えてもらいたいの!!」
「わたしが教えるニャ!!」
アリスと水の精霊ルティが言い争っている。
「ルティは何でアリスにこだわるの?」
「クルミはあきたニャ。あんまり私の必要性を感じないニャ。」
素直にあきたって言われると流石にへこむんですけど。ルティの力を借りなくてもこの世界だったら私の魔力だけでもなんとかなるから仕方ないか。
クルミの膝の上で甘えてくるクロ。
「クロ、あなたが今の私の癒しよ!! そういえばメリット、シロは?。」
「ご飯の時にしか出てこない・・・・。ホントに気まぐれなんだよね。」
「親に似たのかもね。」
クルミはチラッとルティを見た。
「精霊は基本気まぐれニャ。」
それにしてもルティがあんなに懐くのも珍しい。そもそも精霊はあまり人に干渉しない、それどころか精霊を使役できる人も少ない。アリスは嫌がっているけれど強くなるにはとてもいいことだ。
「アリス! 強くなりたいなら何でも利用すべきだよ。そんな感じはしないかもしれないけどルティは上位精霊だから強いよ。」
「ほんとかなぁ。」
「それじゃあ試してみる?相手は・・・」
クルミは周りを見渡した。
「おれは嫌だぜ。」
マルキースは視線の意図に気づいて先に発言した。
「私は無理だよ!!」
メリットは、激しく拒絶していた。
「・・・・分かった。相手をしよう。」
久遠が日向をメリットに預けて準備を始めた。久遠も技術的にはアリスよりも上で、剣も【草薙・炎】を持っている。今回も使うみたいだ。
久遠が魔力気を高めていった。久遠も疾風勁草流の派生だと思う、疾風流を使う。
アリスは剣を構えた。【草薙・疾風】これもちゃかりと使用している。草薙が更に分裂したのには驚きだったが二度目なので慣れてしまった。
それにしてもおかしな剣だと思った。前世では分裂などしたことなかったのだがもしかしてまだ起こりそうな感じもする。
「それじゃあ力をかすニャ。」
ルティがまた人化している。アリスに
力を与えるように手を伸ばした。
「うっ。なんか、あつい。」
アリスもその力を感じとっているようだ。
「はっ!」
勢いにまかせて剣を振った。周辺の木々がなぎ倒されるほどの威力だった。
「ぐっ。」
久遠は正面からその斬撃を食い止めた。正確には食い止められなかった。
吹き飛ばされてかろうじて受け身を取ることしかできなかった。
「凄いかも。」
アリスは自分の力に驚いた。
「もう一回!」
「ちょっとまって!!」
慌てて私が止めることになった。アリスは不満気だったけど周辺の影響を考えると仕方がなかった。それにしてもルティも力を貸しすぎてるんじゃないかと思った。案の定アリスはその場に座り込んでしまった。
「ルティが今回は張り切ってしまったけど、本来は自分の力と精霊の力をバランスよく使わないとすぐにバテてしまうからね。ルティも力を貸しすぎないこと!」
二人に説教した。それも必死で、このまま続けるとまた陽向が暴走するかもしれないと思った。陽向が不機嫌だったからだ。
「大丈夫か?」
マルキースが久遠に手を貸している。
久遠は少し悔しそうだった。
「こら!! 誰だこんなことをしたのは!!」
1人のおじさんがわめきながらこっちに向かってきた。またトラブルが発生しそうな気がして嫌になるクルミだった。
今回は、アリスとメリット、久遠と陽向、マルキースと私で6人。子供が多い感じがするけど久しぶりの開放感を味わっていた。
移動には馬車を利用して、以前フリードが手配してくれた馬車を利用した。メリットが迎えに来るために乗ってきたもので中は豪華だったので快適だった。
行者は久遠とマルキースがメインでたまにメリット、そして更に稀に私も申し訳なさ程度で行った。
「私はクルミお姉ちゃんに教えてもらいたいの!!」
「わたしが教えるニャ!!」
アリスと水の精霊ルティが言い争っている。
「ルティは何でアリスにこだわるの?」
「クルミはあきたニャ。あんまり私の必要性を感じないニャ。」
素直にあきたって言われると流石にへこむんですけど。ルティの力を借りなくてもこの世界だったら私の魔力だけでもなんとかなるから仕方ないか。
クルミの膝の上で甘えてくるクロ。
「クロ、あなたが今の私の癒しよ!! そういえばメリット、シロは?。」
「ご飯の時にしか出てこない・・・・。ホントに気まぐれなんだよね。」
「親に似たのかもね。」
クルミはチラッとルティを見た。
「精霊は基本気まぐれニャ。」
それにしてもルティがあんなに懐くのも珍しい。そもそも精霊はあまり人に干渉しない、それどころか精霊を使役できる人も少ない。アリスは嫌がっているけれど強くなるにはとてもいいことだ。
「アリス! 強くなりたいなら何でも利用すべきだよ。そんな感じはしないかもしれないけどルティは上位精霊だから強いよ。」
「ほんとかなぁ。」
「それじゃあ試してみる?相手は・・・」
クルミは周りを見渡した。
「おれは嫌だぜ。」
マルキースは視線の意図に気づいて先に発言した。
「私は無理だよ!!」
メリットは、激しく拒絶していた。
「・・・・分かった。相手をしよう。」
久遠が日向をメリットに預けて準備を始めた。久遠も技術的にはアリスよりも上で、剣も【草薙・炎】を持っている。今回も使うみたいだ。
久遠が魔力気を高めていった。久遠も疾風勁草流の派生だと思う、疾風流を使う。
アリスは剣を構えた。【草薙・疾風】これもちゃかりと使用している。草薙が更に分裂したのには驚きだったが二度目なので慣れてしまった。
それにしてもおかしな剣だと思った。前世では分裂などしたことなかったのだがもしかしてまだ起こりそうな感じもする。
「それじゃあ力をかすニャ。」
ルティがまた人化している。アリスに
力を与えるように手を伸ばした。
「うっ。なんか、あつい。」
アリスもその力を感じとっているようだ。
「はっ!」
勢いにまかせて剣を振った。周辺の木々がなぎ倒されるほどの威力だった。
「ぐっ。」
久遠は正面からその斬撃を食い止めた。正確には食い止められなかった。
吹き飛ばされてかろうじて受け身を取ることしかできなかった。
「凄いかも。」
アリスは自分の力に驚いた。
「もう一回!」
「ちょっとまって!!」
慌てて私が止めることになった。アリスは不満気だったけど周辺の影響を考えると仕方がなかった。それにしてもルティも力を貸しすぎてるんじゃないかと思った。案の定アリスはその場に座り込んでしまった。
「ルティが今回は張り切ってしまったけど、本来は自分の力と精霊の力をバランスよく使わないとすぐにバテてしまうからね。ルティも力を貸しすぎないこと!」
二人に説教した。それも必死で、このまま続けるとまた陽向が暴走するかもしれないと思った。陽向が不機嫌だったからだ。
「大丈夫か?」
マルキースが久遠に手を貸している。
久遠は少し悔しそうだった。
「こら!! 誰だこんなことをしたのは!!」
1人のおじさんがわめきながらこっちに向かってきた。またトラブルが発生しそうな気がして嫌になるクルミだった。
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