異次元で女子物色をほどほどに抑えなかった結果、

木mori

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第二章

第二十六部分

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玲羅、真白、王子が去った学食は、蜘蛛の子を散らすように、群集生徒がいなくなった。そこにふたりの女子生徒がポツンと残っていた。ひとりは胸のある幼女、もうひとりは胸のない高身長JK。背の高い方が幼女を高く持ち上げている。
「あれはれらだよ。家事がイヤで家から出て行ったかと思ったら、どうしてオニイチャンにすりすりされてるでちゅ?」
「そうだね、アナちゃん。あの様子。何か王子と関係があるかもよ。」
「こうなったら、追跡するしかないでちゅ。放課後に、一緒にれらを追いかけるでちゅ。」
「うん。でもアナちゃん。そろそろ、降りてくれてもいいかな。アナちゃん、ちちゃっくて軽いけど、持ってるだけで、腕が疲れるんだよ。」
「りぜ、またあんなをちっちゃい、言ったあ!今度言ったらタイホするでちゅ。」
「そんななりで、逮捕?笑っちゃうよ。ほら、たかい、たかい、たか~い。」
 結局、理世は杏名を抱きかかえたまま、教室の方に戻った。

こういう日に限って日中は忙しく、気づいたら放課後になっていた。
杏名と理世は校門に向かう玲羅をこっそりとつけていく。
杏名は理世に肩車寄生している。
「よおし。あんなはここにストーカー部結成を宣言するでちゅ。」
「出た!またアナちゃんの部活立ち上げ?ほとんどうちの家族だけだし。第一、学校の許可ないし、そんなの到底もらえるような部活じゃないじゃん。今回はやろうとしていることは明白だけど。部員ふたりか。」
「部員はもうひとりいるでちゅ。」
「はあ?そんな物好き、どこにいるんだよ?」
「れらでちゅ。」
「ターゲットが部員になるのかよ?」
「この部活はれらを鬼にした、リアル鬼ごっこでちゅ。」
「なんじゃそりゃ!ほらほら、鬼れらが動いたでちゅ。追いかけるでちゅ。これは部長命令でちゅ。」
理世は仕方なく、杏名を抱えたまま、玲羅を追跡した。
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