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Chapter1(シオン編)
Chapter1-④【君に夢中 -FUNNY GIRL-】
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「私、こう見えても料理得意なんです。
迷惑でなければ、シオンさんに食べてもらいたくて。」
陽子の言った『料理』に主任が反応した。
それまでパソコンに向いて視線を徐に上げる。
そして怒りの表情を隠す事なく向けてきた。
『迷惑なんだけど。』
その言葉を飲み込む。
流れからいって、陽子の家に招待されている。
そこにはツグムがいる筈だ。
加えて主任を出し抜く誘惑にも駈られた。
「だったら陽子さんの手料理を食べてみようかな。」
態と『手料理』を強調して言う。
主任の手がマウスを離し、脇の書類に移動した。
今朝、提出した資料だ。
八つ当たりに難癖を付けてくる気だ。
「なら一階のカフェで待ってる。」
身を翻すと、一気にオフィスの自動ドアを目指す。
主任が口を開く前に歩みを早める。
「交通費精算したら、直ぐに降ります。」
追ってきたのは陽子の声だった。
「もう直ぐお兄ちゃんも戻ってくるから、そこで寛いでいて下さい。」
陽子はコートを脱ぐと、キッチンの前に立つ。
間取りは2DKだろうか。
キッチンといってもダイニングとの仕切りはない。
そこに二人掛けのテーブルが置いてあった。
背凭れにコートを掛け、椅子に座る。
「私が越してくるまで、テーブルもなかったのよ。
直に座って食べるなんて、信じられます?」
「でもこれ二人用では?」
「大丈夫。お兄ちゃんにはそれに座ってもらうから。」
エプロンをした陽子が壁を指差す。
そこには折り畳みの椅子が立て掛けてあった。
「只今。お前、本当にいたのか。
まさかお前達、付き合ってるのか?」
ドアからツグムの顔が覗く。
「おかえり。寒いから、直ぐ閉めてよ。」
陽子は否定せず、調理を続ける。
「じゃあ、ちょっくら着替えてくるわ。」
ツグムは開いたままの部屋に入って行った。
「おい、オリオン出せ、オリオン。」
ボクサーパンツ姿のツグムが出てきた。
「ちょっとお兄ちゃん、お客様いるんだから、服くらい着てよ。」
膨れっ面の陽子が言う。
「気にすんな。どうせこいつはジムで俺の裸見てるんだ。
今更だよな?」
「ええ、まあ…、兎に角、気にしないで下さい。
急にお邪魔した訳で…。」
しどろもどろで答える。
「だろ、お前を脱いでもいいんだぜ。
そんなネクタイ取っちまえ。」
「ちょっとお兄ちゃん、いい加減にして!」
陽子が右手に持ったお玉を振り上げた。
「おおっ、怖ぇ。
お前も狂暴な女には気を付けろよ。」
耳元でツグムが囁く。
だが視線はその股間に行ってしまう。
ぴったりしたパンツに竿が盛り上がっている。
その先端が膨らんだ。
驚いて視線を上げる。
ギラギラした眼差しと搗ち合い、慌てて視線を外す。
背中を見せた陽子は料理に集中していた。
「やっぱりビールはオリオンだ。
旨いだろ?」
そう言われても、ビールの違い等分からない。
「ええ…。」
もっと気の効いた返事はないのかと、我ながら呆れる。
「何、作ってんだ?」
ツグムが陽子の背中に声を掛ける。
同時にシオンの手を掴んだ。
その手を自分の股間に引き寄せた。
湿ったパンツの中で生息する一物に触れ、息が止まる。
「今日は寒いから、おでんにしたの。
シオンさんは沖縄風おでん食べた事ある?」
「あっ、いや、沖縄風って、何処が違うのかな?」
指先に力を込める。
弾力のある竿が固くなっていく。
(つづく)
迷惑でなければ、シオンさんに食べてもらいたくて。」
陽子の言った『料理』に主任が反応した。
それまでパソコンに向いて視線を徐に上げる。
そして怒りの表情を隠す事なく向けてきた。
『迷惑なんだけど。』
その言葉を飲み込む。
流れからいって、陽子の家に招待されている。
そこにはツグムがいる筈だ。
加えて主任を出し抜く誘惑にも駈られた。
「だったら陽子さんの手料理を食べてみようかな。」
態と『手料理』を強調して言う。
主任の手がマウスを離し、脇の書類に移動した。
今朝、提出した資料だ。
八つ当たりに難癖を付けてくる気だ。
「なら一階のカフェで待ってる。」
身を翻すと、一気にオフィスの自動ドアを目指す。
主任が口を開く前に歩みを早める。
「交通費精算したら、直ぐに降ります。」
追ってきたのは陽子の声だった。
「もう直ぐお兄ちゃんも戻ってくるから、そこで寛いでいて下さい。」
陽子はコートを脱ぐと、キッチンの前に立つ。
間取りは2DKだろうか。
キッチンといってもダイニングとの仕切りはない。
そこに二人掛けのテーブルが置いてあった。
背凭れにコートを掛け、椅子に座る。
「私が越してくるまで、テーブルもなかったのよ。
直に座って食べるなんて、信じられます?」
「でもこれ二人用では?」
「大丈夫。お兄ちゃんにはそれに座ってもらうから。」
エプロンをした陽子が壁を指差す。
そこには折り畳みの椅子が立て掛けてあった。
「只今。お前、本当にいたのか。
まさかお前達、付き合ってるのか?」
ドアからツグムの顔が覗く。
「おかえり。寒いから、直ぐ閉めてよ。」
陽子は否定せず、調理を続ける。
「じゃあ、ちょっくら着替えてくるわ。」
ツグムは開いたままの部屋に入って行った。
「おい、オリオン出せ、オリオン。」
ボクサーパンツ姿のツグムが出てきた。
「ちょっとお兄ちゃん、お客様いるんだから、服くらい着てよ。」
膨れっ面の陽子が言う。
「気にすんな。どうせこいつはジムで俺の裸見てるんだ。
今更だよな?」
「ええ、まあ…、兎に角、気にしないで下さい。
急にお邪魔した訳で…。」
しどろもどろで答える。
「だろ、お前を脱いでもいいんだぜ。
そんなネクタイ取っちまえ。」
「ちょっとお兄ちゃん、いい加減にして!」
陽子が右手に持ったお玉を振り上げた。
「おおっ、怖ぇ。
お前も狂暴な女には気を付けろよ。」
耳元でツグムが囁く。
だが視線はその股間に行ってしまう。
ぴったりしたパンツに竿が盛り上がっている。
その先端が膨らんだ。
驚いて視線を上げる。
ギラギラした眼差しと搗ち合い、慌てて視線を外す。
背中を見せた陽子は料理に集中していた。
「やっぱりビールはオリオンだ。
旨いだろ?」
そう言われても、ビールの違い等分からない。
「ええ…。」
もっと気の効いた返事はないのかと、我ながら呆れる。
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ツグムが陽子の背中に声を掛ける。
同時にシオンの手を掴んだ。
その手を自分の股間に引き寄せた。
湿ったパンツの中で生息する一物に触れ、息が止まる。
「今日は寒いから、おでんにしたの。
シオンさんは沖縄風おでん食べた事ある?」
「あっ、いや、沖縄風って、何処が違うのかな?」
指先に力を込める。
弾力のある竿が固くなっていく。
(つづく)
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