特売フイギュアワゴンの中に手を入れたら、人生変わるので注意してください。

木mori

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第三章

第十二話

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「いったい、何をするんですの。ハァハァ。」

「トラ、ライオンにガソリンかけて燃やしてくれるんだよね?ハァハァ。」

「そんな動物愛護法に触れるようなことはしないよ。安心して。ヒヒヒ。」

「全身全霊不安だらけじゃ!」
桃羅は、タンクの栓を抜いて、中身を思いっきり、ぶっかけた!

「冷たい!それにこのニオイは?」

「「ガオガオ~!」」
トラとライオンは三人に飛びかかった。その瞬間、桃羅は三人の前に二段式の長いステップを置いた。

「さあ、ここからが三番目の踏み台昇降運動だよ。登ったり降りたりの回数で勝負だよ。さっき撒いたのはマタタビだから、上下運動でトラさんたちからうまく避けてね。てへっ。」

「「「できるか~!」」」
三人は長ステップの上で抱き合ってトラとライオンをひたすら避け続けるのみであった。

「この体力測定は全員不合格だね。バトル不発で不完全燃焼だよ。一酸化炭素中毒になっちゃうよ。」
トラとライオンは警備隊が連れていった。

「体力測定に合格も不合格もないですわ。」

「お兄ちゃん。天使には何でもありだよ。わかってるでしょ。」

「それは、まあ。」

「だから、モモとお兄ちゃんの結婚もありだよ、ハグ、ハグ、ハグ~!」

「避け、避け、避け~!それはありませんわ。」

「はあはあはあ。いい運動したよ。さあ、最後の試練だよ。これがいちばんウレシイイベントだから楽しんでね。うひひ。」

「あたちらはいったい誰のために、何の目的でやっているのか、わからなくなってきたぞ。特に教師のあたちがこんなツラい目に遭わされるのはあまりに理不尽ではないか?」

「そういう個人的なクレームは軽くスルーして、ゲーム開始だよ。」

「こら~!」

「では、みんな、これに着替えてね。」
一般女子生徒たちが、撮影現場用の簡易カーテン更衣室を設置して、三人を白いテニスウエア着替えさせた。

「あれ~!」「それも穿き替えるのか!」「お気に入りの豹さんパンツなんじゃぞ!」
下着まで取り替えさせられて、阿鼻叫喚的な騒ぎを経た三人。

「何ですの、この極端に短いスカートは!しかも下はアンスコなしの生パンですわ!」
大悟・楡浬のスカートは膝上40センチ。ちょっとした動きで、パンツが世間様にこんにちは、してしまうような短さである。残りのふたりもほぼ同様であった。
特に委員長は超ミニスカが苦手なのか、さかんに裾を引っ張っている。

「よし。準備は整ったね。三人で三角形の輪を作ってね。」
桃羅の言う通り、三人は顔を向かい合わせるように並んだ。

「みんなは羽根を大きく羽ばたいて、スカートをめくるんだよ。スカートがふわりしたら、そこに何かが書かれているので、それを最初に読み上げた人が勝ちになるという、シンプルなセクハラ競技だよ。ワクワク。」
「セクハラがいいわけなかろう!」

三輪車支配人教師の苦情を完膚なきまで無視して、ゲームは始まった。
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