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Chapter12(青い鳥編)
Chapter12-⑩【チョコの奴隷】
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リョウは手招きをすると、アナルを指差す。
レンズが忍び足で寄ってきた。
「じゃあ、一気に行くよ!」
陽気な声で言うと、足を持ち上げて全体重を預ける。
雄叫びが浜を駆け抜けて行く。
「ふっ、ふざけやがって…。」
男は突っ伏したまま肩で息をしている。
「まだ元気あるんだ。
何だかんだ言っても感じてるみたいだし。」
開いた股座から勃起したペニスが覗く。
「うるせぇ、とっとと解け!」
男が吠え立てる。
「人に頼み事をする時はお願いしますって言うんだよ。
まだまだ躾が足りないようだね。」
リョウはケラケラ笑うとディルドの根元を掴む。
「なっ、何するん…。」
言い終わるより早く、ディルドを引き抜く。
「ぐおぉぉう!」
リョウにとって、劈く悲鳴は喘ぎ声にしか聞こえない。
「確かハリガタより固い肉棒の方が好きだったよね?」
からかう口調でアナルを舐める。
ぽっかり開いた空洞に舌先を押し込んだ。
「うっ、ああっ…。」
男は苦悶の表情を浮かべながらも、尻を突き出す。
「イケメンでも肛門は臭いんだ。
確かめてみる?」
リョウの発言で、硬直するのが分かる。
「やっ、止めてくれ…よ。」
目尻に涙が浮かぶ。
「馬鹿じゃないの。
学習能力あんの?」
容赦なく言い放つ。
男は真一文字に口を結ぶ。
何が何でも開けないつもりらしい。
「やっぱり馬鹿だ!」
笑い声をあげ、鼻を摘む。
顔がみるみる赤く変色していく。
息苦しさに負けた口が大きく呼吸をする。
開いた瞬間に特大のディルドを突っ込む。
首を振り、藻掻く姿が殊更滑稽だ。
レンズがしっかり男の表情を捉えている事に満足する。
「さて、そろそろフィニッシュにするか。」
リョウは汗を拭うと、閉まり掛けたアナルにマラを突き刺す。
男の荒い呼吸とリョウの腰の振りがシンクロする。
『何だ。嫌だ、嫌だと言いながら興奮してるんだ。』
リョウはひとつ学習した。
ザーメンがアナルから溢れ出す。
二度目の射精でも、十代の性欲は際限がない。
ビデオを受け取ると、帰り支度を始める。
「や、約束を忘れてないか?」
耳元で年配者が囁く。
煩わしいと思うが、仕方ない。
「ねぇ、自分だけ抜いたら悪いから、掘らしてあげようか?」
寝転がってる男に声を掛ける。
満身創痍の身体とは裏腹に、ペニスだけは活気があった。
「何を今更!
とにかく解け!」
ヨロヨロと男は立ち上がる。
「そんなにキャンキャン吠えるなよ。
目隠したまま犯されて、喘いでいたくせに。」
男を挑発する。
「喘いでなんかねぇ!
ふざけんな!」
言葉は威勢がいいが、ペニスからは先走りが垂れていた。
「アハハ、チンコは正直だ。」
態とらしく声に出して笑う。
年配者を男の前に立たせ、尻を突き出させる。
「そんなに欲しげりゃ、掘ってやる!」
男が自棄糞気味に言う。
両手が使えない男は腰を突き出すが、上手く挿入出来ない。
年配者は待ち切れず、己のアナルに亀頭を宛がう。
進行方向が分かり、一気に挿入させる。
視界を奪われながらも、狂乱さながらに刺激を求めた。
口元で指を一本立てると、年配者はこっくりと頷く。
何気なく見ていた交尾だが、いつしかマラに気勢が戻っていた。
慌ててビデオの録画ボタンを押す。
ファインダーの中で足首をロープで括られ、両手の自由を奪われた男が腰を振ってい
た。
黒光りする尻から白濁の液が滴り落ちる。
黒と白のコントラストが美しく淫靡だ。
それは奴隷の交尾を夢想させた。
想定外の産物をプレゼントしてくれた神様に感謝したいくらいだ。
なるべく年配者が入らい様に注意を払う。
だらしない肢体は美しい映像に不要だった。
「何か飲ませてくれ…、飲ませて…下さい。」
迸る汗を拭う事も出来ず、遂に男が懇願する。
「やっと自分の立場が分かったんだ?」
リョウは年配者に帰れと、合図を出す。
温くなったコークを口に含むと、唇から送り込む。
ごくごくと喉を鳴らし、美味そうに飲んでいる。
「うめぇ!こんな興奮したのはゴウさんに調教されて以来だ。」
男が回顧の思いを口にした。
(つづく)
レンズが忍び足で寄ってきた。
「じゃあ、一気に行くよ!」
陽気な声で言うと、足を持ち上げて全体重を預ける。
雄叫びが浜を駆け抜けて行く。
「ふっ、ふざけやがって…。」
男は突っ伏したまま肩で息をしている。
「まだ元気あるんだ。
何だかんだ言っても感じてるみたいだし。」
開いた股座から勃起したペニスが覗く。
「うるせぇ、とっとと解け!」
男が吠え立てる。
「人に頼み事をする時はお願いしますって言うんだよ。
まだまだ躾が足りないようだね。」
リョウはケラケラ笑うとディルドの根元を掴む。
「なっ、何するん…。」
言い終わるより早く、ディルドを引き抜く。
「ぐおぉぉう!」
リョウにとって、劈く悲鳴は喘ぎ声にしか聞こえない。
「確かハリガタより固い肉棒の方が好きだったよね?」
からかう口調でアナルを舐める。
ぽっかり開いた空洞に舌先を押し込んだ。
「うっ、ああっ…。」
男は苦悶の表情を浮かべながらも、尻を突き出す。
「イケメンでも肛門は臭いんだ。
確かめてみる?」
リョウの発言で、硬直するのが分かる。
「やっ、止めてくれ…よ。」
目尻に涙が浮かぶ。
「馬鹿じゃないの。
学習能力あんの?」
容赦なく言い放つ。
男は真一文字に口を結ぶ。
何が何でも開けないつもりらしい。
「やっぱり馬鹿だ!」
笑い声をあげ、鼻を摘む。
顔がみるみる赤く変色していく。
息苦しさに負けた口が大きく呼吸をする。
開いた瞬間に特大のディルドを突っ込む。
首を振り、藻掻く姿が殊更滑稽だ。
レンズがしっかり男の表情を捉えている事に満足する。
「さて、そろそろフィニッシュにするか。」
リョウは汗を拭うと、閉まり掛けたアナルにマラを突き刺す。
男の荒い呼吸とリョウの腰の振りがシンクロする。
『何だ。嫌だ、嫌だと言いながら興奮してるんだ。』
リョウはひとつ学習した。
ザーメンがアナルから溢れ出す。
二度目の射精でも、十代の性欲は際限がない。
ビデオを受け取ると、帰り支度を始める。
「や、約束を忘れてないか?」
耳元で年配者が囁く。
煩わしいと思うが、仕方ない。
「ねぇ、自分だけ抜いたら悪いから、掘らしてあげようか?」
寝転がってる男に声を掛ける。
満身創痍の身体とは裏腹に、ペニスだけは活気があった。
「何を今更!
とにかく解け!」
ヨロヨロと男は立ち上がる。
「そんなにキャンキャン吠えるなよ。
目隠したまま犯されて、喘いでいたくせに。」
男を挑発する。
「喘いでなんかねぇ!
ふざけんな!」
言葉は威勢がいいが、ペニスからは先走りが垂れていた。
「アハハ、チンコは正直だ。」
態とらしく声に出して笑う。
年配者を男の前に立たせ、尻を突き出させる。
「そんなに欲しげりゃ、掘ってやる!」
男が自棄糞気味に言う。
両手が使えない男は腰を突き出すが、上手く挿入出来ない。
年配者は待ち切れず、己のアナルに亀頭を宛がう。
進行方向が分かり、一気に挿入させる。
視界を奪われながらも、狂乱さながらに刺激を求めた。
口元で指を一本立てると、年配者はこっくりと頷く。
何気なく見ていた交尾だが、いつしかマラに気勢が戻っていた。
慌ててビデオの録画ボタンを押す。
ファインダーの中で足首をロープで括られ、両手の自由を奪われた男が腰を振ってい
た。
黒光りする尻から白濁の液が滴り落ちる。
黒と白のコントラストが美しく淫靡だ。
それは奴隷の交尾を夢想させた。
想定外の産物をプレゼントしてくれた神様に感謝したいくらいだ。
なるべく年配者が入らい様に注意を払う。
だらしない肢体は美しい映像に不要だった。
「何か飲ませてくれ…、飲ませて…下さい。」
迸る汗を拭う事も出来ず、遂に男が懇願する。
「やっと自分の立場が分かったんだ?」
リョウは年配者に帰れと、合図を出す。
温くなったコークを口に含むと、唇から送り込む。
ごくごくと喉を鳴らし、美味そうに飲んでいる。
「うめぇ!こんな興奮したのはゴウさんに調教されて以来だ。」
男が回顧の思いを口にした。
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