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Chapter8(魔法使い編)
Chapter8-③【十代に罪はない】
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ヨウがシャワーブースに入り、カーテンの閉まる音がした。
シャワーの弾く音がする。
カーテンレールの上に競パンが乗っていた。
『先輩はカーテンに背を向け、シャワーを浴びている筈だ。』
リョウの身体が震えた。
ロッカーには誰もいない。
衝動的にそれを掴むと、隣のシャワーブースで息を潜める。
ノズルを捻ると、熱いお湯が飛び出してきた。
競パンに顔を埋め、胸いっぱいに匂いを吸い込む。
ヨウの匂いが身体に浸透していく。
『このまま盗んじゃえ!』
裏のリョウが囁く。
大きく顔を振ると、飛沫が跳ねた。
リョウはもう一度深く深呼吸すると、競パンを元の場所に戻す。
足の震えを止めるにはそれしかなかった。
リョウは覚悟を決める。
カーテンの隙間から滑り込むと、ヨウの背中に抱き着く。
「リョウ?」戸惑うヨウの声が聞こえる。
「す、すんません。
で、でも、少しだけこのままでいて下さい。」
涙声で、一気に訴える。
ヨウは無言のまま振り返ると、力強く抱きしめてくれた。
「せ、先輩…。」何か言いたいが、上手く口が動かない。
「何も言うな。こうしていたいんだろ?」
ヨウが涙を拭ってくれた。
どれくらい時間が過ぎたのだろうか?
リョウには全く分からない。
長い時間にも思えたが、実際は数分程度だろう。
股間にヨウの熱い鼓動を感じた。
そっと手を伸ばしてみる。
熱り立つペニスが掌に納まった。
ツルツルの感触が心地好い。
リョウはそろそろと跪くと、ヨウの亀頭を口に含んでみる。
生まれて初めてのフェラは、苦くて酸っぱい味がした。
「汚いぜ。」ヨウが腰を引く。
リョウはガッチリと尻を掴み、逃さない。
ヨウは諦めて、未熟なフェラに身を委ねてくれた。
「先輩…、俺も先輩みたくなりたいです。」
リョウが吃る事なく、真っ直ぐな視線で言った。
「俺みたく?」同じ単語を繰り返す。
「そうです!先輩みたいにここをツルツルにしたい!
剃ってもらえませんか?」
リョウは顔を赤らめ、股間を指差した。
「無茶言うなよ。
部室でどうすんだよ!」
ヨウはつい大声を出してしまう。
「別に構わない。
そんな事より俺は先輩に近付きたいんです。」
リョウは真剣だった。
「こんな事は社会人になってから、好きなだけしろ!
リョウが真似たいなら、俺はもう剃らないぜ。」
思い留まらせようと、必死に説得する。
「…。」黙り込んだリョウを見て、言葉を繋ぐ。
「そうだ!何かプレゼントしてやるよ。
競パンなんてどうだ?
新しいの穿いて記録を出せ!なぁ?」
リョウの顔を覗き込み、様子を伺う。
輝いた瞳がカーテンレールの上を見た。
「本当?本当っすか?
本当にプレゼントをくれるんですか?」
何度も聞き返す。
「ああ。だから今は変な事を考えるな。」
両肩に手を置き、納得させる。
「はい!今は我慢します。
じゃあ、これを下さい。」
リョウはレールの上から競パンを取った。
「これでいいのか?
新しいの買ってやるぞ。」
怪訝そうにリョウを見る。
「先輩の穿いてたのがいいんです!」
リョウはそう言うと、競パンに顔を埋めた。
「さあ、飯食いに行こうぜ。」
ヨウがカーテンに手を掛ける。
「ちょっと待って下さい。」
手を引っ張られた。
「もうひとつ、お願いを聞いて下さい。」
リョウが頭を下げる。
「何だ?何でも言えよ。」
気軽に促す。
「先輩のザーメンをこれに付けて欲しいんです。」
リョウが競パンを差し出した。
「こ、これにか?」
ヨウは絶句する。
真剣な眼差しを見ると、冗談で切り抜ける事は無理そうだった。
(つづく)
シャワーの弾く音がする。
カーテンレールの上に競パンが乗っていた。
『先輩はカーテンに背を向け、シャワーを浴びている筈だ。』
リョウの身体が震えた。
ロッカーには誰もいない。
衝動的にそれを掴むと、隣のシャワーブースで息を潜める。
ノズルを捻ると、熱いお湯が飛び出してきた。
競パンに顔を埋め、胸いっぱいに匂いを吸い込む。
ヨウの匂いが身体に浸透していく。
『このまま盗んじゃえ!』
裏のリョウが囁く。
大きく顔を振ると、飛沫が跳ねた。
リョウはもう一度深く深呼吸すると、競パンを元の場所に戻す。
足の震えを止めるにはそれしかなかった。
リョウは覚悟を決める。
カーテンの隙間から滑り込むと、ヨウの背中に抱き着く。
「リョウ?」戸惑うヨウの声が聞こえる。
「す、すんません。
で、でも、少しだけこのままでいて下さい。」
涙声で、一気に訴える。
ヨウは無言のまま振り返ると、力強く抱きしめてくれた。
「せ、先輩…。」何か言いたいが、上手く口が動かない。
「何も言うな。こうしていたいんだろ?」
ヨウが涙を拭ってくれた。
どれくらい時間が過ぎたのだろうか?
リョウには全く分からない。
長い時間にも思えたが、実際は数分程度だろう。
股間にヨウの熱い鼓動を感じた。
そっと手を伸ばしてみる。
熱り立つペニスが掌に納まった。
ツルツルの感触が心地好い。
リョウはそろそろと跪くと、ヨウの亀頭を口に含んでみる。
生まれて初めてのフェラは、苦くて酸っぱい味がした。
「汚いぜ。」ヨウが腰を引く。
リョウはガッチリと尻を掴み、逃さない。
ヨウは諦めて、未熟なフェラに身を委ねてくれた。
「先輩…、俺も先輩みたくなりたいです。」
リョウが吃る事なく、真っ直ぐな視線で言った。
「俺みたく?」同じ単語を繰り返す。
「そうです!先輩みたいにここをツルツルにしたい!
剃ってもらえませんか?」
リョウは顔を赤らめ、股間を指差した。
「無茶言うなよ。
部室でどうすんだよ!」
ヨウはつい大声を出してしまう。
「別に構わない。
そんな事より俺は先輩に近付きたいんです。」
リョウは真剣だった。
「こんな事は社会人になってから、好きなだけしろ!
リョウが真似たいなら、俺はもう剃らないぜ。」
思い留まらせようと、必死に説得する。
「…。」黙り込んだリョウを見て、言葉を繋ぐ。
「そうだ!何かプレゼントしてやるよ。
競パンなんてどうだ?
新しいの穿いて記録を出せ!なぁ?」
リョウの顔を覗き込み、様子を伺う。
輝いた瞳がカーテンレールの上を見た。
「本当?本当っすか?
本当にプレゼントをくれるんですか?」
何度も聞き返す。
「ああ。だから今は変な事を考えるな。」
両肩に手を置き、納得させる。
「はい!今は我慢します。
じゃあ、これを下さい。」
リョウはレールの上から競パンを取った。
「これでいいのか?
新しいの買ってやるぞ。」
怪訝そうにリョウを見る。
「先輩の穿いてたのがいいんです!」
リョウはそう言うと、競パンに顔を埋めた。
「さあ、飯食いに行こうぜ。」
ヨウがカーテンに手を掛ける。
「ちょっと待って下さい。」
手を引っ張られた。
「もうひとつ、お願いを聞いて下さい。」
リョウが頭を下げる。
「何だ?何でも言えよ。」
気軽に促す。
「先輩のザーメンをこれに付けて欲しいんです。」
リョウが競パンを差し出した。
「こ、これにか?」
ヨウは絶句する。
真剣な眼差しを見ると、冗談で切り抜ける事は無理そうだった。
(つづく)
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