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プロローグ
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フォノン王国 ミサカ王国 キメノ王国三つの王国があり、フォノン王国のクルノのパーティは、通称勇者パーティーと呼ばれており、一番魔王を倒せる可能性の高いパーティーといわれている。
そこの勇者クルノは、顔も良く女にも良くモテていた。
そして、ついに先日勇者として正式に全ての国王に認められ、魔王を倒しにいこうとしていた。
パーティーで、野宿をしているとクルノに呼び出された。
パーティー仲間のルミハもいた。
「今まで黙っていたが、さすがに限界だ。ユキル…このパーティーから出ていってくれないか。」
唐突に言われた言葉にユミルは、固まっていた。
「言い方が悪かったな…邪魔なんだ。消えてくれないか」
まだ暖かみのあった言葉が、次は冷たい刃となってユミルの心を刺した。
「う、うん…分かった。じゃ、じゃぁ皆が魔王の城から出てくるのを待ってるから…」
泣きそうな気持ちを押し込めるようにユミルは言った。
「はぁ。待たなくなんていいよ。お前の元に戻る気もねぇからな。」
クルノはそう言うと、ユミルを突き飛ばした。
「イタッ。戻らないってどうして…俺ら恋人だっただろう。」
ユミルは叫ぶようにしていった。
「ハッ。そんなの遊びに決まってんだろ。女よりも、男だったら容赦なく抱けるしな。それに、おまえ重いんだよな。」
クルノはそう言うと、元いたパーティーの場所へと戻ろうとしていたが、足を止めた。
「おい。ギルドカードを寄越せ…」
放心状態だったユミルは固まったままだったが、ユミルの懐から金色に輝くギルドカードをクルノは取り出した。
「こんなもん、お前には宝の持ち腐れだろうな」
顔を歪めると、風の魔法でカードを木っ端微塵にした。
「もう、顔も見たくねぇ。」
クルノはそう言うとルミハと一緒に、今度こそパーティーの元へと戻っていった。
そこの勇者クルノは、顔も良く女にも良くモテていた。
そして、ついに先日勇者として正式に全ての国王に認められ、魔王を倒しにいこうとしていた。
パーティーで、野宿をしているとクルノに呼び出された。
パーティー仲間のルミハもいた。
「今まで黙っていたが、さすがに限界だ。ユキル…このパーティーから出ていってくれないか。」
唐突に言われた言葉にユミルは、固まっていた。
「言い方が悪かったな…邪魔なんだ。消えてくれないか」
まだ暖かみのあった言葉が、次は冷たい刃となってユミルの心を刺した。
「う、うん…分かった。じゃ、じゃぁ皆が魔王の城から出てくるのを待ってるから…」
泣きそうな気持ちを押し込めるようにユミルは言った。
「はぁ。待たなくなんていいよ。お前の元に戻る気もねぇからな。」
クルノはそう言うと、ユミルを突き飛ばした。
「イタッ。戻らないってどうして…俺ら恋人だっただろう。」
ユミルは叫ぶようにしていった。
「ハッ。そんなの遊びに決まってんだろ。女よりも、男だったら容赦なく抱けるしな。それに、おまえ重いんだよな。」
クルノはそう言うと、元いたパーティーの場所へと戻ろうとしていたが、足を止めた。
「おい。ギルドカードを寄越せ…」
放心状態だったユミルは固まったままだったが、ユミルの懐から金色に輝くギルドカードをクルノは取り出した。
「こんなもん、お前には宝の持ち腐れだろうな」
顔を歪めると、風の魔法でカードを木っ端微塵にした。
「もう、顔も見たくねぇ。」
クルノはそう言うとルミハと一緒に、今度こそパーティーの元へと戻っていった。
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