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第十二話 続き 3
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その名を聞いたリュシアは、驚いていた。
「……え、ほんとですか!」
「ああ、そう書いてあんだよ。それからだな……」
さらに彼は詳しく塔について書かれていることを読み上げた。
どうやら、ヴァベルの塔は『ジッグラト』と呼ばれる階段状のピラミッドのような構造になっていて、そこにファルバーンの光の神殿があるようだった。
ジルメイダは笑みを浮かべながら、リュシアの肩に手を置いた。
「良かったじゃないか、リュシア」
リュシアの頭の中に、様々な思いが駆け巡った。
今は亡き両親のことや伯母のエリスのこと。
そして、多くのヴァベルの一族を支えてくれた人々。
心が高揚し、力が沸いてきた。
(あるんだ……ヴァベルの塔は……本当に!)
そんなリュシアを見ていたユラトは、どこにあるのか場所が気になった。
そして、なんとなく呟いた。
「だけど、どこにあるんだろ……」
それを聞いたダリオは、本をめくって調べた。
「……ここに書いてある場所には無いな……東の大陸なんて今は、海しかないぜ」
どうやら、本に書いてある場所は、オリディオール島から、かつて東にあった大きな大陸のようだった。
リュシアは、その情報を聞き、少し不安になった。
「そうですか……じゃあ、今はもうないのかな……」
「ゾロスの霊廟と言う場所は実際にあったのだろ。ならば、他の場所も存在する可能性は、かなり高いはずだ」
「そう……ですよね……」
レクスの言葉を聞いたリュシアは、一筋の光を見た気がした。
(きっとあるんだ、きっと……だから、頑張らないと!)
ダリオは本を閉じると、再びリュシアの方へ視線を向け、話しかけていた。
「しかし、この本は世界の謎を解き明かす重要な資料の一つになるはずだ……ってことはだ」
ジルメイダが腕を組み、喋った。
「価値のある資料として、新しい発見になるだろうね」
「そうなると、この本はギルドから魔法学院に行って、それから大図書館行きになるだろうな。見ることが出来るようになるには、時間がかかるだろうよ」
2人の話を聞いたユラトは、リュシアに尋ねた。
「……どうする?リュシア」
「お前が、この本を買い取って俺らが黙ってやってもいいんだぜ?俺らは、お前ほど興味はねぇからな。その代わり、きっちり金は払ってもらうぜ」
「えっと……」
彼女は考えた。
(たくさんの人に知ってもらった方がいいよね?……その方が見つかりやすくなるかも……)
リュシアはそう考え、本を買い取らない選択をした。
「その本は、ギルドに渡してください……だけど、渡す前に良く読んで紙に書き写しておいていいですか?」
「お前がそれでいいならそうしな」
「しっかり読んで書き写しておきな」
「……うん、そうする(これでいいよね?……)」
ユラトは、自分のことのように嬉しかった。
(良かったね……リュシア。きっとあるはずだよ、ヴァベルの塔は……)
そしてダリオは、本をリュシアに渡した。
「よし、話はこの辺にしておこうぜ。そろそろ野営の準備をしないとな……」
リュシアは本を受け取り、両腕で抱きしめた。
(しっかり、読んでおかなきゃ!)
ジルメイダは、辺りを見回していた。
「すっかり暗くなっちまってるねぇ……」
そして、彼ら冒険者がこの場所から去ろうと歩き出したとき、茂みから何かが現れた。
ガサガサッ―――
ユラト達は、一斉にその場所を見た。
「―――なんだ!?」
そこに現れたのは、なんと真っ赤なウーズだった。
「……あれは、フォレスト・ウーズ?」
レクスは目を細め、赤いウーズを見ていた。
「いや、あの色を見ろ。あれは血の色だ……どこかで血を吸ったんだ!」
ウーズ達は、全身赤く染まっていた。
そして、目まで赤く充血していた。
ユラトは、魔物の名前を呟き、レクスに尋ねていた。
「ブラッド・ウーズか……能力はどうなんですか?」
「なんの血を吸ったのか……それにもよる……そして最も好戦的なウーズだ……しかし、これ以上近づかなければ大丈夫だ……だがもし、近づいたら……すぐに襲ってくるぞ……」
そしてウーズを見ていたジルメイダは、何かに気づいた。
「―――あれは……ダリオ!ウーズのいる辺りを照らしてみておくれ!」
ジルメイダの顔を一瞬見た後、ダリオは彼女の言った場所の方へロッドを掲げた。
「……ああ、いいぜ……」
そして、その場所は魔法の青白い光に照らされた。
すると、黒い霧から続々と赤いウーズ達が現れていた。
しかもウーズたちの周りを良く見ると、その辺り一帯の木は、根元辺りから折れ、なぎ倒されていた。
そしてその木々を避けるように、赤いウーズ達は移動していた。
ユラトたちは、その異様な光景に驚き、恐怖心を抱いた。
「―――これは!?」
ダリオは、やや青ざめた表情で大地の掃除屋と呼ばれる魔物を見ていた。
「おいおい……どんだけ血があったんだよ……」
すぐにジルメイダが、皆に警戒を促した。
「みんな!円陣を組んで周囲に気を配っておくれ!」
ユラトたちはすぐに集まり、円陣を組み、武器を構えた。
そして、パーティーはしばらく辺りを静かに見ていた。
綺麗な星空が見え、木々が広い間隔でまばらに生え、そこを20匹前後の赤いウーズが、列をなして最初に見た時よりも早く移動していた。
だが、その速度は馬や犬が走るような速度ではなく、人がやや早めに歩くぐらいの速さでしかなかった。
(あのウーズの数を考えれば、相当の量の何かがいたことになるな……一体、何が……)
ユラトたちは注意深く見ていたが、特に先ほどと変わりはなかった。
「どうなっている……」
「ダリオ、サーチできるかい?」
ジルメイダに、そう言われた中年の魔道師の男は、疲労のためか、顔の片側を歪めながら答えていた。
「……ちょっと厳しいかもな……体がまだ重いぜ……もう少し時間をくれ……今じゃ、ファイアーボールの一つも出やしねぇ……」
「じゃあ、俺がやります!」
すぐにユラトがダリオの代わりに、マナサーチを唱えた。
「……我が体内に宿るマナよ、四散し、魔力を感知せよ……マナサーチ!」
星が散りばめられている夜空にユラトが手を伸ばすと、4つの魔法の光が放たれた。
そして彼はすぐに目を閉じ、辺りの様子を調べた。
(ダリオさんほどの精度はないけど……魔物ぐらいなら、俺にでも十分わかるはずだ……)
ユラトは、必死に周囲を探った。
(……うーん……特に、何もないような……)
そして、何も感知しないまま、マナサーチの魔法の効果が切れた。
ジルメイダが、ユラトに結果を尋ねていた。
「ユラト、どうなんだい?」
ユラトは、そのままを伝えた。
「……特に、何も感じなかったかな……この辺りにはいないみたい」
槍を構え、周囲に目を光らせながら、レクスは話した。
「……黒い霧の向こう側なのかもしれんな……」
「ウーズどもが出てきたのは、向こうだからね……」
「今、とんでもない化け物が出てきたら、やばいぞ。とにかくここから、早くずらかろうぜ!気味が悪くてしょうがねぇぜ……」
リュシアは不安げな表情で何度も無言でダリオの言葉にうなずいていた。
「あとは、冒険者ギルドの調査隊にまかせたほうがいいね……」
「そうだぜ、金にならん戦いなんて、真っ平御免だぜ」
「ユラト、あたしは警戒しているから、あんたは、地面にホークスアイを、調査地として埋めておいておくれ」
「わかった!」
冒険者達は、黒い霧を払った領域や場所に何かあった場合などに、他の冒険者がそこに近づかないようにするためや、ギルドの調査隊が調べられるようにするためにホークスアイを3つ、直線で結ぶと正三角形になるように、地面に埋めると言うルールがあった。
そして埋められた領域や場所を『デルタエリア』や『ホークスデルタ』と呼んでいた。
そうすることで、マナサーチなどで確認しやすくなるのだった。
ユラトは、すぐにホークスアイを地面に言われた通り埋めた。
「よし、できたよ!」
ジルメイダは、魔道師の男に体調を尋ねた。
「どうだい、ダリオ。歩けるかい?」
ダリオは、だるそうにロッドを杖代わりに使い、歩き出していた。
「……ああ、歩くならなんとか大丈夫だ」
「それじゃ、ここからさっさと離れるよ!」
「なら、ウーズからも離れよう。みんなこっちだ!」
ユラトがパーティーを先導し、歩き出そうとしていた。
「星が綺麗だ……」
そのときレクスは、空を見上げていた。
暗くなったこの場所から空を見上げると、無数の星が輝き、そして集まり、大きな河を生み出していた。
そして一瞬、強く光を放った流れ星が一つ、流れた。
それを見たリュシアは、受け取った本を膝に置き、両手を組み祈った。
(どうか、何も起こりませんように……それと、ヴァベルの塔へ辿り着けますように……ファルバーンディール……)
この森で何かが起き始めたのか。
誰にも分からなかった。
そして星の大河が放つ光は、フェイ・ファディアスのいた時代と変わらぬ輝きを放ち、彼ら冒険者を静かに照らしていた。
「……え、ほんとですか!」
「ああ、そう書いてあんだよ。それからだな……」
さらに彼は詳しく塔について書かれていることを読み上げた。
どうやら、ヴァベルの塔は『ジッグラト』と呼ばれる階段状のピラミッドのような構造になっていて、そこにファルバーンの光の神殿があるようだった。
ジルメイダは笑みを浮かべながら、リュシアの肩に手を置いた。
「良かったじゃないか、リュシア」
リュシアの頭の中に、様々な思いが駆け巡った。
今は亡き両親のことや伯母のエリスのこと。
そして、多くのヴァベルの一族を支えてくれた人々。
心が高揚し、力が沸いてきた。
(あるんだ……ヴァベルの塔は……本当に!)
そんなリュシアを見ていたユラトは、どこにあるのか場所が気になった。
そして、なんとなく呟いた。
「だけど、どこにあるんだろ……」
それを聞いたダリオは、本をめくって調べた。
「……ここに書いてある場所には無いな……東の大陸なんて今は、海しかないぜ」
どうやら、本に書いてある場所は、オリディオール島から、かつて東にあった大きな大陸のようだった。
リュシアは、その情報を聞き、少し不安になった。
「そうですか……じゃあ、今はもうないのかな……」
「ゾロスの霊廟と言う場所は実際にあったのだろ。ならば、他の場所も存在する可能性は、かなり高いはずだ」
「そう……ですよね……」
レクスの言葉を聞いたリュシアは、一筋の光を見た気がした。
(きっとあるんだ、きっと……だから、頑張らないと!)
ダリオは本を閉じると、再びリュシアの方へ視線を向け、話しかけていた。
「しかし、この本は世界の謎を解き明かす重要な資料の一つになるはずだ……ってことはだ」
ジルメイダが腕を組み、喋った。
「価値のある資料として、新しい発見になるだろうね」
「そうなると、この本はギルドから魔法学院に行って、それから大図書館行きになるだろうな。見ることが出来るようになるには、時間がかかるだろうよ」
2人の話を聞いたユラトは、リュシアに尋ねた。
「……どうする?リュシア」
「お前が、この本を買い取って俺らが黙ってやってもいいんだぜ?俺らは、お前ほど興味はねぇからな。その代わり、きっちり金は払ってもらうぜ」
「えっと……」
彼女は考えた。
(たくさんの人に知ってもらった方がいいよね?……その方が見つかりやすくなるかも……)
リュシアはそう考え、本を買い取らない選択をした。
「その本は、ギルドに渡してください……だけど、渡す前に良く読んで紙に書き写しておいていいですか?」
「お前がそれでいいならそうしな」
「しっかり読んで書き写しておきな」
「……うん、そうする(これでいいよね?……)」
ユラトは、自分のことのように嬉しかった。
(良かったね……リュシア。きっとあるはずだよ、ヴァベルの塔は……)
そしてダリオは、本をリュシアに渡した。
「よし、話はこの辺にしておこうぜ。そろそろ野営の準備をしないとな……」
リュシアは本を受け取り、両腕で抱きしめた。
(しっかり、読んでおかなきゃ!)
ジルメイダは、辺りを見回していた。
「すっかり暗くなっちまってるねぇ……」
そして、彼ら冒険者がこの場所から去ろうと歩き出したとき、茂みから何かが現れた。
ガサガサッ―――
ユラト達は、一斉にその場所を見た。
「―――なんだ!?」
そこに現れたのは、なんと真っ赤なウーズだった。
「……あれは、フォレスト・ウーズ?」
レクスは目を細め、赤いウーズを見ていた。
「いや、あの色を見ろ。あれは血の色だ……どこかで血を吸ったんだ!」
ウーズ達は、全身赤く染まっていた。
そして、目まで赤く充血していた。
ユラトは、魔物の名前を呟き、レクスに尋ねていた。
「ブラッド・ウーズか……能力はどうなんですか?」
「なんの血を吸ったのか……それにもよる……そして最も好戦的なウーズだ……しかし、これ以上近づかなければ大丈夫だ……だがもし、近づいたら……すぐに襲ってくるぞ……」
そしてウーズを見ていたジルメイダは、何かに気づいた。
「―――あれは……ダリオ!ウーズのいる辺りを照らしてみておくれ!」
ジルメイダの顔を一瞬見た後、ダリオは彼女の言った場所の方へロッドを掲げた。
「……ああ、いいぜ……」
そして、その場所は魔法の青白い光に照らされた。
すると、黒い霧から続々と赤いウーズ達が現れていた。
しかもウーズたちの周りを良く見ると、その辺り一帯の木は、根元辺りから折れ、なぎ倒されていた。
そしてその木々を避けるように、赤いウーズ達は移動していた。
ユラトたちは、その異様な光景に驚き、恐怖心を抱いた。
「―――これは!?」
ダリオは、やや青ざめた表情で大地の掃除屋と呼ばれる魔物を見ていた。
「おいおい……どんだけ血があったんだよ……」
すぐにジルメイダが、皆に警戒を促した。
「みんな!円陣を組んで周囲に気を配っておくれ!」
ユラトたちはすぐに集まり、円陣を組み、武器を構えた。
そして、パーティーはしばらく辺りを静かに見ていた。
綺麗な星空が見え、木々が広い間隔でまばらに生え、そこを20匹前後の赤いウーズが、列をなして最初に見た時よりも早く移動していた。
だが、その速度は馬や犬が走るような速度ではなく、人がやや早めに歩くぐらいの速さでしかなかった。
(あのウーズの数を考えれば、相当の量の何かがいたことになるな……一体、何が……)
ユラトたちは注意深く見ていたが、特に先ほどと変わりはなかった。
「どうなっている……」
「ダリオ、サーチできるかい?」
ジルメイダに、そう言われた中年の魔道師の男は、疲労のためか、顔の片側を歪めながら答えていた。
「……ちょっと厳しいかもな……体がまだ重いぜ……もう少し時間をくれ……今じゃ、ファイアーボールの一つも出やしねぇ……」
「じゃあ、俺がやります!」
すぐにユラトがダリオの代わりに、マナサーチを唱えた。
「……我が体内に宿るマナよ、四散し、魔力を感知せよ……マナサーチ!」
星が散りばめられている夜空にユラトが手を伸ばすと、4つの魔法の光が放たれた。
そして彼はすぐに目を閉じ、辺りの様子を調べた。
(ダリオさんほどの精度はないけど……魔物ぐらいなら、俺にでも十分わかるはずだ……)
ユラトは、必死に周囲を探った。
(……うーん……特に、何もないような……)
そして、何も感知しないまま、マナサーチの魔法の効果が切れた。
ジルメイダが、ユラトに結果を尋ねていた。
「ユラト、どうなんだい?」
ユラトは、そのままを伝えた。
「……特に、何も感じなかったかな……この辺りにはいないみたい」
槍を構え、周囲に目を光らせながら、レクスは話した。
「……黒い霧の向こう側なのかもしれんな……」
「ウーズどもが出てきたのは、向こうだからね……」
「今、とんでもない化け物が出てきたら、やばいぞ。とにかくここから、早くずらかろうぜ!気味が悪くてしょうがねぇぜ……」
リュシアは不安げな表情で何度も無言でダリオの言葉にうなずいていた。
「あとは、冒険者ギルドの調査隊にまかせたほうがいいね……」
「そうだぜ、金にならん戦いなんて、真っ平御免だぜ」
「ユラト、あたしは警戒しているから、あんたは、地面にホークスアイを、調査地として埋めておいておくれ」
「わかった!」
冒険者達は、黒い霧を払った領域や場所に何かあった場合などに、他の冒険者がそこに近づかないようにするためや、ギルドの調査隊が調べられるようにするためにホークスアイを3つ、直線で結ぶと正三角形になるように、地面に埋めると言うルールがあった。
そして埋められた領域や場所を『デルタエリア』や『ホークスデルタ』と呼んでいた。
そうすることで、マナサーチなどで確認しやすくなるのだった。
ユラトは、すぐにホークスアイを地面に言われた通り埋めた。
「よし、できたよ!」
ジルメイダは、魔道師の男に体調を尋ねた。
「どうだい、ダリオ。歩けるかい?」
ダリオは、だるそうにロッドを杖代わりに使い、歩き出していた。
「……ああ、歩くならなんとか大丈夫だ」
「それじゃ、ここからさっさと離れるよ!」
「なら、ウーズからも離れよう。みんなこっちだ!」
ユラトがパーティーを先導し、歩き出そうとしていた。
「星が綺麗だ……」
そのときレクスは、空を見上げていた。
暗くなったこの場所から空を見上げると、無数の星が輝き、そして集まり、大きな河を生み出していた。
そして一瞬、強く光を放った流れ星が一つ、流れた。
それを見たリュシアは、受け取った本を膝に置き、両手を組み祈った。
(どうか、何も起こりませんように……それと、ヴァベルの塔へ辿り着けますように……ファルバーンディール……)
この森で何かが起き始めたのか。
誰にも分からなかった。
そして星の大河が放つ光は、フェイ・ファディアスのいた時代と変わらぬ輝きを放ち、彼ら冒険者を静かに照らしていた。
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