大量チートスキルをイマイチ使いこなせない勇者〜それは召喚に巻き込まれた私でした〜

MIILU

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12結ばれた夜

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何とか現物を渡す事で女性たちの猛攻を切り抜け、やっと出てこれた。

やっぱりお風呂あがりは浴衣がいいなぁ。

ここを本格的な温泉街にしてー、浴衣や時計、石鹸を普及してー。温泉で温泉卵!うん、楽しいかもしれない♪

髪をお団子に纏めると、首元が涼しい。

ベンチはいっぱい並んでいて、一人で座っている所を探す。

私を見つけたカサトが立ち上がって近づいてきて、頭のてっぺんからつま先まで見て口を手で隠した。



「…風呂あがりやばいな…」

「髪がペッタンコになってる!」

「ん?あぁ、湿気で寝癖がマシになるねん」



あれって寝癖だったのか!オールバックがなくなって何だか新鮮だ!



「…何かレーナ…いい匂いする」

「髪の毛シャンプーで洗ったから。久々でスッキリしたー」

「シャンプー??…どーりで…周りの女も同じ匂いしとるわ」



帰路につきながらシャンプーについての説明と、先程思いついた事を相談する。

面白そうと賛同してくれたけど、商業ギルドに登録する際に手続きが面倒だからどうしよかと唸っていた。



部屋に着き、荷物をテーブルの上に置く。

ベストを脱ぎ椅子にかけ、靴を脱いでベッドに横たわる。

ベッドの向こう側に腰掛けたカサトは、靴を脱いでバッグを下に置いた。背中が汗ばんで見える。

今日は一段と無口だな。不思議に思っていると、その謎が解けた。



「…悪いけど、今日は防壁かけて寝てくれへんか?湯上がりは流石にキツイわ。…我慢出来ひんと思う」



起き上がりカサトを見ても顔はこちらに向けてくれない。

背中にシャツが張り付いて、身体全部が火照って暑そう。

やっと、やっとそういう雰囲気になって、私はホッとした。やっと気持ちが伝えられる。

カサトがいるベッドに上がると、ギシッと鳴った。

カサトの身体が揺れ、後ろから首に抱きつく。

身体が、暑すぎる。



「…我慢しなくていいよ。…私を…カサトにあげる」

「…ほんま…?全部くれる…?」



振り返った顔が情けなくも眉が下がっていて。

回した手を握られる。



「うん、あげるから…私にもカサトをちょうだい?」



熱い唇を受け入れると、身体がベッドに沈んでいく。自然に開いた口の中に舌が入ってきた。

久々の舌は熱すぎて絡まったり慾ったりと忙しない。

身体を弄まさぐられ、ボタンを開ければ早いのに下から手を入れ肌を滑っていく。

お腹、おへそ、肋骨、そして下着の中の膨らみに触れる。



「ふぅ、ぁっ」



ブラを上にずらし、2つの膨らみを持ち上げる様に揉むと、何とも言えない痺れが下腹部に響いた。

唇が離れ、カサトは胸をまじまじと見る。

大きくないからあまり見ないでほしい。



「はぁ、レーナ、可愛い」

「ふぁっ!」



2つの頂きを、片や指で摘んだり、片や口に含んで舌で遊んだりという刺激に声が漏れる。

やだ、変な声でちゃう。

手で口を抑え、出ない様に我慢する。



「レーナ、声聞かせて、俺だけに。遮音使って」

「『遮音』…あっ!そこは!」

「これで大声出しても大丈夫やで。甘い声、聞かせて」



ズボンと下着の中に手を入れ、茂みに隠れた突起を指で撫でる。



「濡れてる…嬉しいわ」



にちゅにちゅと音が聞こえ、恥ずかしさに目を隠す。

ゆっくりから激しく突起を擦られ、胸の頂きを舌で舐め回されて腰の疼きが半端ない。開放を求めてドンドンそこに渦が集中する。



「あっ、カサト、いやぁ、なんかっ」

「いいで、イッても」

「あぁぁぁ!」



イく?これがイくって事?

頭が真っ白になって身体に力が入らない。

息の荒いカサトは私に一度口付けし、私の服を全て脱がし、足を開いてそこに座った。

恥ずかしくて足を閉じようとしても震えて力が入らない。



「ここの毛は黒色なんや。何かいいな。俺しか知らん、ここ」



黒色?そういえばいつかも言われた気がする。あれは夢だったっけ?



「ふぁぁ!なにぃ?!」

「ん、舐めとる、だけや…どんどん溢れてきて、うまい…」



そんなとこ美味しいわけない。

突起から割れ目から、その中にまでも熱い舌が這って、刺激に思考がついていかない。

割れ目の中に遠慮がちに入ってきた指が太く感じて、異物に中が締まる。



「せっまぁ…はは、こりゃかなりほぐさなな…」

「んっ、はぁ、あぁ、カサトぉ」



濡れそぼったそこを指が出入りする。潤滑油には困らない。ぐちゅぐちゅと音が耳に響き、指に慣れてきたのか中が疼いてくる。



「はっあっ、あんっ」

「気持ちいいか?レーナ…可愛ぇ…」

「あ、やだ、カサトぉ」



気づくと顔を覗き込まれていた。

どんな顔をしていたんだろうか。妖艶な笑みをしていたから、変な顔でない事はわかった。

指が2本3本と増えていき、私の気持ちいい所を熟知したカサトによって圧迫感が薄れていく。



「はぁ、はぁ、もうええかな」



ボタンを引きちぎりシャツを脱ぎ捨てる。

現れた身体には程よい筋肉と無数の傷。

ズボンと下履きも脱ぐと、中心には見慣れない物が天を向いている。



「…っ?!」



見ないように顔を逸らす。恥ずかし気もなく堂々としていて、何だか男らしい。

カバンから何かを取り出したカサトは、私に乗っかってきて。



「…悪いな、こんな身体見せてもて。傷だらけで気持ち悪いやろ?」

「…そんなことない。カサトが頑張って戦ってきた証拠だもん。男らしくて…好き」

「…身体が?」

「…ばか、んっ」



口付けに答える。舌が絡まり、唾液が溢れる。

足を開かれて、割れ目に熱い何かがあたった。



「…俺は、レーナの事愛しとる。ひとつになってくれ」



ニヤリと笑ったこの顔を、私は一生忘れない。

取られた左手の薬指に冷たい何かが通っていく。



「…こ、れ」

「これでやっとひとつや…!」



薬指に通された銀色に輝く指輪に感動する暇もなく、熱い杭が私の身体に入ってきた。



「ぁあっ…痛ぁっ!」

「レーナ…!やっと…!」



身が裂けそうだ。カサトの大きいあそこが私の中に入ってくる。異物の圧迫感に無意識に押し出そうとしてきゅうきゅう締め付けてしまう。

それでも押し入ってくるカサトを何とか受け入れると、カサトは私を抱きしめて動かなかった。

うっうっと嗚咽が聞こえ、驚いた。泣いてる?



「…どうして泣くの…?」



私が泣きたいのに!まだジンジンして痛いし、きっと血が出てる。



「…嬉しい…やっと…ひとつになれたから…」

「ばかね。これからもずっとひとつなのに」



私も釣られて泣いてしまう。どちらともなく口付けを交わし、ゆっくりと挿入が始まる。

最初は痛みに顔を歪ませていたけれど、ゆっくりゆっくり動いてくれるカサトのお陰で慣れてきた。

それにわかってやっているのか、私の気持ちいい所にそれを擦りつけてくる。



「んっ、はぁ」

「…気持ちようなってきた?もう動いてええかな?」



え、今まで動いていたよね?

身体を起こし私の足を掴むと、ずるっと引き抜いてずんっ!と奥まで一気に入れてきた。



「あぁっ!」

「気持ちええやろ?ここに!出したら!子供出来んで!」



腰を穿って激しい挿入を繰り返す。

どうして?さっきまで痛かったのに。



「はぁ、ヤバイ、レーナの身体ん中、すご、止まらん」

「はっ!あっ!あぁ!だめ!なんか、くるぅ!」

「ええで!イキ!何回でもイカしたる!」

「あぁ、あぁぁあ!」



身体が一層跳ね、四肢が震える。ぎゅうっと中を締め付け、カサトは短く唸った。

息も絶え絶えに、荒い呼吸を繰り返していると、挿入がまた始まる。



「あっ、待って、カサトぉ」

「だって、俺イッてないもん。レーナももっともっと気持ちようなってや」



さっきみたいなのを何回も?!

無理無理と駄々をこねる子供のように首を振ると、仕方ないなと、俺も限界やしなと、言いながらも何度イカされた事か。

カサトが果てるまで続いた挿入は、空が白んできてやっと、やっっっと終わった。
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