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第二章
第二話
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下校時間からかなり開いていたので、一旦家に帰って、再度登校するということになった。
桃羅には『ちょっと外出』と書き置きをして出立。学校には部活をやっている生徒でもいたのか、まだ門は閉まっていなかった。生徒会室は4階にある。
オレ、由梨、絵里華の三人で、現地に向かう。そういえば4階での授業はないから、行ったことなかったっけ。エレベータなぞないので、階段はしんどい。由梨をおんぶズマンしているからだということは口が裂けても言えない。
「何か言いたいことあるの?」
「べ、別に言いたいことなんてあるわけないぞ。どうしても聞きたいなら言わないでもないけど。」
「だ、誰の真似してるのよ。セレブにはぜ~ったい届かないんだからね。まあ100万年はかかるわね。」
「それはセレブになれるという意味に解釈できるぞ。不老不死の閻魔大王になればの話だが。」
「閻魔大王って不老不死なのかしら?」
「さあ、知らん。」
「まっほもセレブになったら不老不死になれるかな。死んでるけど。」
「万?は余計なことは言わないの。アタシを見てなさい。セレブがいかに偉大で、遠い存在かわかるわ。」
下らない話をしているうちに、到着した。
桃羅には『ちょっと外出』と書き置きをして出立。学校には部活をやっている生徒でもいたのか、まだ門は閉まっていなかった。生徒会室は4階にある。
オレ、由梨、絵里華の三人で、現地に向かう。そういえば4階での授業はないから、行ったことなかったっけ。エレベータなぞないので、階段はしんどい。由梨をおんぶズマンしているからだということは口が裂けても言えない。
「何か言いたいことあるの?」
「べ、別に言いたいことなんてあるわけないぞ。どうしても聞きたいなら言わないでもないけど。」
「だ、誰の真似してるのよ。セレブにはぜ~ったい届かないんだからね。まあ100万年はかかるわね。」
「それはセレブになれるという意味に解釈できるぞ。不老不死の閻魔大王になればの話だが。」
「閻魔大王って不老不死なのかしら?」
「さあ、知らん。」
「まっほもセレブになったら不老不死になれるかな。死んでるけど。」
「万?は余計なことは言わないの。アタシを見てなさい。セレブがいかに偉大で、遠い存在かわかるわ。」
下らない話をしているうちに、到着した。
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