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第二章
第五十五話・電動とエロスのコンボ
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「あの灼熱の空の海はそういう事情だったのか。」
「そういう言い伝えになってますわ。所詮伝説ですから真偽のほどは不明ですが。」
「作り話かもしれないのかよ!でも伝説っていうのは現在の住民のご都合主義の産物だからな。」
「伝説では、カメ族は戦利品として、ウサミミ族から宝物を奪ったことになっていますわ。それを取り返してほしいのですわ。」
「その宝物とはいったい?」
「ウサミミ族に伝わる秘伝書ですわ。ぽっ。」
いつもは尊大な華莉奈が乙女のように恥じらいを見せた。
「なんだかイヤな、てか、限りなくエロいことが容易に想像できるんだけど。」
「正解ですわ。それはいにしえの必殺技が描かれていて、現代にも通じるエロスの電動、いや殿堂と言われておりますの。きゃあああ!」
しゃべりながら、椅子から大きくのけぞる華莉奈。
「お嬢様。電動とエロスのコンボに動揺されるのはムリモありません。」
「し、失礼しました。ですから、空の海へ上って、カメ導師を倒して、秘伝書を持ち帰る。それがあなた方のクエストですわ。」
「そのカメ導師ってのはどんな相手だ。強いのか。」
「いかんせん、空にいて、降りても来ないので、具体的な様子はわかりません。ただ、ひどくエロいジジイだとのウワサはあります。大昔から空に住んでいるのですから、その評判は妥当ですわ。」
「うぐっ。それは厄介だな。エロジジイとなれば、ますます騙流を連れて行くわけには行かないな。ここに置いておくことが正解かな。」
《まる、一緒にいく。まる、いなければ宇佐鬼大悟、何の魔力も使えない。伝家の宝刀・魔境放眼、持ち腐れ。だんまり。》
「自分の刀という逸物を腐らせるとはもってのほかですわ!」
「そのツッコミは方向音痴だ!」
「ホー●ーオチ」
「お嬢様。それ以上は絶対禁止です!空耳のバッケンレコードです。」
「そういう言い伝えになってますわ。所詮伝説ですから真偽のほどは不明ですが。」
「作り話かもしれないのかよ!でも伝説っていうのは現在の住民のご都合主義の産物だからな。」
「伝説では、カメ族は戦利品として、ウサミミ族から宝物を奪ったことになっていますわ。それを取り返してほしいのですわ。」
「その宝物とはいったい?」
「ウサミミ族に伝わる秘伝書ですわ。ぽっ。」
いつもは尊大な華莉奈が乙女のように恥じらいを見せた。
「なんだかイヤな、てか、限りなくエロいことが容易に想像できるんだけど。」
「正解ですわ。それはいにしえの必殺技が描かれていて、現代にも通じるエロスの電動、いや殿堂と言われておりますの。きゃあああ!」
しゃべりながら、椅子から大きくのけぞる華莉奈。
「お嬢様。電動とエロスのコンボに動揺されるのはムリモありません。」
「し、失礼しました。ですから、空の海へ上って、カメ導師を倒して、秘伝書を持ち帰る。それがあなた方のクエストですわ。」
「そのカメ導師ってのはどんな相手だ。強いのか。」
「いかんせん、空にいて、降りても来ないので、具体的な様子はわかりません。ただ、ひどくエロいジジイだとのウワサはあります。大昔から空に住んでいるのですから、その評判は妥当ですわ。」
「うぐっ。それは厄介だな。エロジジイとなれば、ますます騙流を連れて行くわけには行かないな。ここに置いておくことが正解かな。」
《まる、一緒にいく。まる、いなければ宇佐鬼大悟、何の魔力も使えない。伝家の宝刀・魔境放眼、持ち腐れ。だんまり。》
「自分の刀という逸物を腐らせるとはもってのほかですわ!」
「そのツッコミは方向音痴だ!」
「ホー●ーオチ」
「お嬢様。それ以上は絶対禁止です!空耳のバッケンレコードです。」
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