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第1章経験値と努力の行方
#12スタンピード2日目
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鐘が鳴ったので今日も元気に魔物を狩るぜ!
俺はいつも通りの変則2刀流でティアは弓を持っているので弓術に魔法を纏わせて魔力消費を抑える方法で最初は行くんだろう。
最初に来たのはコボルトだった。
しかしコボルトの軍勢はノーマルばかりでぶった切ってる内に途切れた。
皆首を傾げてると理由がわかった。
コボルトをバリボリ食いながらゴブリンジェネラルが現れたからだ。
D~C級の冒険者がすぐさま反応して攻撃しだす。
「くっ、強い。コイツらコボルト蹂躙して強くなってやがる」
と冒険者達は苦戦している。
俺は一言
「ティア!!」
そう呼んだだけで意図を汲み取ってくれた様でティアは3本の矢を番えて放った。
矢にはそれぞれ闇・雷・風の付与をしていて
最初の風属性付与の矢は弾かれ雷属性付与の矢はジェネラルを少し痺れされ
最後の闇属性付与の矢は首元に刺さり何かしらの状態異常を引き起こしていた。
「ナイスだ嬢ちゃん!」
6人の剣士や槍士や拳闘士はその隙にボコボコにジェネラルをしていた。
その後はホブゴブリンや上位種ばかり来るが俺もティアも他の冒険者達も苦戦する事は無かった。
その日3回目の波の時にそれは起こった。
ゴブリン達が俺達の目の前で止まりゲヒャゲヒャ笑いながら中央を開けて立ち止まったのだ。
すると、遠くからジェネラルが3体歩いてくるが様子がおかしい。
2体が1体の前立ち後ろを隠しているのだ。
近付くにつれ、音が聞こえる。
「ひ、もう……止めて、殺してお願いぃあっ、やだやだぁ見ないでお願い」
それは本能レベルの嫌悪感だった。
「ヒッ」「ちっ」「ふざけやがって」
と周りの冒険者達も嫌悪感という感じた物は同じで女の人は悲鳴を上げていた。
「助けるぞっ!」
誰かが言ったこの言葉が呼び水で一斉に駆け出した。
俺だけは、ティアが出した悲鳴の理由を知っていた。
囚われた女はアホパーティーの女の1人だったからだ。
俺は、周りのゴブリンの排除に動き他の奴らは……何かやけに動きが良いな。
「テメェらは血祭りじゃー」
「俺だってした事ないのにくそがぁぁぉ」
「あの子狙ってたのにもう2度と誘えないじゃないかぁ」
あ、うん。
流石は冒険者、身勝手で自由だなぁ。
「アンタ達サイテー早く助け出しなさいよ!」
と女の冒険者は嫌悪感がたちすぎて、近付きすらしない。
こっちもこっちで自由だった。
40分程、クソなBGMを聞きながらも何とか女は助け出されたが。
錯乱状態で男が近付くだけでゴブリンに見えるみたいで女の冒険者達で後ろに治療と避難させた。
「か、悲しくなんてないぞっ」
という言い訳がとても悲しく木霊していた。
その時、伝令が馬で走って来て大声で声を発していた。
「コボルト、オークのスタンピードは終結ぅぅ。これより最後のダンジョンのスタンピードを攻略開始する。3つの内2つが終結した事により、ゴブリンの数が増える事が予想される。覚悟せよー!」
各地で歓声が上がる。
俺は気合いを入れ直して背嚢からとあるアイテムを取り出しポケットにしまった。
おずおずと後ろに居たティアが話しかけて来た。
「グ、グーフィス君、本当にそれ使うの?」
そう言ってきたので振り返り笑顔で返事する。
「おう!」
俺は、ゴブリンランサーが使っていた槍を拾い地面に刺しその頂上にとある物を被せた。
その不可思議な行動に周りの冒険者(男)達も興味津々で見ていたがとある物を被せた瞬間に
「ななな、お前それ……嗅いだのか?使用済みか?」
と真顔で質問してくる。
ちょっと待て顔が怖いぞ?そして周りに来る奴多くないか?
「嗅いで無いし、使用済みだ。夕方ここに来る前に調達した物だからな」
全員が真顔になった。
多分心の中で"なー~~にぃー~"とか思ってるんだろうな。
大注目を浴びている秘密兵器のパンツに顔を真っ赤にさせたティアが俺に飛び付いて来た。
「グググググググーフィス君、やや、やっぱり返して!だめ!こんなに注目されると思ってなかったた」
そんな事を大声で言っているもんだから、周りに注目されまくる。
そんな時に風が吹く、ティアの顔が見えて周りが驚く。
すぐさまティアは前髪を抑えて顔を隠すが。
俺は周りの冒険者達に囲まれて小声で問い掛けられる。
「おい、エラーお前何でそんなに美人とばっかり出会えるんだ?狡いぞステラちゃんといいこの子といい。ん?あのパンツ使用済みって言ったよな?後で言い値で買おう」
「あ、テメェずりぃぞ俺が買う」
そんなアホな言い争いが始まった。
そういうとこだと思うぞ??まじで!
そんなアホな言い争いをしている最中に俺は腕を引っ張られ今度は戻って来た女の冒険者達に囲まれた。
「グーフィス?地味だけど美人のパンツ掲げて何をするつもり?ふざけた理由だったら玉潰すよ?」
右手で握る仕草をするシーフ系の装備をしたお姉さんについつい内股になってしまった。
「ゴブリンの特性を使ってあのパンツで誘導するんです。ゴブリンは上位種が殺られると近くに居るゴブリンはストレスと危機を感じて本能が強くなり女の匂いに敏感になります。なので使用済みのパンツを全面に押し出してあの様にすると多分ジェネラルより下のゴブリンは引っ掛かりますよ?」
ふぅんと話を聞いていた女の冒険者達は情報源を聞いてきた。
「アンタ私はそんな話聞いた事無いんだけど……誰から聞いたの?」
「絶対に俺が言ったって吹聴しないでくださいね?」
皆頷くので俺は仕方ない、非常事態だし。と腹を括った。
「"微笑みの仏"ロイさんです」
場が凍りついた。
そりゃそうだ。破戒僧の職業を持ち尚且つ2つ名持ちの冒険者の名前だからな。
「OK、情報源はバッチリだね。おい男共今すぐ前向け」
「「「へ?」」」
「後ろ向いたらぶっ殺すからね?」
「「「「YES・マム」」」」
俺は何をするかわかったのでそそくさと離れた。
その間もティアはアウアウと恥ずかしがっていた。
中央区域はその後、不思議な光景になっていた。
男達の横に女物のパンツが引っ掛かってる槍が刺さっているのだ。
そしてその男共を睨んでる女達という不思議な陣形が出来上がっていた。
そのパンツ効果はその後凄い効果を生むことになる。
ゴブリン達がパンツ目掛けて来る為パンツの目の前で剣を構え振り抜くだけで簡単にゴブリンを屠れるのだ。
ただし、女の冒険者は援護射撃だけになるが。
誤算だったのは、まさかのゴブリンジェネラルまで効いた事だった。
つまり……もう終わりが近いって事になる。
ゴブリンジェネラルが危機を感じてるって事はロードが倒されたという事他ならないからである。
「ジェネラルも引っ掛かりやがったぞ。高ランク連中を信じろ!ロードまでぶっ倒したって事だ!もうひと踏ん張りだぁー」
「「「「おう!」」」」
そして……夜明け前に夜空に火の玉複数個弾けた。
つまり、スタンピードは全部終結した合図だった。
この時ばかりは連戦に連戦を重ね俺達は疲れ切って居たが最後の作戦に出る為に全員パンツをしまい前身行動に出た。
俺は火の玉が上がった瞬間にパンツ回収をしていたが(何か他の男連中に危険を感じた為に)
そそくさとパンツ回収しようとした男冒険者がボコボコにされていた。
ティアは俺に近付き
「パ、パンツは無事ですか?」
と聞いてくるので
「あぁ、しっかり回収したよ!」
と答えた。
「後で返してくださいね?」
「当たり前だろ?俺が履く訳じゃあるまいし」
その返答に少し残念そうにしていたティアの行動には謎だった。
俺はいつも通りの変則2刀流でティアは弓を持っているので弓術に魔法を纏わせて魔力消費を抑える方法で最初は行くんだろう。
最初に来たのはコボルトだった。
しかしコボルトの軍勢はノーマルばかりでぶった切ってる内に途切れた。
皆首を傾げてると理由がわかった。
コボルトをバリボリ食いながらゴブリンジェネラルが現れたからだ。
D~C級の冒険者がすぐさま反応して攻撃しだす。
「くっ、強い。コイツらコボルト蹂躙して強くなってやがる」
と冒険者達は苦戦している。
俺は一言
「ティア!!」
そう呼んだだけで意図を汲み取ってくれた様でティアは3本の矢を番えて放った。
矢にはそれぞれ闇・雷・風の付与をしていて
最初の風属性付与の矢は弾かれ雷属性付与の矢はジェネラルを少し痺れされ
最後の闇属性付与の矢は首元に刺さり何かしらの状態異常を引き起こしていた。
「ナイスだ嬢ちゃん!」
6人の剣士や槍士や拳闘士はその隙にボコボコにジェネラルをしていた。
その後はホブゴブリンや上位種ばかり来るが俺もティアも他の冒険者達も苦戦する事は無かった。
その日3回目の波の時にそれは起こった。
ゴブリン達が俺達の目の前で止まりゲヒャゲヒャ笑いながら中央を開けて立ち止まったのだ。
すると、遠くからジェネラルが3体歩いてくるが様子がおかしい。
2体が1体の前立ち後ろを隠しているのだ。
近付くにつれ、音が聞こえる。
「ひ、もう……止めて、殺してお願いぃあっ、やだやだぁ見ないでお願い」
それは本能レベルの嫌悪感だった。
「ヒッ」「ちっ」「ふざけやがって」
と周りの冒険者達も嫌悪感という感じた物は同じで女の人は悲鳴を上げていた。
「助けるぞっ!」
誰かが言ったこの言葉が呼び水で一斉に駆け出した。
俺だけは、ティアが出した悲鳴の理由を知っていた。
囚われた女はアホパーティーの女の1人だったからだ。
俺は、周りのゴブリンの排除に動き他の奴らは……何かやけに動きが良いな。
「テメェらは血祭りじゃー」
「俺だってした事ないのにくそがぁぁぉ」
「あの子狙ってたのにもう2度と誘えないじゃないかぁ」
あ、うん。
流石は冒険者、身勝手で自由だなぁ。
「アンタ達サイテー早く助け出しなさいよ!」
と女の冒険者は嫌悪感がたちすぎて、近付きすらしない。
こっちもこっちで自由だった。
40分程、クソなBGMを聞きながらも何とか女は助け出されたが。
錯乱状態で男が近付くだけでゴブリンに見えるみたいで女の冒険者達で後ろに治療と避難させた。
「か、悲しくなんてないぞっ」
という言い訳がとても悲しく木霊していた。
その時、伝令が馬で走って来て大声で声を発していた。
「コボルト、オークのスタンピードは終結ぅぅ。これより最後のダンジョンのスタンピードを攻略開始する。3つの内2つが終結した事により、ゴブリンの数が増える事が予想される。覚悟せよー!」
各地で歓声が上がる。
俺は気合いを入れ直して背嚢からとあるアイテムを取り出しポケットにしまった。
おずおずと後ろに居たティアが話しかけて来た。
「グ、グーフィス君、本当にそれ使うの?」
そう言ってきたので振り返り笑顔で返事する。
「おう!」
俺は、ゴブリンランサーが使っていた槍を拾い地面に刺しその頂上にとある物を被せた。
その不可思議な行動に周りの冒険者(男)達も興味津々で見ていたがとある物を被せた瞬間に
「ななな、お前それ……嗅いだのか?使用済みか?」
と真顔で質問してくる。
ちょっと待て顔が怖いぞ?そして周りに来る奴多くないか?
「嗅いで無いし、使用済みだ。夕方ここに来る前に調達した物だからな」
全員が真顔になった。
多分心の中で"なー~~にぃー~"とか思ってるんだろうな。
大注目を浴びている秘密兵器のパンツに顔を真っ赤にさせたティアが俺に飛び付いて来た。
「グググググググーフィス君、やや、やっぱり返して!だめ!こんなに注目されると思ってなかったた」
そんな事を大声で言っているもんだから、周りに注目されまくる。
そんな時に風が吹く、ティアの顔が見えて周りが驚く。
すぐさまティアは前髪を抑えて顔を隠すが。
俺は周りの冒険者達に囲まれて小声で問い掛けられる。
「おい、エラーお前何でそんなに美人とばっかり出会えるんだ?狡いぞステラちゃんといいこの子といい。ん?あのパンツ使用済みって言ったよな?後で言い値で買おう」
「あ、テメェずりぃぞ俺が買う」
そんなアホな言い争いが始まった。
そういうとこだと思うぞ??まじで!
そんなアホな言い争いをしている最中に俺は腕を引っ張られ今度は戻って来た女の冒険者達に囲まれた。
「グーフィス?地味だけど美人のパンツ掲げて何をするつもり?ふざけた理由だったら玉潰すよ?」
右手で握る仕草をするシーフ系の装備をしたお姉さんについつい内股になってしまった。
「ゴブリンの特性を使ってあのパンツで誘導するんです。ゴブリンは上位種が殺られると近くに居るゴブリンはストレスと危機を感じて本能が強くなり女の匂いに敏感になります。なので使用済みのパンツを全面に押し出してあの様にすると多分ジェネラルより下のゴブリンは引っ掛かりますよ?」
ふぅんと話を聞いていた女の冒険者達は情報源を聞いてきた。
「アンタ私はそんな話聞いた事無いんだけど……誰から聞いたの?」
「絶対に俺が言ったって吹聴しないでくださいね?」
皆頷くので俺は仕方ない、非常事態だし。と腹を括った。
「"微笑みの仏"ロイさんです」
場が凍りついた。
そりゃそうだ。破戒僧の職業を持ち尚且つ2つ名持ちの冒険者の名前だからな。
「OK、情報源はバッチリだね。おい男共今すぐ前向け」
「「「へ?」」」
「後ろ向いたらぶっ殺すからね?」
「「「「YES・マム」」」」
俺は何をするかわかったのでそそくさと離れた。
その間もティアはアウアウと恥ずかしがっていた。
中央区域はその後、不思議な光景になっていた。
男達の横に女物のパンツが引っ掛かってる槍が刺さっているのだ。
そしてその男共を睨んでる女達という不思議な陣形が出来上がっていた。
そのパンツ効果はその後凄い効果を生むことになる。
ゴブリン達がパンツ目掛けて来る為パンツの目の前で剣を構え振り抜くだけで簡単にゴブリンを屠れるのだ。
ただし、女の冒険者は援護射撃だけになるが。
誤算だったのは、まさかのゴブリンジェネラルまで効いた事だった。
つまり……もう終わりが近いって事になる。
ゴブリンジェネラルが危機を感じてるって事はロードが倒されたという事他ならないからである。
「ジェネラルも引っ掛かりやがったぞ。高ランク連中を信じろ!ロードまでぶっ倒したって事だ!もうひと踏ん張りだぁー」
「「「「おう!」」」」
そして……夜明け前に夜空に火の玉複数個弾けた。
つまり、スタンピードは全部終結した合図だった。
この時ばかりは連戦に連戦を重ね俺達は疲れ切って居たが最後の作戦に出る為に全員パンツをしまい前身行動に出た。
俺は火の玉が上がった瞬間にパンツ回収をしていたが(何か他の男連中に危険を感じた為に)
そそくさとパンツ回収しようとした男冒険者がボコボコにされていた。
ティアは俺に近付き
「パ、パンツは無事ですか?」
と聞いてくるので
「あぁ、しっかり回収したよ!」
と答えた。
「後で返してくださいね?」
「当たり前だろ?俺が履く訳じゃあるまいし」
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