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深夜の訪問者⑥
しおりを挟む散々焦らされ嬲られたそこに、ショーツをずらして指がぬぷっぐちゅっと挿入される直接的な快楽に目を見開く。
焦らされた体は簡単に昂っていき、目の前がチカチカと火花が散る。
やばい、いっちゃいそう。
そう思った瞬間、ぐりゅんと気持ちがいいところを押し潰されてバチンと目の前が弾けて頭が真っ白になる。
「ひっ、あぁ! いく、いく、いっくうぅぅ」
シーツを強く握り締めて、背を弓なりにそらして腰を浮かせ、カクカクと腰を動かし絶頂にのぼりつめた。
ぐったりと体から力が抜けて、ずるりと指が引き抜かれベッドに沈むと葉山さんが私の頭を優しくて撫でてくれる。
よかった、いつもの葉山さんだ。
そう思ったのもつかの間、いったばかりで敏感になってるのに、また秘部に指が挿入されて、くぱぁっと2本の指で左右に広げられる。
「ちょ、ちょっと、まって……んっ」
「待たないよ? 今日は麻美不足なんだ」
「まっ、ほんと、やめて、いま、だめぇ!」
達したばかりの体に容赦なく与えられる快楽に、ビクビクと体を震わせながら首を横に振る。
それでも葉山さんは私の言葉を無視して、ぐちゅぐちゅと音を立てて秘部を広げていく。
「はっ、あぁ……、はや、まさっ、まっ、んぅ!」
「ふふ、もっと可愛い声聞かせて、ね?」
葉山さんは、そう言うと激しく私の気持ちいい所を擦りながら指を動かした。
そうなると私はビクビク震えて葉山さんの指を食いちぎらんばかりに、ぎゅうぎゅうに締め付ける。
絶頂の余韻から抜け出せてないままに、快楽を与えられては、すぐにまた絶頂へのぼりつめて、バチン、バチンと何度も目の前が弾け飛んで、頭が真っ白に染まり、透明な液体が、ぷしゃっ、ぷしゃーっと吹き出していた。
「あっ、ああぁぁっ!」
腰をガクガク震わせて痙攣してるのに、それでもなお葉山さんの攻め手はゆるまなくて、何度も何度もぷしゃっ、ぷしゃっと吹き出して、ぐったりしたところでようやく葉山さんが止まってくれた。
すると、葉山さんがベルトを外して、貞操帯がチラッと見えて、そう言えば葉山さん貞操帯付けたままだと、ぼんやりする頭で考えていた。
「麻美、これ外してくれるかい? 鍵は、ほらこれ」
葉山さんがポケットから鍵を取り出して、自分で外せるのに私に外してほしいと言ってくる葉山さんに、私は言い難い高揚感を覚えていた。
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