異次元で女子物色をほどほどに抑えなかった結果、

木mori

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第二章

第二十五部分

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「真白。いくら妹とはいえ、学食での不埒な行為は許さないぞ!」
「お兄ちゃん!シロもこんなことしたくないんだけど、周りが、いや、バイトメイドがやめないんだよ。」
「ふたりともやめるつもりがないならば、こうだ!」
遼斗は透明に光る手袋をはめた。そして女子キャンセラーグラスを直してから、ふたりの頬を軽く叩いた。
「「冷たい!」」
真白と玲羅は同時に呟いた。
左手で真白、右手は玲羅。それは優しいもので、痛みは決して伴わないソフトタッチである。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「え・・・。」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
学食は一瞬静まり返った。

10秒後。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「きゃあああああ~!王子様が女子に触れた~!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
今度はサラウンディングな悲鳴の嵐となった。
頬を触られた当事者のふたりは、へなへなと腰砕けになり、床に女の子座りとなった。
真白は遼斗に触れられた頬に手を当てて、両目を閉じていた。
「お、お兄ちゃん、ついに実の妹をテゴメにする決意を決めたんだね。すごく嬉しいよ。でもシロとお兄ちゃんは、血を分けた兄妹。これは背徳だよ。」
迷子のように戸惑った様子の真白。
「でもお兄ちゃんがその気になったんだったら、『兄食えスト』に参加表明するよ!」
シロの脳内では、倫理観よりも兄への欲望ポジティブ思考が勝利を収めた。
玲羅は頬を男子に触られて、放心状態だった。
遼斗はほっとしてガラスの手袋を触っていた。
「この女子力排除手袋は効果テキメンだ。メイド長はどこで手に入れたんだろう。それにしても、玲羅の頬はなんと柔らかくて優しい感じなんだ。あれが女子というものなのか。玲羅のことが気になって、ここに来たんだけど、どうしてかなあ。」
疑問を持ちつつも感慨に浸る遼斗であった。

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