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2.迷宮都市ルグランジ
2-9.閑話 ルグランジ地下迷宮にて(ほぼ冒険関係の設定解説)
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市長の事件の翌日、何故かクエストをクリアしていないのにアイアン1位になっていた。
しかも何かダンジョン内のクエストをクリアすればシルバー5位にしてくれるらしい。
それは市長からの強い要望と、ギルド長が土下座するほど申し訳ないという謝罪の意味が込められた。
集められた20人の冒険者はランク降格となり、シルバー3位はアイアン3位と言った落ち方をしたらしい。
お陰でギルド内のヘイトが俺に溜まっていた。こえーよ。
そして、市長の息子はまだあきらめてない様に見えた。
あれはどうしたもんかね。
しかも、俺は20人ボコボコにしただけで何もしていないんだがな。
さて、そんな面倒な事をは置いといて、今日こそダンジョンに潜る事にしたのだ。
ダンジョン内のクエストはおおよそ頭に入っている。
殆どが素材収集とボスの撃破だが、クエストを受けるのは事後で良いらしい。
クエストと言えば、緊急クエストと言うのがまた別にあるが、滅多にないそうだ。
ここに居る内に一度見てみたいものだな。
さて、入口で冒険者プレートなる物を見せて入る。
俺のプレートは鉄製で名前の右横に、少しデフォルメされた人相書きが彫られている。
これ、魔導技術で彫るんだって。面白いよな。
人にはレベルという物が存在しない。
それが分かれば、自分がどれだけ強いというのかが分かって便利なのだが、そこまで都合の良い世の中ではないのだ。
その代りと言っては何だが、教会が配布するパトロネス・システムがある。
大体はブレスレットの形をしているのだが、それを付けていると、戦闘の貢献度を記録し、それに応じてランクを与えられる。と言ってもそのブレスレットは貢献度を見える様にしてるだけで、破壊されたからといって、ランクが落ちたり消えたりはしない。ランク自体は体に染み込んでるらしい。
パトロネスとはパトロン、後援者、支援者と言った意味合いがあるが、おおよそその解釈で間違いない。
パトロネス・システムにより、天使の加護が与えられる。
そして、パトロネス・システムに記録されたランクが、そのまま天使の位にもなり、勇者が持つような最高級ランクにもなると名前が付いた天使の加護が貰えるのだ。
前世の俺も、そこそこ高かったのだが、名前が付いた天使の中では最下位だった。
要は素では強くなってないけど+αが大きくなってゆくといった感じだな。
ちなみに俺の今のランクは21、前世の俺は2048だった。
屋敷を出るときは1だったから、少し上がった方だろう。
その理由は誘拐犯や冒険者のお陰だな。多少なりと感謝してやる。
んじゃま、長い回想はこれくらいにして、さっさと進みますか。
ルグランジ地下迷宮が迷宮と呼ばれる所以は諸説あるが、主に1フロア目の広大で、迷いやすい構造になっていると言われている。
その広さ、何と東京ドーム2000個分。……あれ?東京ドームってなんだ?急にその言葉が浮かんだ。
だいたいカガワ県の20分の1くらいだとか……カガワ県ってなんだよ!?
この話を考えるのは止めよう。何かに精神介入へされてる気がする。
さて、上へ下へ、左へ右へと行ったり来たり。
いやいや、流石に迷子にもなるわ。
挙句に行き止まりが有ったり、ループしてたり滅茶苦茶面倒だ。
入口でリールという魔導具を渡されるのだが、それがないとマジでヤバイ。
その道具を使うと、瞬時……とまではいかないが、かなりの短い時間で入口に戻れる。
逆に通礼の門にリールを掲げると最後にリールを使った場所から再開できる。
そして、それを安全に使えるのは、各所に設けられたセーフティーエリアとフロアボスの後のセーフティーエリアだけ。
それ以外で使えばアイテムや装備品をランダムで落とすそうだ。
噂ではその落とした物は加護してくれている天使の供物になっているらしい。
それはそうとして…。
*
「お前、道覚えてるか?」
「いいえ、ついてきているだけですので、全然」
「カーティス……」
「カロリーナ様……」
「「どうしようか」」
しかも何かダンジョン内のクエストをクリアすればシルバー5位にしてくれるらしい。
それは市長からの強い要望と、ギルド長が土下座するほど申し訳ないという謝罪の意味が込められた。
集められた20人の冒険者はランク降格となり、シルバー3位はアイアン3位と言った落ち方をしたらしい。
お陰でギルド内のヘイトが俺に溜まっていた。こえーよ。
そして、市長の息子はまだあきらめてない様に見えた。
あれはどうしたもんかね。
しかも、俺は20人ボコボコにしただけで何もしていないんだがな。
さて、そんな面倒な事をは置いといて、今日こそダンジョンに潜る事にしたのだ。
ダンジョン内のクエストはおおよそ頭に入っている。
殆どが素材収集とボスの撃破だが、クエストを受けるのは事後で良いらしい。
クエストと言えば、緊急クエストと言うのがまた別にあるが、滅多にないそうだ。
ここに居る内に一度見てみたいものだな。
さて、入口で冒険者プレートなる物を見せて入る。
俺のプレートは鉄製で名前の右横に、少しデフォルメされた人相書きが彫られている。
これ、魔導技術で彫るんだって。面白いよな。
人にはレベルという物が存在しない。
それが分かれば、自分がどれだけ強いというのかが分かって便利なのだが、そこまで都合の良い世の中ではないのだ。
その代りと言っては何だが、教会が配布するパトロネス・システムがある。
大体はブレスレットの形をしているのだが、それを付けていると、戦闘の貢献度を記録し、それに応じてランクを与えられる。と言ってもそのブレスレットは貢献度を見える様にしてるだけで、破壊されたからといって、ランクが落ちたり消えたりはしない。ランク自体は体に染み込んでるらしい。
パトロネスとはパトロン、後援者、支援者と言った意味合いがあるが、おおよそその解釈で間違いない。
パトロネス・システムにより、天使の加護が与えられる。
そして、パトロネス・システムに記録されたランクが、そのまま天使の位にもなり、勇者が持つような最高級ランクにもなると名前が付いた天使の加護が貰えるのだ。
前世の俺も、そこそこ高かったのだが、名前が付いた天使の中では最下位だった。
要は素では強くなってないけど+αが大きくなってゆくといった感じだな。
ちなみに俺の今のランクは21、前世の俺は2048だった。
屋敷を出るときは1だったから、少し上がった方だろう。
その理由は誘拐犯や冒険者のお陰だな。多少なりと感謝してやる。
んじゃま、長い回想はこれくらいにして、さっさと進みますか。
ルグランジ地下迷宮が迷宮と呼ばれる所以は諸説あるが、主に1フロア目の広大で、迷いやすい構造になっていると言われている。
その広さ、何と東京ドーム2000個分。……あれ?東京ドームってなんだ?急にその言葉が浮かんだ。
だいたいカガワ県の20分の1くらいだとか……カガワ県ってなんだよ!?
この話を考えるのは止めよう。何かに精神介入へされてる気がする。
さて、上へ下へ、左へ右へと行ったり来たり。
いやいや、流石に迷子にもなるわ。
挙句に行き止まりが有ったり、ループしてたり滅茶苦茶面倒だ。
入口でリールという魔導具を渡されるのだが、それがないとマジでヤバイ。
その道具を使うと、瞬時……とまではいかないが、かなりの短い時間で入口に戻れる。
逆に通礼の門にリールを掲げると最後にリールを使った場所から再開できる。
そして、それを安全に使えるのは、各所に設けられたセーフティーエリアとフロアボスの後のセーフティーエリアだけ。
それ以外で使えばアイテムや装備品をランダムで落とすそうだ。
噂ではその落とした物は加護してくれている天使の供物になっているらしい。
それはそうとして…。
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「お前、道覚えてるか?」
「いいえ、ついてきているだけですので、全然」
「カーティス……」
「カロリーナ様……」
「「どうしようか」」
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