進芸の巨人は逆境に勝ちます!

木mori

文字の大きさ
33 / 76
第一章

第三十二部分

しおりを挟む
妖艶だけど、その目はハンターそのもの。それがあんたの本来の姿なんだな。ば、化け物!」
「ソノ通りデス。ワタクシハ、ココデハ、本来ノ姿ニナルノデス。ウフフ。」
「ち、近寄るな~。食われて、骨抜きにされる~。」
「アララ。ヤッテホシイコトヲ、自ラ、ゲロシテマスヨ。ナラバ、ゴ希望ヲ叶エテ差シ上ゲマショウ。ウフフ。」
ローザはメガネ丸刈り男子を右手でつかむと、胸のところに持って行った。
「アナタ、コウシテ欲シカッタンデショ。憧レノオッパイデスヨ。ナンナラ、イチバンオイシイトコロヲ、チューチューシテモ、イイデスヨ。ウフフ。」
「もうこうなったら破れかぶれだ!やることやってやる!チューチュー、なんてサイズ的にムリで、ペロペロ。」
いちばんおいしい部分を舐めまわしたメガネ丸刈り男子。
「アアア~!」
顔を真っ赤にして苦しいのか、それ以外の感覚なのかわからないが、エロザは悲鳴から悶えの間のような声を上げた。しかし、次の瞬間、両手のひらで、メガネ丸刈り男子を胸の谷間に挟んだ。
『ぐぎゅっ!』
メガネ丸刈り男子はローザの巨大なおっぱいに挟まれて、そのまま潰れるように萎んでいった。
「今回ハ、アマリ、オイシクナカッタデスネ。ジャア、コノ干物ヲ連レテ行キマショウ。」
ベッドルームから出ると、ローザは再び小さくなり、ベッドルームから出て、階下に降りて、奥へ進んだ。ステンドグラスの高さ5メートルの扉が開いた。中はひどく暗いが、わずかに視界は開けており、カプセルがたくさん並べられており、その中には水らしきものと、何かが入っている。
ローザは左右に林立するカプセルを眺めながら、部屋の中を歩いていく。
「コレダケデハ、マダマダ足リナイデス。漂ウ未来ハ、海図ニ乗ッテナイ。自分デ描キ加エルノデス。体ガ小サクナル薬ヲ魔法工房カラ、供給シテモラウタメニ、ソノ薬ノ原料ヲ集メナケレバナリマセン。ソレハ若イコノ検体ノ溢レルリビドー。コノカプセルニハソノ素材ガ入ッテルノデス。別ニ検体ニ悪影響ガアルワケデモナク、アリアマッタモノヲ分ケテモラッテルダケデ、法律ニモ抵触シテオリマセン。用ガ済メバチャント、家に帰シテマスシ。チョットダケ、エロニ関スル興味を失ウダケデスカラ、何ノ問題モアリマセン。家ニ置イテアルエロ本一冊ヲ、捨テタクナルグライノ副作用シカ、アリマセンカラ。コレナラ、蚊ニ刺サレタ程度ニシカ、ナラナイデショウ。悪トイウ言葉カラ、何万光年モ離レテマス!オーホホホッ~!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢の慟哭

浜柔
ファンタジー
 前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。  だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。 ※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。 ※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。 「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。 「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます

山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。 でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。 それを証明すれば断罪回避できるはず。 幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。 チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。 処刑5秒前だから、今すぐに!

悪役令嬢と弟が相思相愛だったのでお邪魔虫は退場します!どうか末永くお幸せに!

ユウ
ファンタジー
乙女ゲームの王子に転生してしまったが断罪イベント三秒前。 婚約者を蔑ろにして酷い仕打ちをした最低王子に転生したと気づいたのですべての罪を被る事を決意したフィルベルトは公の前で。 「本日を持って私は廃嫡する!王座は弟に譲り、婚約者のマリアンナとは婚約解消とする!」 「「「は?」」」 「これまでの不始末の全ては私にある。責任を取って罪を償う…全て悪いのはこの私だ」 前代未聞の出来事。 王太子殿下自ら廃嫡を宣言し婚約者への謝罪をした後にフィルベルトは廃嫡となった。 これでハッピーエンド。 一代限りの辺境伯爵の地位を許され、二人の幸福を願ったのだった。 その潔さにフィルベルトはたちまち平民の心を掴んでしまった。 対する悪役令嬢と第二王子には不測の事態が起きてしまい、外交問題を起こしてしまうのだったが…。 タイトル変更しました。

そのご寵愛、理由が分かりません

秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。 幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに—— 「君との婚約はなかったことに」 卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り! え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー! 領地に帰ってスローライフしよう! そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて—— 「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」 ……は??? お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!? 刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり—— 気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。 でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……? 夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー! 理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。 ※毎朝6時、夕方18時更新! ※他のサイトにも掲載しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

悪役令嬢、休職致します

碧井 汐桜香
ファンタジー
そのキツい目つきと高飛車な言動から悪役令嬢として中傷されるサーシャ・ツンドール公爵令嬢。王太子殿下の婚約者候補として、他の婚約者候補の妨害をするように父に言われて、実行しているのも一因だろう。 しかし、ある日突然身体が動かなくなり、母のいる領地で療養することに。 作中、主人公が精神を病む描写があります。ご注意ください。 作品内に登場する医療行為や病気、治療などは創作です。作者は医療従事者ではありません。実際の症状や治療に関する判断は、必ず医師など専門家にご相談ください。

悪役令嬢の独壇場

あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。 彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。 自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。 正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。 ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。 そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。 あら?これは、何かがおかしいですね。

処理中です...