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第20話『エキサイト』
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一方、ノリヒトの家では、広い床の間と仏間が女子更衣室に当てられて、とても賑わっていた。
ミルラやパティ、メグ、クリオらがアヤを質問攻めにしていた。
「ちょっとアヤさん、聞いてませんよ! ランスさんと付き合ってただなんて」
同じ6班のパティがアヤを非難する。
「付き合ってたわけじゃないわよ。誰よりも近しい関係だっただけで」
大人の余裕を見せるアヤ。黒い下着が艶めかしい。
「なんなんですか、その当然みたいなリアクションは! みんな納得してないんですからね」
パティはいつもの冷静さはどこへやら。興奮して手がつけられない。
「うわぁ、火に油」
「……パティさん、密にランスさん狙ってたんじゃありません?」
「あの激怒っぷりはそうかも」
メグとミルラが小声で噂する。
「ランスさんが選んだのは、やっぱり大人のアヤさんでしたね……」
クリオの言葉に反応して、ギンと睨むパティ。
「やっぱり、ってどういうことよ! どうせアヤさんに比べたら私は子どもよ。黒い下着も似合わないわよ!!」
「お、落ち着いて、パティさん。外に見張りの男性が……!」
よせばいいのに、ハルニレが止めに入る。
「あんただって同罪よ、ハルニレ! 私たちの騒ぎ横目に、さっさとルイスさんとくっついて。何なの、そのロリ全開の下着は。恥ずかしくて見てらんないわよ」
チェックにフリルの下着のハルニレは、真っ赤になって怒った。
「パティさんの真っ赤な上下よりは慎みがあります! 何よ、誰に見せるわけでもないのに気合い入れて」
「やるっての、このガキ――ッ!!」
腕を振り上げたところで、メグとミルラが決死の覚悟で止めに入った。
「ちょっと、ちょっと、エキサイトし過ぎ!」
「どうどう! ケンカはやめましょうよぉっ」
「あんたたちだって負け組でしょー! こんなガキに負けて悔しくないのっ⁈」
「負け……って。別にハルニレちゃんと張り合ってたわけじゃないし。当分フリーの予定だし。あんたみたいにえげつなくないわよ」
「フ、フン! 男日照りなだけじゃない。干されて干物になればいいのよっ」
「なんですって――⁈」
「メグさんのバカーッ!!」
パティとメグが掴みあいのケンカになり、ミルラがすっ飛ばされる。
他の女性たちはやれやれとばかりに見物を決め込む。
その時、予告もなく襖が開いた。
「こらー! うるさいぞ、女子。そんなに元気なら稲刈りに発揮してくれや」
ノリヒトがニヤリと笑って仁王立ちしている。
「ギャ――ッ!!」
悲鳴と怒号が一緒になって、ノリヒトに浴びせられる。
床の間に飾ってあった、こけしや招き猫が飛んできた。
「こ、こらっ! ウチの神さんになにすんだ」
「出てけ、エロ親父!!」
パティの投げた木彫りの熊が、ノリヒトの顎にクリーンヒットした。
そのタイミングで襖は閉まり、ポールとキーツ、ナタルが廊下に伸びたノリヒトに呆れる。
「……いい歳こいて何やってんだか」
「自業自得だね」
「ウチの女子は肉食系が多いんですから、気をつけてくださいよ」
けんもほろろだった。
ミルラやパティ、メグ、クリオらがアヤを質問攻めにしていた。
「ちょっとアヤさん、聞いてませんよ! ランスさんと付き合ってただなんて」
同じ6班のパティがアヤを非難する。
「付き合ってたわけじゃないわよ。誰よりも近しい関係だっただけで」
大人の余裕を見せるアヤ。黒い下着が艶めかしい。
「なんなんですか、その当然みたいなリアクションは! みんな納得してないんですからね」
パティはいつもの冷静さはどこへやら。興奮して手がつけられない。
「うわぁ、火に油」
「……パティさん、密にランスさん狙ってたんじゃありません?」
「あの激怒っぷりはそうかも」
メグとミルラが小声で噂する。
「ランスさんが選んだのは、やっぱり大人のアヤさんでしたね……」
クリオの言葉に反応して、ギンと睨むパティ。
「やっぱり、ってどういうことよ! どうせアヤさんに比べたら私は子どもよ。黒い下着も似合わないわよ!!」
「お、落ち着いて、パティさん。外に見張りの男性が……!」
よせばいいのに、ハルニレが止めに入る。
「あんただって同罪よ、ハルニレ! 私たちの騒ぎ横目に、さっさとルイスさんとくっついて。何なの、そのロリ全開の下着は。恥ずかしくて見てらんないわよ」
チェックにフリルの下着のハルニレは、真っ赤になって怒った。
「パティさんの真っ赤な上下よりは慎みがあります! 何よ、誰に見せるわけでもないのに気合い入れて」
「やるっての、このガキ――ッ!!」
腕を振り上げたところで、メグとミルラが決死の覚悟で止めに入った。
「ちょっと、ちょっと、エキサイトし過ぎ!」
「どうどう! ケンカはやめましょうよぉっ」
「あんたたちだって負け組でしょー! こんなガキに負けて悔しくないのっ⁈」
「負け……って。別にハルニレちゃんと張り合ってたわけじゃないし。当分フリーの予定だし。あんたみたいにえげつなくないわよ」
「フ、フン! 男日照りなだけじゃない。干されて干物になればいいのよっ」
「なんですって――⁈」
「メグさんのバカーッ!!」
パティとメグが掴みあいのケンカになり、ミルラがすっ飛ばされる。
他の女性たちはやれやれとばかりに見物を決め込む。
その時、予告もなく襖が開いた。
「こらー! うるさいぞ、女子。そんなに元気なら稲刈りに発揮してくれや」
ノリヒトがニヤリと笑って仁王立ちしている。
「ギャ――ッ!!」
悲鳴と怒号が一緒になって、ノリヒトに浴びせられる。
床の間に飾ってあった、こけしや招き猫が飛んできた。
「こ、こらっ! ウチの神さんになにすんだ」
「出てけ、エロ親父!!」
パティの投げた木彫りの熊が、ノリヒトの顎にクリーンヒットした。
そのタイミングで襖は閉まり、ポールとキーツ、ナタルが廊下に伸びたノリヒトに呆れる。
「……いい歳こいて何やってんだか」
「自業自得だね」
「ウチの女子は肉食系が多いんですから、気をつけてくださいよ」
けんもほろろだった。
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