変人奇人喜んで!!貴族転生〜面倒な貴族にはなりたくない!〜

赤井水

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学園編

37話

部活動の説明をする前にニコル先生が来てしまったので途中で終了となってしまった。

サイネに頼み全員に放課後俺の活動に入りたい奴は来る様にと伝えておいた。

今日は必修科目がない為俺は手紙を出した後
部活動の発足について図書館で調べていたのだが……

「無理そうだなぁ……」

部活動発足の条件
・5人以上の生徒(クリア)
・貴族籍の生徒……なんで?(微妙)
・顧問の教師(微妙)
・活動内容の精査後生徒会と教師陣の認定

貴族籍の生徒と生徒会と教師陣の認定これは無理っぼいなぁ。
クランを作る方がまだ簡単だ、しかし全員に何かしらのギルドに入って貰う必要があるんだよなぁ。
前世の基準で言うとギルドは1次2次産業で商会や生産者が2次や3次産業。

クランは1次~6次産業まで自由に出来る個人の会社だ。
場所とDランクギルド員又はそれ相当の信頼があれば作れる。
保証契約の多さで信頼は足りてるので商業ギルド由来のクランも冒険者ギルド由来のクランも作ろうと思えば作れる。

正直に言うとサイネ達商人志望達には実際に商売をして貰おうと思ってた。
文官志望も同じく手伝って貰って動いて貰えば行けるかな?とも。

しかしだ、困っているのは生産者志望や騎士、兵士、冒険者志望の戦闘職の人間だ。

部活動に一貫性がない為動くに動けないのだ。
商人や文官のインドア部活に戦闘職のアウトドア部活。
纏めるの無理じゃね?

「あ!居たケビン君!何悩んでるの?」

サイネが俺を探してたみたいだ。

「いやぁ部活動発足しようと思ったんだけどさ?中と外の活動どっちもとなると審査通らなくない?ってね」

「うーん。じゃあ全部やります部は?何か1つの目標を作ってそれをやってみまーす!みたいな事にすれば?」

俺のモヤモヤが一気に晴れた。

「そ、それだ!!ありがとうサイネ!申請用紙に書いて置くからクラスの皆にしたいか聞いてみてくれ!俺は商業ギルドに行ってくる!」

俺は申請用紙にさっさと書き込み商業ギルドへ走って向かうのであった。




「ぜぇーぜぇーテレポートあるの興奮して忘れてた」

俺は今自分のアホらしさを笑っていた。

帝都の商業ギルドに来るのは初めてなので少し緊張する。

「すみません」

受付嬢さんの所へ向かうと

「はい!帝都商業ギルドへようこそ。ご依頼ですか?ご相談でしょうか?」

「あ、これタグで口座の中身の確認して家一軒買えるか確認したいんですけど?」

俺は首から冒険者ギルドのタグと口座用のタグが着いたネックレスを外し渡す。

「わ、若いのに凄いのね」

お姉さんが驚いているのはDランク冒険者だからだろう。
そして目を見開き固まった。

2分程経ったが一向に戻ってこないので柔らかい魔力玉を作り頭に投げる。

「はひゅん!はっ!申し訳ありません。超余裕で買えましゅ!」

噛んだ事で顔が真っ赤になってる。

「そ、そうですか。では要望を伝えますよ?大きな家又は土地で大きな音を出しても怒られない平民街ってあります?」

途中からお姉さんの顔が顰めっ面になって行った。

「えー住むわけでは無いんですか?」

「あー……そのうち生産関係で工房として使いたいのと活動を行いたいので、そうなると必然的に作った物を試したくなるのでダメかなーと」

「あー有るんですけど昔偏屈な錬金術師様が集めた場所が……ちょっと直さないと使えないかなぁって」

「へぇ、生産者だけで集まってた感じなのですか?」

「そうなんですよねぇ。錬金術師様と薬師様のご夫婦で喧嘩を良くするからと。
そこに鍛冶師の人や他の生産者の人も集まって1回オーダーメイド店として錬金術師様ご夫婦がお亡くなりになる迄は人気の場所でした」

「す、凄いですね。間取りを聞いても?」

書類を持ってきて受付嬢さんは確認してる。

「えーっと、錬金術師・薬師工房と鍛冶場と服飾関係の場所と店舗用の門構えで地下に素材置き場がありますね!」

「会議できる様な場所は?」

「あ!食堂に小さく会議室兼用と書いてあります!」

「へぇー値段は?後改修見積もりもお願いします」

「はーい。大金貨12枚と改修に大金貨3枚ですね。んー高いっ!」

俺はびっくりした受付嬢のお姉さんがそれを言うのかと。

「まぁ、良いですけど。それでは口座から引き落としで。それと改修終わったら学園にケビンの名前で手紙出してくれます?」

「はい!大丈夫ですよ!」

よし帰ろうと思った時に

「おや?お買い物ですかな?」

「あ!ハビス?もしかして俺が頼んだ奴買いに来た?」

「坊っちゃまはまたも考えた挙句手紙を出した後に突発的に行動されたのですね?」

俺は苦笑いして流す事しか出来なかった。

ハビスに出会ったので計算機の支払いは俺が直接してそちらも学園に届けて貰う事に。

ハビスには帝都でも家を買った事を告げて場所を言うと

「ふむ、ワンオーダーの館ですなぁ。いやはや懐かしい」

知ってる様だった。

「知り合い?」

「知り合いも何も彼らの遺作をケビン様はいつもご覧になってるではありませんか?」

「へ?まさか!父上の?」

そう、どんなに頑張って頼んで作ってもらっても父上の武器や鎧には1回りか2回り足りない感じだったので随分と凄い名工に作って貰ったんだろうと思ってたんだが。

「そんな凄い人の館でやる事がこれとは少し申し訳ないな……」

「ふふふ、そんな事はありませんよ」

ハビスは柔らかい笑みを浮かべ否定した。

「彼ら彼女らがあそこに館を建てたのは"本当に困ったら家に来い金は後から尻を蹴飛ばしてでも回収するからと“言っていたのですよ」

「素晴らしい人達だったんだなぁ……」


「それと、ケビン様家具や道具の準備は?」

「あ!俺店知らないなぁ適当に「いえいえ私がやりましょう」むむ?ハビスがこんなに素直だと?報酬は?」

「ケビン様の美味しい料理が懐かしゅうございますなぁ。ピリッとしたのとかピリッと?」

ハビスよいつの間にか辛党になっていたのだな。

「任せてくれ。お姉さんそういう事だからやっぱり商品は俺に。後家の事はハビスによろしく。じゃあハビス!俺は学園に帰るよ!」

「行ってらっしゃいませ我が君!」

恭しく頭を下げるが

「いや!俺ハビスの主ちゃうやんけ!」

お決まりをして『テレポート』した。
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