追憶の電脳世界〜エタニティ・ドリーム・ワールド

夢達磨

文字の大きさ
68 / 101
第三章 ギルド結闘編

第68話 イベントストーリークエストその7

しおりを挟む

     【EXS1-6 虹神様伝説】

[暗黒の神が消滅し、平和を取り戻した民は大変、喜びました。
 虹色に輝く者を、この大陸を平和へと導いた神として、『虹神様』と呼び、崇《あが》めました。
 虹神様はこの国の人に、これからの発展のため、新たなる意思とたくさんの知恵を与えました。
 色々な意思と知恵を得た人々は、今までになかった発想まで思いつくようになり、色々考え行動し、新たな文明さえ作り上げました。
 そして、力を使い果たした虹神様は、深い眠りについたのでした]


国民たち
「うおおーー!!! 暗黒の神が消滅したぞぉーーー!!!」

「すごいわ! これで平和になるのね!」

「あの者こそが、平和の象徴だぁ!」

「あの力はきっと神様の力よ! 虹神様とお呼びして、みんなで崇めましょう!」

「そりゃあいい! 虹神様ーー! バンザーイ!」

「「虹神様ーー!」」

虹神様
《我々の知恵を授ける。この知恵、力でこの世界に……平和を……。
 この武器は、きたるべき決戦の時に……》

国民たち
「ありがとうございます! この力は必ず平和のために!」

「凄いわ、色んなアイデアが浮かび上がってくるわ!」

「また、このような日が来ないとは限らない。今のうちに色々策を練っておこう」


 虹神様と呼ばれる者は、安らかな表情を浮かべ、空へと消えていった。国民たちのこれからを願って。

 映像の時が進み始め、街並みにも変化が起き始めている。 

 国の壁は木の柵から、巨大な石の壁が築かれた。   
 武器は、属性や効果を持たないのが多かったが、属性が付与され、特殊能力を持った武器などが生まれているようだ。
 
 ハニポンは興味ない様子で、空中でプラプラと背泳ぎのようなことをしている。

 映像が終わると同時に、クリアの文字が浮かび上がり、報酬を受け取り、次へと進んだ。
 


      【EXS1-7 偽りの伝承】

[数日が経つと民は、四天の勇者を偽物の勇者や、国王に作られた、ただのお調子者の集まりなどと罵り銅像を破壊してしまいました。
 そして、複数の民の声から『王国の人間が暗黒の神をこの地に降臨させ人々を殺め、自分たちで新たな世界を作ろうと目論んだ!』、『国王は偽りの勇者を呼び寄せ国民を欺き、自分たちを信じた人々が、無様に死にゆく様を笑いながら見届けた』などと虚言を吐く人が次々と出てきたのである。
 その責任で国王とみんなに慕われていた、イーリス姫の二名の処刑が決まってしまいました]

国民たち
「四天の勇者は、国王が我々を騙すために作った偽りの勇者だぁ!」

「国王に良いように言われて、良い気になっていた、お調子者の集まりだ!」

「なーにが、四天の勇者だ! こんなもの壊してしまえ!」

「王国の人間が暗黒の神をこの地に降臨させて、人々を殺め、自分たちで新たな世界を作ろうと目論んだに違いない!」

「あいつらは、適当に集めた人材を四天の勇者と偽って、我々国民が生き絶えるのを見て、笑っていたんだ!」

「なんてやつらだ! 許さねえ!」

「王国の人間を処刑せよ!」

「今こそ! 断罪のとき!」



 その言葉を最後に、場面が切り替わる。国民の罵声とともに、怒れる国民たちは、城内へと押しかけた。

 国民に連れられて城内から現れたのは、王様とイーリス姫だった。

 王様たちが、裏で糸を引いていたのか、真実か嘘かは分からないが、心が痛む。

 先程から、四天の勇者の姿も見えない。エレボタロスに怯えて逃げたのだろうか?

 できることなら、イーリス姫たちを助けてほしいと心から願う。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

処理中です...