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気付いてしまった想い①
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『バ先でまた、クッキーを貰ったんだけど。
聡哉も、食べる?』
いつも通りのやり取りをしたいのに、それが何故か上手く出来ない。
不自然なぐらい素っ気なくなってしまった、メッセージ。
それでもやはり彼と一緒に食べたかったから、迷いながらもただ用件だけを伝えた。
聡哉も今日は、家庭教師のアルバイトがあると言っていた。
だからこのメッセージを彼が見るのは、もう少し後になるだろう。
それが分かっていたはずなのに、なかなか既読が付かなくて、なんだかそわそわしてしまう。
送信してから、小一時間が経過した頃。
ようやく既読が付き、返信が返ってきた。
『食う!
てか俺、腹ペコなんだけど。
晴はもう、夕飯済ませた?』
明日渡せば良いかと、思っていたのに。
恐らくここでイエスと答えたら、この後彼に食事に誘われるに違いない。
そしてきっとそのまま、今日も彼の家に泊まる事になる。
急な夕飯のキャンセルと、連続での外泊は恐らく、母親の機嫌を損ねてしまうに違いない。
だけど逢いたいと思う気持ちが、面倒だとか、申し訳ないと思う感情をあっさり凌駕した。
『まだ。僕も、腹減った!』
お腹を抱える犬のスタンプを添えて、返信した。
『そっか。なら一緒に、飯食いに行こうよ』
すぐに返ってきたメッセージと、『行こ♪』と書かれたプラカードを持つ同じ犬のスタンプ。
「アイツしっかり、使いこなしてるじゃん」
ププッと笑いながら、なんて返そうか考える。
でもその間に、またしても彼から新たなメッセージが届いた。
『俺んちの近くに新しく出来た、ファミレスは?
ハンバーグが、めちゃくちゃうまいらしいよ。
たしか晴、行きたいって前に言ってたよね?』
この、スパダリめ!!
……どんだけ僕の好みを、把握してるんだよ。
あまりにも完璧な彼の提案に、床にうずくまり悶絶した。
聡哉も、食べる?』
いつも通りのやり取りをしたいのに、それが何故か上手く出来ない。
不自然なぐらい素っ気なくなってしまった、メッセージ。
それでもやはり彼と一緒に食べたかったから、迷いながらもただ用件だけを伝えた。
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だからこのメッセージを彼が見るのは、もう少し後になるだろう。
それが分かっていたはずなのに、なかなか既読が付かなくて、なんだかそわそわしてしまう。
送信してから、小一時間が経過した頃。
ようやく既読が付き、返信が返ってきた。
『食う!
てか俺、腹ペコなんだけど。
晴はもう、夕飯済ませた?』
明日渡せば良いかと、思っていたのに。
恐らくここでイエスと答えたら、この後彼に食事に誘われるに違いない。
そしてきっとそのまま、今日も彼の家に泊まる事になる。
急な夕飯のキャンセルと、連続での外泊は恐らく、母親の機嫌を損ねてしまうに違いない。
だけど逢いたいと思う気持ちが、面倒だとか、申し訳ないと思う感情をあっさり凌駕した。
『まだ。僕も、腹減った!』
お腹を抱える犬のスタンプを添えて、返信した。
『そっか。なら一緒に、飯食いに行こうよ』
すぐに返ってきたメッセージと、『行こ♪』と書かれたプラカードを持つ同じ犬のスタンプ。
「アイツしっかり、使いこなしてるじゃん」
ププッと笑いながら、なんて返そうか考える。
でもその間に、またしても彼から新たなメッセージが届いた。
『俺んちの近くに新しく出来た、ファミレスは?
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