異次元で女子物色をほどほどに抑えなかった結果、

木mori

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第二章

第十五部分

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「いったい、誰がこんなことしたのよ。こんなスケスケじゃ、お屋敷の中を歩けないじゃないの!」
玲羅は激昂するも周りには誰もいない。
『カッカッカッ。』
そこに現れたのは、メイド長だった。
「よく体を清めましたね。玲羅さんのために、わざわざ一番風呂を用意したのですから。そのナイティの透明度もなかなか乙なものです。二ヒヒ。」
「まさか、メイド長があたしを拉致しようとでも言うの?メイド長はひょっとして、ゆりゆり族?」
「さあ、どうでしょう?この顔を見ればわかりますか?二ヒヒ。」
「超猥雑な表情にしか見えないわよ!」
真っ青になった玲羅を黒メイドが拘束した。
玲羅は三階に連れて行かれた。
「ちょっと、待ってよ。いったいどこに連れていくのよ。」
ネグリジェ姿の玲羅の腰に、黒メイドが大きな赤いリボンを付けた。
「どうしてこんなものを付けるのよ?」
「それは王子へのプレゼント用だからです。二ヒヒ。」
「あたしがプレゼントですって?この先にいったい何があるの?」
玲羅が到着したところには、大きな門があった。そこに付いてる50センチの錠前。
「これって、まるで大奥の入口じゃない。」
「お察しの通り、この先『王奥』に入れる男子は次期当主のみです。他の男子が入ればソッコー討滅されます。ニヒヒ。」
「コワいわ。あたし、大奥に上がる女性のように、身を捧げるってこと?」
メイド長は不気味な微笑を浮かべるだけで何も答えなかった。
鍵を開けて、中に入り、畳の廊下を進んでいく。周りは壁と襖であり、純和風である。
百メートルぐらい歩いたところに、ひときわ煌びやかな襖が正面に見えた。
「あたし、まさか、王子の生け贄になるの?」
「玲羅さん。言葉を慎んでください。生け贄なんて非人道的なモノではありません。『死に煮え』ですよ。二ヒヒ。」
「もっといやだあ~!」
ふたりの黒メイドが襖を両側から開けた。
「ま、眩しい。目が開けられないわ!」
黄金の光が四方八方に拡散し視界を奪われた玲羅。メイド長たちはサングラスなので問題なかった。
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